ツツジ の競演が見られる群馬県の山を歩いて来ました。
関東平野の北に緩やかな裾野を広げる《赤城山》は榛名山、妙義山と共に『上毛三山』の一つに数えられています。
二重式火山の赤城山は中央のカルデラ湖:大沼(おの)の周りに黒檜(くろび)山、駒ヶ岳、長七郎山、荒山、鈴ヶ岳などの山を連ねており、赤城山というピークは無く、これらの山全体を総称して《赤城山》と呼ぶようです。
中央火口丘の地蔵岳には一等三角点が設置されています。 赤城山全体の標高 1400m前後の一帯には群馬県花であるレンゲツツジの大群落が例年は6月に入って満開となるようですが、今年は早くて5月中旬には燃える様なレンゲツツジが見られました。
関越自動車道の赤城インターから ❝空っ風 街道❞ を南東に進み、県道4号線(前橋赤城線)で赤城山を目指し姫百合駐車場に7時 15分到着。
15分で準備を済ませ、7時半出発。 到着時は曇天で、徐々に天候回復を期待した。
登り始めは木製階段の登山道を進む。
登り始めて 40分、体が 温まって来たところ何となく爽やかな 空気を感じ、周りを見たら荒山風穴と書かれた標示板があった。通過、8時 10分。
岩と岩の間から冷気が噴き出しているのである。 火山の山であり、安山岩からなる溶岩や集塊岩、凝灰角礫岩などが見られ、その岩の上にツツジや松が根を張り盆栽のように格好良いものが見られた。
歩きながら、どうしてもツツジに目が行ってしまうが、違う花が見られるのも嬉しい。 黄白色の花であるツクバネウツギ。
荒山風穴を過ぎたら岩の多い登山道になった。
姫百合駐車場から歩き出して 50分の8時 20分に荒山高原に着いた。 10分の小休止。
荒山高原は荒山(標高 1572m)と鍋割山(標高 1332m)をつなぐ平坦地で、付近一帯に朱色のヤマツツジが咲き誇っていました。
沢山のヤマツツジに迎えられながら荒山を目指す。
登山道脇にはツツジは勿論、岩、松、コケなどの素晴らしいコラボが見られた。
振り返ると、これから向かう鍋割山の尾根にガスが出て来た。
標高を上げて行くとゴヨウツツジ(別名:シロヤシオ)やトウゴクミツバツツジが徐々に顔を出して来た。
空の色が今一冴えないので、花による色添えは励みになります。
花に癒されながら歩いて来たが、山頂直下になったら大きな岩の間を縫うように登山道が進み、ぶつけたり滑ったりしないよう慎重に登った。
樹林帯の中で展望は無いが、広くて大きな石祠のある荒山 (標高 1572m)山頂に着いた。 9時 25分。
山頂を一帯を歩いてみたが、展望は無いし汗が冷えて来るので、5分ほどの小休止を取り9時半、次を目指した。
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