結果的には軽井沢の自然散策という形になってしまいましたが、本来は上州側から見ると浅間山を隠してしまうことから名付けられた『浅間隠山』(1,756m)[あさまかくしやま]への登山でありました。 天気予報の通り、怪しい天気でありましたが、実施を決定。 20名の方が参加されました。
関越自動車道の高崎ICを9時20分に出て、県道27号から国道406号を進み、倉渕町権田から県道54号で登山口である「二度上峠」に向かいました。 標高は1,300mを越え、辺りはガスにおおわれ、これでは折角山頂を踏んでも浅間山や360度の大パノラマを楽しむ事はできず、全員の意見で軽井沢へ降りる事に決定。
旧草軽電鉄北軽井沢駅舎近くのコンビニに11時15分到着。 ここで昼食を済ませ、12時から北軽井沢自然散策コースに入り、1時間半 落ち葉を踏んで来ました。
ここから「山村 暮鳥」(群馬県生まれ)の作品“風は草木にささやいた”の詩と共に絵をご覧ください。
なんであんなにいそぐのだらう
どこまでゆかうとするのだらう どこで此の道がつきるのだらう
此の生の一本みちが どこかでつきたら 人間はそこで どうなるだらう
おお此の道は どこまでも人間とともにつきないのではないか
谷間をながれる泉のやうに
自分は いまこそ言はう 人生は のろさにあれ
のろのろと蝸牛のやうであれ そしてやすまず
一生に二度と通らぬみちなのだからつつしんで
自分は行かうと思うと
散策の後は白糸の滝と軽井沢アウトレットに立ち寄り、16時半軽井沢を後にしました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます