中国19期中央委員会第5回総会が開催されて居る。
因みに中国の中央委員会総会は党の主要政策を決める年1回の
全体会議です。
5年に1回開かれる全国人民代表会議の間に党中央委員会が5回目
に開く全体会議が5中総会です。
2010年5中総会で胡錦涛国家主席に代わり習国家主席となった。
習主席は2018年に2期10年の任期制限撤廃の憲法改正を行った。
因みに今年5月に全人代が開催され習国家主席体制が堅持された。
今回の5中総会は党中央委員会工作条例の設定で習主席への指導
思想の堅持を求め2035年までの長期目標を討議する。
問題はコロナ禍で経済成長率13次5ケ年計画のGDP6・5%
以上が確保出来ない事。
米中対立の中で貿易投資をどうするか等が検討されそう。
新5ケ年計画では外需依存から内需指導の経済構造に切り替える
道筋を示すとも思われる。
中国の一挙一動は大きく世界経済を動かすので目が離せない。