日々好日

さて今日のニュースは

地域力再生機構

2007-06-06 15:46:20 | Weblog
聞き慣れないシステムが経済財政諮問会議の素案として出てきた。
輝かしい地方の時代到来と騒がれたのも、遠い昔の事だった様に思います。
あれからグローバル化の波がやって来て、競争と格差を生み益々都市集中化が進み
地方は都市繁栄のため身を削って益々疲弊して来ました。
過疎化、高齢化、少子化、地域格差が問題となって来た今、政府は地方重視の姿勢をとらざるを得なくなりました。
例え参院選向けの姿勢であっても、地方再生の良い機会ではなかろうか。
地域力再生機構やふるさと納税制度の創設。耕作放棄地を5年計画でなくす案。
特に公共事業3%削減の明記見送り等が素案として与党や政府で調整して、阿倍
政権の政権公約にしていくらしい。
この地域力再生機構はダイエーカネボウの再生を手がけた産業再生機構の地方版で
重病人の地方をどう生きがえらせるか。
兎に角この素案が、本当に地方再生のため動き出すのを、期待します。





主要国首脳会議サミット

2007-06-05 20:45:32 | Weblog
1973年のオイルショツクで欧米と日本財務政府高官の会議を発端として、1975年ジスカルデスタン仏大統領の呼びかけで先進国首脳会議第1回が、仏。独。伊。日。英。米。の6ケ国参加のもと開催された。日本代表首相は三木武夫、隅っこに場所違いみたいな感じであった事が印象的でした。
その後カナダが入りG7そして1994年後ロシアが枠外で参加1998年露が 加入G8の主要国首脳国会議と名前が変更になった。今や回を重ね33回です。
日本も中曽根首相時代や小泉首相時代は経済力を背景に可成り発言力が認められた
様に思われる。初出席の阿倍首相果たして力を発揮出来るか。
今回の独ハイリゲンダムで開催のサミット最大の焦点は、京都議定書が切れる  2013年以降の国際的温暖化抑制の枠組み作りでしょう。日本は欧州の強行に
対する絶体反対の米の中間的立場にあり、どう対応するか?また経済発展著しい
インド。中。ブラジル等の新興国を枠内に取り込むか日本の真価が問われそうです
来年の洞爺湖町サミットの成功のためにも是非がんばって欲しいものです。
北朝鮮やイラン核問題。先に行われたG7財務閣僚会議で問題化したヘッジファンド対策。中国等の知的財産保護の問題。日本はその他に日本人拉致を国際社会に
どう理解して貰うかと云う重大な課題が有る。
サミットは首脳外交の檜舞台です。日本も米。独。新しい仏大統領。露。中、国家
主席。EU首脳等とのトップ会談が予定されているとか。
是非これからの世界のため、日本の真価を発揮して頂きたい。



美しい國より不安のない國へ

2007-06-04 21:44:53 | Weblog
テレビを観ていると、時々きらっとした言葉を聞きます。
5000万件にのぼる宙に浮いた年金問題一体今後どうする積もりなのでしょう。
本当に美しい國づくりがどうのこうのと云う事より、国民に不安のない國づくりが
求められているのではないか。
少なくとも、年金問題を政争の具にはして貰いたくない感じです。
国民の立場に立った解決策を与党も野党も真剣に模索して欲しい。
誰が悪い彼が悪いと云っている時ではないと思います。
この頃は皆が声を出しだしたので領収書をと固持していた政府もだいぶ軟化して
きた様です。
この年金問題は年金制度を揺がすゆゆしき問題です。
早急な解決と適切な処置がなされる事を国民は皆期待しています。

緑資源機構

2007-06-01 15:55:08 | Weblog
今世間を騒がしている社会保険庁改革問題及び消えた年金5000万件の問題。
そして松岡農相自殺その原因と云われる緑資源機構の官製談合問題。
参院選を前に次から次へ大きな事件が起きています。
阿倍総理はこの度強制捜査を受けている緑資源機構を廃止する考えを示した。
6年前特殊法人改革で導入された独立行政法人現在101法人があるそうですが、
官業癒着で騒がれた同機構を独立行政法人の整理合理化計画の目玉として位置ずけるらしい。この様な談合事件を起こした同機構を廃止する事には賛成です。
がなんかトカゲのしっぽ切りの感じがしてならない。これ以上ボロが出て来るのを
恐れ臭いものにはふたを、と云われても仕方無い事です。
この緑資源機構は昭和31年設立の森林開発公団と農用地整備公団が平成11年
緑資源公団と名を変え平成15年独立行政法人化され独立行政法人緑資源機構となった。この公団から同機構に衣替えした時、単なる看板の掛け替え。官製談合や
天下りの温床と云われて居たと言う。噂は現実のものになりました。
事実同機構には林野庁のOBが17名も天下りして居て又同機構が発注する工事を請け負う会社や公益法人にも林野庁や同機構の天下り役員が網の目の様に張り巡らされているとか。これで官製談合が起きない方が不思議です。
人脈で落とした事業を実際に工事する会社に丸投げして利ざやを稼ぐ、そのために
談合を繰り返す。これが今まで判らなかったと云う事が不思議でなりません。
国費を食いつぶすシロアリの様な存在未だ気づかない所に巣くっていないでしょうか。諸悪の根源は天下りだと判って居ても仲々手をつける事が出来ない。
シロアリは湿気のあるじめじめとした暗い所で繁殖します。
シロアリを退治する事も大切ですが、シロアリが育つ様な環境にしない事も大事
ではないでしょうか。