5月を迎えると、京の町は京都三大祭の一つ『葵祭』の季節の到来です。 午前中の爽やかな時に糺(ただす)の森を歩こうと下鴨神社に向かった。
山科を出発し国道1号に出たが、早くも車の量が多く、東山隧道に向け勢い良く駆け上がっていた。 このまま進むと東山五条の交差点が込み合っていると思い、東山隧道を出てから東山ドライブウェイに入り三条通りへ抜けることにした。
今日も天気は最高で、日中30℃を超えそうである。 雲も無いので、途中にある将軍塚に寄って見た。東山の高台で京都市街が一望できる。 京都市街を俯瞰出来るので、街の形が理解し易い。 中段の右手に見える塔が京都駅前にある京都タワー、左手に見える五重塔が東寺の五重塔です。見にくいですが、分かりますか?
その後、鴨川を北上し、大原方面から流れる高野川と上賀茂神社の方から流れる賀茂川の合流点近くにある下鴨神社を訪問した。 正式には『賀茂御祖神社』(かもみおやじんじゃ)と呼ぶようです。 京都は鴨川を中心に町づくりがなされており、鴨川の下流に祀られているお社と言うところから「下鴨さん」とか「下鴨神社」と親しく呼ばれているとの事です。 鮮やかな朱塗りの門は桜門です。
10時前に到着。 清々しい空気の中の『糺の森』を散策しようと、沢山の参拝者であふれていた。 平安京以前の原生林の植生を伝える貴重な自然林で、本殿2棟(国宝)と社殿53棟(重要文化財)を含め、平成6年に世界文化遺産に指定されました。
下鴨神社の御神紋は「双葉葵」という植物で、御守などに様々なところに使われています。 昔は「あふひ」と書かれ「あふ」は「会う」、「ひ」は神様のお力を示す言葉で、神様の大きな力に出会う植物が「あふひ=葵」であると伝えられています。
境内の東側に御手洗社とみたらし池があり、夏の土用になると清水に足をひたし無病息災を祈る。 池から湧く水あわを形どったのが、みたらし団子の名となったようです。
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