今年の桜は開花が例年よりも遅かったようですが京都も同様で、開花が宣言されて数日で散ってしまったようです。 これは観光客をその時期の最高の場所に案内しているタクシーの運転手さんから聞いたものです。 紅葉の時期よりも桜の時期は短いし、最高の時期に訪れることは、とても難しいですね。
そんな事で、この時期ここなら間違いないと思った、京都きってのキリシマツツジの名所『長岡天満宮』を訪ねてみました。 門前の八条が池の中堤に植えられた樹齢約130年のキリシマツツジが深紅の花を咲かせていました。 訪問は4月28日でまだ蕾も見られましたので、ゴールデンウィ-クの頃が素晴らしいと感じました。
次は、四季折々の花が咲く花の名所として有名な『梅宮大社』を訪問しました。 花以外には「日本第一酒造の祖神」・「子授け安産の神」・「学業、音楽、芸能の神」として信仰されている神社でもあるとの事です。
本殿の裏側に広がる池泉回遊式庭園の神苑は入口より菖蒲、かきつばた、つつじが咲耶池と参集殿の回りに見られ、八重桜、紫陽花、椿、梅等沢山の花を観賞する事が出来ました。
次に、修学旅行の定番先の1つである金閣寺に寄りました。 この日は真夏の陽気となり、タクシーの運転手さんから丁寧に「水を持って歩いて下さいね」と忠告を頂きました。 お釈迦様の骨をまつった舎利殿「金閣」が特に有名なため、金閣寺と呼ばれていますが、正しくは『鹿苑寺』と言い、臨済宗相国寺派の禅寺です。 (1994年、世界文化遺産に登録されました。)
二条通りの高瀬川沿いを散策し、高瀬舟を見学。 川の西方の掘割を一之船入と言うようです。 高瀬川は慶長16年(1611)頃、角倉了以が開いた運河で、ここを通行する高瀬舟の荷物の上げ下ろしをする船溜所を船入と言った。 角倉了以は保津峡の開発等、数々の土木工事を成功させており、京都の中心部に物資を運び入れるため、この川を開いたもので、この辺りを起点として鴨川の水を取り入れ鴨川に並行して十条まで南下し、更に鴨川を横断して伏見に通していた。 底が平たく舷側の高い高瀬舟が盛時には百数十隻が上下し、大阪などの物資を運び入れていたようです。
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