素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲七面山から裏参道を下る▲

2016年03月22日 | 日本二百名山

6時、御来光を拝み、本堂へ差し込む様子も確認でき感動いたしました。                        6時40分宿坊「敬慎院」に戻り、お寺の質素な朝食を頂き、7時10分 沢山の僧侶さんに見送られ七面山(1,989m)に向かいました。

法華経の聖地として名高い七面山は、南アルプスをめぐる山々のひとつで山梨県南巨摩郡にある山岳信仰の対象となった自然の美しい山です。

頂上付近の南東側には、身延山「久遠寺」境内からも見ることのできる大崩崖があり、

                                                     そのことから日蓮大聖人は「なないた(七面)がれのたけ」とも言い表しています。

標高1,700mにある敬慎院から七面山に向けては、ほぼ雪山状態で山頂付近の急登箇所は下部の雪が凍結し非常に滑り易く、安全を期し皆さんにアイゼンを装着して頂いた。

                                                  七面山登頂(8:25~8:40)山頂は広いが木々に囲まれ展望は良くなかったが、上空は雲1つない青空でとても気持ち良かった。

登路を戻り、随身門通過、9時15分。                            再び敬慎院により(9:20~9:30)僧侶の皆さんに挨拶してから下山路である裏参道に進んだ。                                       私達の姿が見えなくなるまで、院の外で見送って下さり恐縮致しました。      大変、お世話になりました。

                                                   一之池は本社正面右側に続く回廊をくぐりますと、高山には珍しい大きな池が見渡せます。                                       その昔、日朗上人が登山して この池のほとりに立ったところ、池に七面大明神が龍の姿で現れたと伝えられています。

下山路に取り付いてから山頂での青空が嘘のように消え去り、ガスの中に入ったうえ雪道のため非常に寒かった。

                                               二の池通過、9時40分。                            一の池に比べると規模は小さくツガやカラマツなどの木々がそびえ立ち、霧草が垂れ下がり薄暗く怖い感じがした。

奥之院到着、9時50分。

                                               鳥居の手前には大きな影(よう)ごう石が鎮座していた。                     しめ縄をはった巨大な石で、この石の所に七面大明神が現れたと伝えられています。

                                                   石の周りを7度 唱題しながら回ると御利益があると言われています。

明浄坊(30丁目)着10時半。 もう営業はしてなく、トイレ休憩のみで通過。             安住坊着11時15分。

                                               ここも営業はしていなかったが、日朗上人のお手植えといわれる大きな栃の木(山梨県指定天然記念物)があり見学を兼ね小休止。

以後も丁目石を数えながらきつい斜度を慎重に下った。 裏参道の最後の赤い鳥居を13時通過。

                                                      ここまで来たら気持ち良い快晴となっていた。

                                                  神通坊の本堂に礼拝し、 全員無事、角瀬地区に下山した。

                                                       1989mの七面山山頂から一気に下ったので、膝が笑い出す人もいたが、七面大明神のお力を頂き、皆さん表参道から裏参道への周回コースを完歩されました。          お疲れ様でした。

 

 


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