日々好日

さて今日のニュースは

国会延長

2007-06-19 14:59:15 | Weblog
国会もいよいよ終盤を迎え次々と法案が成立してきたなか、年金記録不備問題が浮上し様相がおかしくなって来た様だ。
どおしても通したい天下り規制強化の為の国家公務員法改正案と、労働環境改善 して格差是正する為の労働関連3法案、さてどうするか。
7月22日参院戦日程を前に国会会期延長するか?すれば何日か?どの法案をどの様に審議するか?
例えば労働関連3法案を一括審議するか、それとも労働基準法改正案や労働契約法はさておき野党の協力が得られる最低賃金法改正案のみの審議に絞るか?
それとも国家公務員法改正案に絞るか?
与党も野党も如何にすれば参院選に勝てるか、必死に模索している様です。
しかし国民は直接関係がある年金問題で精一杯でそれどころではない感じです。
ドンドン政治が国民から遊離していく感じがしてならない。
折角国民のためと思って強行した法案も国民の賛同を得られないなら、
それは一人よがりと云えるのではないか?





在日米軍再編

2007-06-17 15:58:48 | Weblog
在日米軍再編でどうしても納得が出来ないのが、在沖縄海兵隊グァム移転に関して
その経費7,300億円を日本が経費負担する事です。
そして米兵家族用住宅建設費まで何で日本が経費負担しなければならないのか。
その米軍家族住宅建設費は沖縄で1戸当たり2,000万円を米軍は1戸当たり
8,000万円の途方もない建設費を請求して来ているとか。
今、日本各地で交付金削減策や国庫補助金打ち切り。福祉やあらゆる面で経費節減。国民に痛みを分かち合いましょうと云う一方でこの様な要求を米軍に強いられていると云う現状がどうしても納得出来ません。
前の小泉政権のアメリカの繁栄は即日本の繁栄だといった政策のつけが、これだ
と思います。
居住権を主張しとてつもない立ち退き料を請求される家主のような日本政府。
それを飲まざるを得ない日本の弱腰外交。
その頼みのアメリカは今や大国となった中国を刺激する事を恐れ事無かれ主義で
果たして日本を守ってくれるのか、何だか疑問に思えてきました。
日本の安全保障について、根本的に考え直す時期が来て居るのではないか。
あまりにも米国一筋の現状で果たして国民を守れるのか?
流石にこの頃は軸足を少しずつ動かして居る様にも感じます。
国民の総意を知りたいものだ。




北朝鮮関連資金の全面移管

2007-06-16 11:08:47 | Weblog
マカオの銀行BDAの北朝鮮関連資金全面移管は米朝両国の合意から3ケ月やっと
目途がつき北朝鮮の入金確認を残すのみとなった様ですが、北朝鮮は一切沈黙。
国際原子力機関の査察要員受け入れ、寧辺の核施設停止作業開始の初期段階措置
履行等の合意事項を完全に無視し米国の足もとを見透かし更なる要求を突きつける
のではないか?と不気味な動きがあるとか。
北朝鮮としては凍結された資金も欲しいが、閉め出された国際金融システムへの
完全復帰が究極の狙いではないか、と云われています。
狡る賢い北朝鮮に振り回されるアメリカにも対外的には中国。韓国。ロシアに気兼ねして強い対策が出来ないのに、国内的にも野党の民主党の追撃で苦しい立場に
追い込まれ、これでは北朝鮮のいいなりになってでも、一刻も早く終結したいのは
みえみえです。
北朝鮮にとっては、年数が経ちむしろ自分から廃止したい寧辺の核施設の停止痛くもかゆくもない、査察にしてもかんじんの施設については合意していないので、
これも交渉の切り札として有効です。
アメリカは兎に角何らかの実績が欲しいので、次々と要求を呑むより手はない。
この様なアメリカに依存している日本は他に日本人拉致の問題も抱えています。
6ケ国協議も中。韓。ロ。対、北朝。対 米。日の対決から日本ははじき飛ばされ様として居る様に見えます。
東アジアの安全確保のためにも是非頑張って欲しいものだ。

