日々好日

さて今日のニュースは

参院予算委員会での攻防

2009-11-07 09:12:12 | Weblog
先日までの衆院予算委員会での討議は何となく歯切れの悪い思いが残りました。
今回は舞台を参院予算委員会に移し、与野党激突の国会質疑が始まりました。

此処でも鳩山首相の偽装献金問題を巡る政治責任について追求がなされたが、
首相は司法判断を待ちたい。政権交代を託されたのでその責任を全うしたいと
政権担当への意欲を見せました。

米軍普天間基地移転問題はオバマ大統領訪日までに結論を出す積もりはない事。
国の予算案が決まる年末までには必ず結論を出すとの方針を明らかにしました。

またアフガン支援には自衛隊や自衛官を派遣する意図の無い事を強調しました。

自民党は先の政権の年金担当大臣だった桝添議員や外務大臣経験の川口議員等の
プロを投入して医療問題特にインフルエンザワクチンについて桝添議員が厳しく
追求した。

また川口議員は来年1月で打ち切られるインド洋給油活動の代替えの対テロ対策に
ついて追求しました。具体的答弁は得られませんでした。

建設省河川工事のプロ森議員は八ツ場ダム問題を主点に専門用語で前原国交相を
問い詰めたが、政権交代で税金の使途を根本的に変えて行くと交わされました。

相対的に自民党がプロを投入し万全の体制で責め立てたが、攻め手に欠き致命的
ダメージには至らなかった様です。

これは国民には、今までの自民、民主が攻守逆転しただけで、全く同じ様な展開に
映り、ウンザリする様な国会論争です。

あと5日すればオバマ米国大統領が訪日しますが、閣僚がバラバラの発言をして
党内もどうやら「おかしな具合」になった民主党政権は一体どう対処するのか?

対応を間違えると国の存亡に関わる大きな問題を引き起こし兼ねない状況です。
国益のため矢張り民主党のためではなく日本国として対処して頂きたいものです。