岸田内閣は昨年デジタル田園都市国家構想の総合戦略を閣議決定
しました。
この構想はデジタル技術を活用し全国何処でも誰でも便利で快適
な暮らせる社会を目指すものとした。
総合戦略は23年度から5ケ年計画で、地方に仕事を作る・人の流れ
を作る・結婚,出産、子育ての希望を叶える、魅力的地域を作る
の4分野の課題解決に取り組む事となって居る。
具体策とし1次産業へのデジタル技術導入・企業の地方移転促進
ドローン活用の物流を図る
そのため最新の通信基盤全国的整備、デジタルに精通した人材を
育成する。
しかし問題が多くある。
10年間東京一極集中是正して来たが今だ解決されてない。
地方移住も進学・就職で若者の東京圏への移動は変わらない。
地方のヘのデジタル化は地域それぞれの事情があって同時導入
は難しい。
政府はこの戦略で各自治体に交付金を配るとの事ですが、これは
問題ではないかと思う。
政府は全てデジタル化万能で押し通して居るが果たしてそうか。
マイナンバーカードの普及で全てデジタル化を図ろうとして居る
が国民がこれについて行けるか?
余り先走って居ないか?
もっとデジタル化には、慎重にして欲しいと言う論もある様だ。