朝鮮総連本部売却問題

2007-06-14 11:23:33 | Weblog
この2~3日耳を疑う様なニュースが流れました。
それは、朝鮮総連の構成員の拉致問題や北朝鮮の犯罪等の巣所。伏魔殿とさえ云われた朝鮮総連本部差し押さえ売却処分されるのを逃れるため、ペーパーカンパニー
を使い仮装売買偽装売買で登記変更しまんまと処分を免れ様としているとの事。
勿論金の支払いはなく。単なる書類上の登記簿名義変更である。
しかもそれを行った人物は元公安調査庁14代長官で広島高等検察庁検事長まで務めた弁護士でペーパーカンパニーを急造しそこの代表取締役に就任この筋書きを
完工させた。
総連本部は東京都と土地建物の固定資産税納付について一応分割払いはしているが係争中で、又経営破綻した在日朝鮮系16信組への628億円不良債権は総連への貸付金でその取り立ての裁判の判決が下される直前の出来事だけに尚更の感じがする。
私たちは在日朝鮮系信組に貴重な国税が使われていると云う事に疑問を感じていました、しかもその税金は北朝鮮へ送られ核やミサイル開発のため使われている事を知り怒りを覚えます。
公安調査庁は法務省の外局として北朝鮮や中国ロシアの情報収集等が主な任務と云われるが例え辞めたとは云えいやしくも長官を務めた人のする事かと呆れます。
彼曰く総連本部は在日朝鮮人の拠り所で無くなればかわいそうだから義を感じ
行動したと云う。一体何処の國の人か。
北朝鮮の拉致問題で苦しんでいる日本人や、国税を核開発に使われ、また不良債権
回収に努力している人達をあざ笑う様なこの様な事は断じて赦されるべきものでは
ないと思います。











骨太原案

2007-06-13 10:11:52 | Weblog
経済財政諮問会議の素案が阿倍政権の本年度の骨太原案として了承されました。
日本の今後をどうするかと云う大事な施策の提示であるが、残念ながら近づく参院選向けの総花的な政策の羅列の感じがどうしても否定出来ない。
とは言え、中小企業の生産力向上等成長力の強化。地域力再生機構創設の検討や 
ふるさと税制の検討等地方振興策。重大問題の一つ教育再生問題や温暖化対策年金問題。公務員制度改革問題等々・・を盛り込み可成り期待出来そうな内容に思え
ます。(ただ、秋以降の消費税を含む税の抜本的改革が少々気になります。)
だが反面、國の財政再建の具体的な数値の提示はなく、また都市と地方の税収格差是正の税源比の提示もぼかし、色んな面でやりますと云う宣言みたいな感じがします。本当にこれが具体的に実行されるのでしょうか?
前の小泉内閣の骨太方針と比較されると思いますが、構造改革を少しお休みして
その是正に努めたとも受け取れます。その是非は立場立場で取り方は異なりますが
地方にも目を向ける事も大事だと思います。
ただ私ととしては、道州制の検討やサマータイムの検討はどうも頂けません。
いずれこれが与党で最終調整され閣議決定後、どの様に動き出すのか見守りたい
と思います。

