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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

新しい馬場で、2頭乗る

2012-05-01 15:25:41 | 馬が好き
きのう引っ越した、新しい乗馬苑。
入口んとこは公園みたいになってて、誰でも入れるんだけど、ただし、オープンは5月27日である。

とは言え、新居に移った馬たちは、休むわけにいかないんで、今日からさっそく新しい馬場で乗る。
きのうのうちに話決めといて、グッドリーズンが7時に馬事公苑へ出発すんのを見送ったあと、さっそくまず1頭乗る。
騎乗馬は、ご指名により、オリアンダー。

先週末に、ちょっと疝痛ぽかったらしく、昨日も時間があれば乗るべきだったんだけど、とにかく今日は動かす必要があるそうで。
それはそうと、きのうのウィスパーIIと今日のオリアンダー、この2頭に乗ってるかぎり、私にとって乗馬なんてぇもんは安心・快適・御機嫌である。ラッキー!
オリアンダー様が、いまさら新しい環境だからってビビったりするわけないので、ふつうに運動する。
110メートル×70メートルの馬場は、ひとりで乗るには広すぎるので、公園サイドっつーか、乗馬苑の前を通る道路に近い側の隅に陣取り、直径30メートルくらいの輪乗りをする。

やることは、まあいつもどおり。軽速歩で詰めたり伸ばしたり、それができたら駈歩で詰めたり伸ばしたり。
きのうウィスパーIIがわりとよく動いたとほめられたので、調子に乗って同じような感じでセッセとやる。
ウィスパーIIやオリアンダーみたいな大きな馬が、フワッと軽くなってくる感じがして動いてくると、ほんと乗馬って楽しい。
最後、思いっきり広く馬場を使うことにして、駈歩でまわってみたんだけど、案外スピードが出なかった。(試合ぢゃベースとして足りないくらい。)
それにしたって、70メートル幅の、障害とかなんにも置いてない馬場の、対角線上を真っ直ぐ走ってくのは、とっても気持ちいい。

クールダウン代わりに、となりの60メートル×40メートルの馬場にも、常歩で入って、一応見せておく。
そのあと、馬場のまわりの道路や、公園側のフェンス沿いまでを歩いてみる。
当然、なんもビビるとこないんだけど、意外なことに、奥の眼下に田んぼとか見えるサイドへ行ったら、トラクターかなんかの爆音に耳を澄ますようなとこがあった。
ああ、あとそういえば、馬場で乗ってるときに、放牧場にレインボーがいたのを見たときも、怪訝そうな顔してたっけ。まあ、そのくらい。
そんなことしてるうちに、他のひとたちも来て、それぞれ練習を始める。
急いでオリアンダーを手入れして馬房に戻したら、さあ約束の2頭目だ。

こんどはミラノ。
こいつぁヤバイかもしれないぜ。馬房から出しただけで、見慣れぬ外の景色みて「フーッ」とか言ってるし。
馬装して、厩舎のまわり歩く。ヤバイヤバイ、いちいち反応してる。
ただ、ミラノは、ビビッても、飛んだり跳ねたりダッシュで逃げたりしない、立ち止まるだけだから、平気。
何かを見つけて、ピタッと止まる。しばし待つ。「弱っちゃったなー、あんまり気乗りしないなー」って逡巡しはじめたとこを、脚でグッと圧す、一歩前に出たら激ホメしてやる。そんなことの繰り返し。

厩舎のまわりをひととおり見せてから、馬場へ向かう。ここでも、なんか不安そうにしてんだけど、馬場に入っちゃえば、乗馬の仕事思い出すんで、大丈夫。
でも、ちょっとキョロキョロしてんなあ。常歩で、うけたら伸ばすを繰り返して、小さいほうの馬場の蹄跡をまわる。
でも、歩いてるうちに、見慣れぬ馬場に興奮してんのか、単に昨日休んでるから元気いいだけなのか、わかんなくなってきちゃったし。
まだ曇りひとつないキレイな鏡の前に陣取り、20メートルくらいの輪を描いて、とりあえず、いつものように運動する。
細かいことは、まあいいや。ミラノが右に傾かないように注意して、なるべく丁寧に乗る。
速歩を速くしたりとか、駈歩を詰めてるときとか、ときどき根負けして、馬の行きたさそうなのに合わせて、サッと駈歩でスピード出しちゃうけど。
ひととおり終わったら、大きい方の馬場へ行って、常歩で蹄跡を巡回。

やっぱりサラブレッドだなあ、いちいち反応する。(心臓の鼓動がつたわってくるよ、バクバク。)
厩舎のまわりでやったように、あちこち見せて歩く。特に公園・道路側。
(こういうとき、私は『おばけなんてないさ』とか歌ってたりする。)
特別気になる何かがあったわけでもないけど、なんか道路に背を向けて厩舎へ帰る方向のときのほうが、歩みが速くなるような気がした。嫌で嫌で帰りたいのかもね。


しかし、馬場を出たあとも、私はまたあちこちに(そんな広くないけど)ミラノを連れてまわる。
公園側のフェンスに接近させようとしたときは、相当いやがって後退したけど、結局納得させて近づく。
(ウフフ、ウフフ、子どもとかが来てたら、フェンス沿いに馬を見せに来てやるんだ、きっと。)

ミラノは大汗かいてて、たぶん半分以上は精神的発汗だろうけど、丸洗いしてやる。
乾かすのも兼ねて、最後にもういちど引いて回ったんだけど、なんか入口の門付近でバタバタするから、そこで何回か巻いてみたりする。人間には見えない何かをみてるとしか思えない。どーでもいーけど、馬がそうやって何かに反応するかのうようにビクッとかしたときって、引いてるより乗ってるほうが、全然ラク。

さあ、これでスクーリングはオッケーでしょ、あしたからの練習も、がんばってちょうだいよ。
(私は、きっと、あしたの夕方くらいから、筋肉痛…。)
コメント (6)
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