
身分社会で大商人の妨害に苦戦していたリカルドは目立たす面倒事に巻き込まれないことを第一にしており、予言の巫女との予期せぬ対面もそつなく無難にこなしたつもりだったのだが、その彼との会話が焦燥感にかられた孤独な王女には何よりの福音だったのだ。
気がつけば、王女の予言騒ぎに巻き込まれていたリカルド。しかし、彼は転生者であり、前世での経済学部生としての知識を持っていた。
「もっともらしさは問題じゃない。仮説の成否を検証できるデータをどう取るかが重要だ」
科学的思考法を武器に、あやふやな予言を1つ1つ検証して不明点を潰していく異世界ファンタジー。
確かに内容通りではあるけれど、タイトルがなんか堅苦しくて損してます。予言された災厄に立ち向かう英雄譚であり、学園ラブコメであり、競争相手を蹴落としながら成長していく経済小説であり、セントラルガーデンの仲間たちと困難に立ち向かう冒険小説です。
そして、あくまでリカルドが最後まで自分では戦わない、戦えない、武器も魔法も使えないというあたりが見所です。このドラゴンが跋扈する世界で、隣国の帝国の動きが予期できない中、徒手空拳の主人公が、いかに戦い、生き残り、成り上がっていくかの物語なのです。
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