危険運転致死傷罪

2007-06-11 20:02:40 | Weblog
昨年8月福岡の海の中道大橋で飲酒運転の車に追突され、海に転落、3児が死亡したあの痛ましい事故から10ケ月経ってやっと明日福岡地裁で開かれようとしています。
この裁判は危険運転致傷罪適用をめぐる裁判でもありその成り行きを世間は見守っています。
弁護側はアルコールで正常な運転が出来ない様な状態ではなかった、助手席の人と話し脇見していたら、前の車が急ブレーキで止まったので避けられず追突したと、
主張してきたとの事。速度も85キロから90キロであったと云う。
これに対して検察側は追突されたRV車が急ブレーキをかけた事実はなく速度も時速100キロは出ていて衝突回避の措置はとってないと主張。
どちらの主張が正当か、私たちには分かりませんが、事故後逃走ひき逃げの事実。
ペットボトルの水1リットルを飲み40分後に出頭の事を考えると自ずから、どちらが嘘か分かる様な気がします。
海に転落してから我が子を求めて何回も何回も海に潜り探し続ける親を横目に事故の偽装行為をする等私は理解できません。
常識ある市職員がする事かと疑いたくなります。もし危険運転致傷罪が適応されれば最高20年。業務上過失致死罪だと最高で5年これではダメ元のあがきをしたく
なります。
恐らくずる賢い弁護士と加害者の後ろにいる人たちの合作による主張ではないのではないかと思われます。弁護士はそれが仕事ですので止むを得ない事です。
この事件はその後、酒酔い運転による過失致死傷罪が新設され最高10年6ケ月等の厳罰化又は業務上過失致死罪から自動車運転による事故だけ切り離し自動車運転
過失致死傷罪最高7年が新設されました。
危険運転致死傷罪は仲々立証が難しく法はあれどもその適用は難しい問題を含んでいます。
この様な痛ましい飲酒運転による事故これが危険運転致死傷の適用されなかったら
この法は唯単なるお飾りの法律と云っても過言ではないと思います。
是非この様な事故撲滅のためにも、この危険運転致死傷罪の適用をお願いしたい。









サムライ教師

2007-06-10 17:40:23 | Weblog
自殺者を出すこの頃の学校を舞台にした陰湿なイジメ。久々に胸のすく様なお話を
聞きました。
採用4年目京都府のある小学校に今年着任した先生がいじめに対して取った行為
余り褒められるものではなかったが、その教育への熱意が保護者や児童、学校市の
教育委員会まで動かし、色々異論はある中多くの喝采を浴びた。
事の発端は自分の担任のクラスで一人の児童の外見を一部の生徒がからかい他の
生徒が黙認している事に気づき、次にからかったら皆を叩いて先生を辞めると注意
した。今月再びからかいがあったため、このまま放置するといじめに発展すると
からかわれた児童を除き全員の頬を平手打ちした。
報告を受けた校長は同夜保護者を集め先生と共に謝罪。3カ日の謹慎処分を受けた
先生は辞表を提出した。
ところが全校191名の児童のほぼ全員の保護者から寛大な処分をと署名嘆願が
なされた。
その後先生は2度と体罰はしないと意志を表名したため校長は辞表を返却、謹慎が
解けた先生。詫びる先生に子供たちは泣きながら私たちが悪かったと共に謝った。
この事については、色々異論があるでしょう。教育の場に体罰は絶体ダメ。
いや先生として職をかけても、やってはいけない事を毅然として示すべきだ。
サラリーマン先生の多い中まだこの様なサムライ先生が居たのですね。
しかし迅速適切な学校の対応、体罰には反対でも先生の教育への熱意に打たれた
保護者も偉いと思います。
そう言った土地柄だったのか、今こんな事が起これば保護者の反発は大変な事に
なるのが普通です。
良い悪いは別にして、今求められるのは子供への本当の教育だと思います。
学力ばかり重視の教育では立派な次の世代を背負う子供は育たないのではないか?


サミットと温暖化抑制

2007-06-09 11:30:17 | Weblog
今回のサミットでEUが主張していた、1990年の温室効果ガス排出量を基準に2050年までに半減説が、日本等の提案で2050年までに排出量を現状より半減する事を真剣に検討すると云うあやふやな表現で合意を得たようだ。
排出削減目標額提示に絶体反対の米国を如何に合意に持って行くか大変な討議だったと思います。形の上では合意となっているが何も変わって無いことは明らかです
ただ嫌々ながらスタートラインに並ぶ事を合意しただけですが、それでも大変な事
だと云えよう。ただ米国は検討は考慮としか受け取ってない節があるらしい。
議長国のドイツが力説して居たように、いくら先進国が身を削る思いで温暖化防止
に努力しても、中国インドブラジル等の新興国が今のままでは、いや今より更に
ひどくなったら、折角の努力も水の泡ではないか?新興国だけに赦されるのはおかしいと云う主張はもつともだと思います。
中国印度はスタンスとしては努力しますと云っているが経済進展の速度を落とす気
はさらさらない様な気がします。
日本も2008年から12年の間に1990年比の6%削減がその前に逆に2005年の排出量は7・8%増加している。今回阿倍総理が明言した50年までに現在より半減の対策はなに一つなされて居ません。どうする積もりなのでしょうか?
いずれにしても来年の洞爺湖サミットに向け大変な宿題を貰って来たようです。
日本の阿倍総理は初出席にも関わらず北朝鮮の核問題や日本人拉致の問題等
世界に訴え、まがりなりにも格好はつけた様です。
また日ロ首脳会談では対ロシア平和条約交渉を促進させる事等で合意を見たとの事
です。北方領土の問題やエネルギー関連で東シベリヤ開発協力の問題等これから
対ロシア交渉は早急な解決を要する事が多々有りそうです。
まずは、阿部総理ご苦労さんでした。



