敬老の日を前に総務省は2014年65歳以上の高齢者数等を発表しました。
今年は団塊の世代の人111万人が高齢者入りして3296万人との事。
総人口に占める割合は25・9%でほぼ4人に一人は65歳以上の高齢者と言う計算。
後期高齢者と言われる75歳以上は1590万人で全人口の12・5%で8人に一人は
75歳の後期高齢者となります。
今後高齢化は進み21年後の2035年には65歳以上の高齢者が3人に一人。
75歳以上の後期高齢者が5人に一人と予測されるとか。
65歳以上男女の構成は男1421万人で男性人口の23・0%も占めています。
女1875万人で、こちらも女性人口の28・7%を占め婆さん優勢です。
年齢別では70歳以上が2383万人で全人口の18・7%。
80歳以上が964万人で全人口の7・6%です。
いまや100歳以上の長寿者が全国には1万人以上居る長寿国日本です。
高齢者が増えると心配されるのが労働力問題です。
日本は15歳から59歳までの労働力は6000~7000万人で人口の半数と推定される。
是が高齢化が進み20年後は5000万人前後と推定されるとか。
そのため現在は女性の能力の活用とか退職した高齢者の復帰等が奨励されて居ます。
又外国人労働者の受け容れで規制緩和をおこなって居ます。
現在65歳以上で職について居るのは636万人で過去最高で全就業者の10・1%を占めて
居るとの事です。
この内203万人はアルバイトや嘱託の非正規雇用との事。
65歳以上の就業率は20・1%で主要8ケ国ではもっとも高いらしい。
日本は益々高齢化社会になって行きますが、懸念されるのは老害です。
過去の経験を重んじる余り膠着して発展性がない。
若者は思慮判別の甘さで暴走するところもあるが思わぬ改革で急激に発展する事もある。
それを巧く梶取って行くのが経験を積んだ高齢者の役目かも知れません。
この頃は若者の先を行く高齢者も出てきて若者もうかうか出来なくなって来たようですね。
そう言う事を考えるのが、今日の「老人の日」かも知れませんね。