
湊善美はそう反論した。
論点のすり替えのような気もするけれど、結果オーライ。
湊康太郎は東城大学を目指す浪人生。図書館へ向かうバスの中で見知らぬ幼女に「パパ!」と呼ばれるが、当然身に覚えはない。その幼女、ちっとの母親は思いもよらぬ若い少女だったがまだ16歳、高校2年生の皆川きっこは、ちっとは自分の本当の娘だと言い切った……。
最近ウェブ小説でときおり見かける、「見知らぬ幼女にやけに慕われてしまったけど、その姉がすごく美少女だった」パターンのいちばん古い記憶です。「mimi」掲載の連作短編4編。完結編だけは別のコミック『男と女の曲がり角』に併録されてました。
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