日本の高度経済成長期に建造された、道路、橋梁・水道・電力網等のインフラが、半世紀
経った現在、老朽化が目立ちアチコチで事故が発生してきました。
日本のインフラのうち、7割は老朽化しその更新には國の何年分もの国家予算を要すると言う
大きなな額になると言われていますね。
それは不可能なのでまずは一番緊急度の高いものから順次手がけて居るが、中には間に
合わず、大きな事故を招くと言う事態も起きて居るようです。
処で老朽化が問題にされる水道事業は、殆ど地方自治体が運営していますね。
此方でも老朽化に依る水道事故が大きな問題となって居る。
殆どの自治体が、水道管を敷設して半世紀近く経過し、水道管はボロボロ漏水が激しく
配水能力が落ちて居る。
それに地方自治体は住民が都会に流出し人口減が進み水道収益は落ちて来ます。
そんな中の水道事故は大きい。
先日京都山科区で起きた水道事故は老朽化した水道管取り替え中誤って水道管に穴を開けて
水道水がマンションより高く25メートルも吹き上がり道路を水浸ししてしまったらしい。
こんな事は日本中アチコチで日常茶飯事に起きて居ると言う。
老朽化した水道管は早めに取り替える事に超した事はないがなにせ家計が苦しい自治体の事
そんなに急にはできません。
國から某かの補助がされるのでしょうが間に合いません。
そこで利用者負担となって各地で水道料の値上げが行われて居るという。
一番甚だしい例として、水の都と称していた国立公園雲仙の麓にある島原市ではこの程34・5%
もの水道料の値上げがこの4月に行われと言う。
大変な値上げですね。
ただ水の都と言う事で是までの水道代が安過ぎたと言う説もあります。
日本人は水と空気はタダと言う観念が仲々抜けませんね。
湯水の様に使うと言う言葉がある様に水は無限にあると言う考え方ですね。
しかし今は水資源は貴重な存在となってきましたね。
水なくては生きて行けないとさえ言われます。
少々の水道料の値上げは我慢すべき事なんでしょうね。