地方で食い詰めて人口が都市部へ流出する傾向が止まらなくなりました。
是では益々地方は疲弊し都市も人口集中で行政運営面でも支障が出て来始めた。
政府も大都市偏重から地方を何とかしようと地方創生政策に乗り出した様だ。
地方の人口減少を食い止めようと総務省は2015年度に地方中枢拠点都市圏構想
本格化する意向との事。
この構想は人口20万以上の拠点都市と周辺市町村が協力して雇用・生活環境の整った
都市圏を作る構想です。
雇用や生活環境整備で若者達の都会流出を防止しようと言う趣旨です。
これは地方創生政策の「まち・ひと・しごと創生本部」の基本方針に活力ある経済圏形成
が挙げられて居ます。
拠点都市の要件を満たす都市は全国61都市あるそうです。
九州では北九州市・福岡市・久留米市・佐賀市・佐世保市・長崎市・熊本市・大分市・
宮崎市・鹿児島市の10都市で殆ど県庁所在地ですね。
まず総務省は14年度に構想の具体的計画策定するモデル事業全国9ケ所選定しました。
それぞれ拠点都市に委託費等國の財政支援を集中させます。
反面拠点都市に含まれない地方都市は見捨てられ益々疲弊しないかと懸念されます。
現在の都市偏重政策の間口を少し広げただけで、大半の地方は切り捨てられるのでないか
と思われてなりません。