料亭稲穂の角館物語

安全無添加食材の角館懐石「料亭稲穂」

早春の色々 ばっけが芽吹き始めました(ふきのとう)

2008-03-16 14:27:38 | 角館の四季
みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今日のお天気は曇り時々晴れ
最高気温は8度 最低気温は2度
今日から地元新聞に積雪量が掲載されておりません
でもまだ所々に雪の大きな塊があります

日当たりの良い所は 雪が融けて
ホコッと「ばっけ」がでてき始めました

我が家のばあちゃんは春探しの名人です
角館の中で日当たりがよく
1番咲きに「ばっけ」が出る所を知っています
そこで採って来たばっけの写真をアップしました。

本来は雪解け場所に咲いている「ばっけ」の写真を出したかったの
ですが、残念ながら採って来た「ばっけ」です
でもハウスで作られた物と違い、とっても良いかほりです

「ばっけ」と同様に春を感じる角館弁
いくつかあげてみました。意味が分かりますか?

①のごぐなったばまんずねぶてごど
②きゃどぽんぽんじぐなってきた
③ゆさんこさいってかどかやぎそが?

標準語訳

①暖かくなって、大変眠いですね(眠気がさしますね)
②道路が乾いてきましたね(雪が消えて)
③外へお弁当開きに行き、鰊(にしん)鍋でもしましょうか?
 鰊はこの辺では春告げ魚です
 その鰊の鍋の中には必ずと言って、ひろっこ(ノビルの新芽)を
 入れて鍋料理にします。それがこの辺の春料理なのです
昔は大きなホタテの貝がらを鍋代わりにしたのでかやぎっこ(貝焼き)と
言いましたが、今は大きな貝がらがないのでこのような形で
召し上がっていただくのは至難です。



まだまだ面白い秋田弁がたくさんありますので
これからどしどしご紹介していきます

以上 自称正しい秋田弁を話す会 
   角館支部長 料亭 稲穂 女将後藤でした
コメント (11)
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