見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

2023大須観音の旧文庫

2023-07-25 22:10:44 | 行ったもの(美術館・見仏)

 昨日(月曜)は朝から名古屋で仕事だったので、日曜から前乗りして、少しだけ遊んできた。徳川美術館と愛知県美術館を参観して、そのあと、初めて大須観音(真福寺宝生院)を訪ねた。2013年1月に名古屋市博の『古事記1300年 大須観音展』を見て以来の念願を、10年越しで実現したことになる。

 多少リサーチしてきたので、まわりが古着屋・メイド喫茶・昼呑み・名古屋めしなど、何でもありの商店街なのは驚かなかった。仁王門をくぐって、石段の上にあるのが、本尊・聖観音をお奉りする本堂で、南面している。

 本堂の裏手(東側)の1階に寺務所があるので、ご朱印をいただきに寄った。右(東)の瓦屋根の建物は、大須観音の「境内見取図」によれば、庫裏と客殿。そして庫裏の北側、東北の隅に「旧文庫」があるらしいのだが、ここからは見えない。ご朱印を書いていただいた女性の方に地図を見せて「この旧文庫は、外観だけでも見ることはできないでしょうか?」と聞いてみたが、急に厳しい表情になって「だめです。できません」と言われてしまった。

 表に戻ると、庫裏・事務所の入口には、ちゃんと案内板も立っているのだが…。

 あきらめ切れないので、境内のまわりをぐるりと歩いてみた。マンションや店舗がびっしり立ち並んでいるが、東側の通りには駐車場があって、ちらりと旧文庫らしい建物の屋根が見えるところがあった。

 北側にも駐車場が。繫茂する緑の植物越しに見えた白い壁は旧文庫だろうか(興奮し過ぎて、車止めにつまずいて転んでしまった…人通りがなかったのが幸い)。

 

 大須文庫、まれに展示会をすることもあるのだな。しかし見つけたのは、どちらも「1日限定」で、東京から駆けつけるのは相当難しいけれど。

「現存最古の古事記、里帰り 名古屋・大須観音で限定公開」(産経新聞 2023/3/5)

「大須文庫 貴重な蔵書公開」(朝日新聞 2018/3/28)

 このあと、久しぶりに熱田神宮にも参拝してきたが、せっかく大須観音に行ったのだから、七寺(ななつでら、長福寺)にも寄ればよかった。また次回!

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