五月に入り、早速ゴールデンウィーク。休み?まあ、4日と5日は休めそうですが…。
お友達はテレビと酒。数日前、妙に時間が空いたときに見た映画は「剱岳・展の記」。以前からWOWOWがキャンペーンを張って、PVを流していたし、新田次郎の原作を木村大作監督がメガホンを取った、日本アカデミー賞作品。
最近、邦画づいている?いやー、やっぱり山を題材にした映画ということで、石塚真ちゃんの「岳・みんなの山」の映画化が気になったし、撮影日数200日、巨費(いくらかは分からない)が投じられということで、期待しましたよ。
ただ、ハラハラ、ドキドキ、感動のシーンというのはあまりなかったかに思える。淡々と物語が進んでしまった。それでも、浅野忠信、香川照之、仲村トオルのキャスト陣は、それぞれに実にいい味をだしていましたねー。
特に、香川照之は山の案内人役。汚い恰好で、大きな荷物を背負い、山々を駆け巡る。どこかで見たようなシーン。あなたには、そういう役が似合っているのでしょうね、弥太郎さん!
弥太郎こと香川照之、実は市川猿之助と浜木綿子の間に生まれた血統書付きの俳優。日本アカデミー賞の優秀助演男優賞を連続して受賞し、今回「剱岳・点の記」で最優秀助演男優賞に輝く。演技派の俳優として、名を馳せていたんですね。
さあ、「岳」はどうなるでしょう。小栗旬と長澤まさみですからねー。来年の公開を期待しましょう!