シリア・イラクで勢力拡大し益々凶暴化する過激派テロ集団「イスラム国」に対する対策を
協議する国際会議が開催されました。
是は米国人ジャーナリスト等二人の凄惨な斬首シーンをネット公開し更に三人目の
人道支援団体職員の英国人の斬首画像を公開した事で益々凶暴化するイスラム国」を
何とかしようと世界が動き出した事による。
米国はイスラム国を直接叩くシリア空爆を主張したが、シリアと密接な関係にあるロシア
は是に反対した。
他の中近東の国々も今回のイスラム国の斬首画像には相当ショックを受けて居る様で
シリア攻撃に協力申し出が数ケ国出たと言う。
米軍も地上部隊派遣には踏み切れないが、何としてもシリア空爆は実施したい処ですが
ロシアの反対にあっては詮方なしです。
それにしても私も斬首シーン見せて貰ったが余りにも凄惨過ぎて目視出来ない程でした。
憎しみの対象に何の関連もない人を私刑するとは全く呆れてものが言えない。
自分たちは正当な事を遣って居ると思って居るのでしょう。
幾ら英国がイラクやクルト人にイスラム国を崩壊させる武器を貸与したからと何等関係の
ないNGO職員を斬首する理由にはならないでしょう。
もはや常識の通らない団体には力で対抗せざるを得ません。
で国際会議が出した結論は、テロ集団イスラム国はイラクだけでなく国際社会全ての猛威
として、イラクへの武器供給・人道支援・資金提供する事を合意しました。
イスラム国は3万人のゲリラ集団と見られて居るが、さらに現政権に不満を持つフセイン
前政権の残党・ジーハード主義・原理主義派等で構成され益々拡大して居るとか。
何れにしても放置出来ない状況になりこの際根絶やしがベストと言われて居るが・・・
処で我が国は人道支援で国際機関を通じて1000万ドル邦貨換算で11億円を上回る
資金を新たに醵出する方針を決めた模様。
日本は是までイスラム国から逃げて来た避難民支援で780万ドルの緊急無償資金協力
を実施しているが、軍事面での協力が出来ないので今回もカネで済ます事になる。
しかし何時もの事ですが、余り感謝されない損な役回りですね。