アベノミクス効果を地方まで浸透させ来春の地方統一選に結びたいと安倍政権は地方創生
と言う政策を打ち出し、担当大臣まで登用する気の入れ様です。
是まで地方分権は根強い官僚の壁に遮られ一向に進みませんでした。
そこで地方重視の政策を打ち出した安倍政権は、内閣府が自治体に対し提言の募集を始めた。
是は地方が國に対し、権限の移譲や規制緩和を提案させ、地方分権に役立たせたいと言う事で
始まった政策です。
安倍政権は12月全閣僚で作る「地方分権改革推進本部」で最終的採否を決める意向。
安倍政権が見せる地方重視の姿勢を広くアッピールする良い機会です。
内閣府の募集に自治体・知事会等126団体から953件が提案されました。
知事会や各都道府県からも内閣府・国交省・経産省・農水省・法務省・財務相・厚労省・総務省
等へ様々な提案が出されました。
災害派遣要請を市町村長へ拡大する事・ハローワクの件・都市計画の件・保育問題・仮設住宅
の件等が出されたがその殆ど8割は対応不可と見られて居るとか。
是は全て省益優先の官僚が改革を阻んで居ると見られます。
官僚が納得し動かないと政策は実施されない仕組みになって居るので、官僚がまず納得しないと
いくら提案されても実現は難しいですね。
これまで官僚天国をどうにかしょうと様々な試みがなされたが何れも失敗現在に至っています。
相変わらず天くだりは形を変えて堂々と行われ官僚天国を盤石なものにしています。
なにせ国益より省益優先の官僚ですから始末に負えませんね。
叩きすぎると国政が麻痺します。
前の民主党政権時代にイヤと言うほど思い知らされました。
今回の地方創生のパフォーマンスは何所まで真剣度があるのだろうかね?