コムスン

2007-06-08 15:39:47 | Weblog
事業所指定の不正取得で厚生労働社省から指定打ち切り処分を受けた訪問介護最大手のコムスンが、不正を招いたグループの責任糾明なしで、同じグループ内で事業を引き継ぐ基本合意書を締結したと言うニュースが流れた。
法律的には、コムスンの役員は関係していないので、日本シルバーが新たに指定申請を出し直すと事業は引き継ぎ可能との事ですが、余りにも人を食ったやり方に
厚労省や関係者から凍結を求める声があがった。
何しろ規模が日本全国に亘りその影響や被害は甚大と云えます。
大体厚労省があしろこうしろと云う権限はなく、指定するのは各県でその対応に違いがあるようです。脱法行為で介護を食い物にしてけしからんと原則論で凍結するのは簡単です。
しかしコムスンの訪問介護を頼りにしているお年寄りが65,000人も居る事も考えて貰わないと片手落ちとなります。
コムスンに勤め何にも悪い事していない看護士の人たちこれからどうなるのか。
不法な処分逃れは絶体に赦したくないが、被害を被る披介護者や介護士たちの
身の振り方にも最大の配慮をして貰いたい。
来年の4月訪問看護の打ち切りが決定している現在、どう決着をつける積もりなの
か、社長の辞任ぐらいではとても収まらないでしょう。
政界や専門家の指摘されている介護保険法の不備の見直しを早急に対処し、この様な事態にならない様にして欲しい。



大国ロシア

2007-06-07 12:29:23 | Weblog
この頃ロシアのプーチン大統領の強面(こわおもて)があらゆる所に突出して来ました。
カニの全面輸出禁止強行問題。バルト3国への締め付け。特にエストニアへの燃料
移送禁止やロシア若者への反エストニア運動煽動ともとれる政策強行。ウクライナや東欧諸国との石油ガス燃料等を巡るトラブルや抗争。チェチェン武装勢力との
抗争と強行弾圧等々・・
特にロシアは豊富な地下資源と原油高を背景に燃料を武器に旧ロシアを自分の陣営に繋ぎ止め、NATOの東方拡大に不満を募らせている。
またロシアから欧州へのエネルギー供給についても色々トラブってEUとの関係も
おかしくなってきている。兎に角ロシアはなり振り構わず大国路線を推し進めて行きたいらしい。
この度ハイリゲンダムサミットを前にチェコポーランドへの米国MD計画に対して
プーチン大統領が歯をむき出して飛びかかってきた。
もしMD問題が討議されると、地球温暖化問題やアフリカ支援等吹っ飛んでしまう
恐れがある。一時はこの問題で仲介役のドイツもロシアの余りの強腰に諦めて
今回のサミットで話題にしない方針を打ち出したらしい。
しかしまかり間違えると米欧対ロシアそれにロシアに反感を持つ東欧や旧ロシア
勢力下の国々がどちらかについて新冷戦時代の幕開けかと危ぶまれる事態になって
来ました。まさか第3次大戦が起きる事はなかろうが、人類の危機と云ってもいいのではないか。少し大袈裟過ぎるがその位考えてもいいのではないでしょうか。
とにかく大国ロシアを振りかざされると世界中がビビッてしまいます。