乗馬に行く。きのうは休んだんだけど、先週、月曜1頭、火曜に2頭、水曜も仕事前に7時から1頭乗ったんで、私としては、サボったわけぢゃなく、予定どおり。
年に一度の試合が近づいたこともあってか、練習に来るひとが多い。
ところで、私はその試合に出る気、ぜんぜん無い。でも、周りは出す気らしい。
こーゆー状態で馬に乗るのは、あまり幸せなものではない。
私が競技会に出る気がない理由は、挙げだすとキリがないんだけど、いろいろ複雑に思惑がからみあって、自分でも整理できない。
(1)そもそも競技志向がない。(試合に興味がない。)
(2)特に今年は、私が出なくても、人数が足りている。(いままでは人数いないか、引っ張り出すために出てた。)
(3)私が出ることで、試合にこそ出たいと思ってる(特に若い)ひとの機会が減ることは避けたい。(私と違ってみんな試合好きなんだもん。)
(4)もうトシだ。(私は馬術部出身でもなんでもないので、昔とった柄も取っ手も何にもない。)
(5)二年前にエアサンタムールで負けた。(試合にでる資格なし。)
(6)長靴を持っていない。(普段着[ジョッパーブーツにチャップス]で出ていい?)
試合行くってなったら、さすがに特訓しなきゃいけないし、練習はキライぢゃないけど、ウチのことだから、どーせまたイイ馬を用意されちゃったりすると、私の技量ですら、万一上位入賞してもアタリマエ、負けたらバカである。
勝つとか負けるとかいう次元で馬に乗るのは、楽しくないです、私にとっては。
とにかく、きょうはニアフュージョンに乗んなさい、障害やりますよ、ということで、べつにそのこと自体は断ることでもなんでもないけど。
のんびりとネワラいじくってたら、馬場に出るのが最後になっちゃった。
(どうでもいいけど、コンキスターのところは、ウォーターカップの不具合で、洪水になってた。かわいそうに。)
ほかのひとは駈歩もしてんだけど、私は急がずウォーミングアップ。常歩でハミうけさせて、うけたらクビ伸ばす。
いやあ、しかし気持ちよくハミうけるね、ニアフュージョン。いたって従順な感じ。常歩だけなら申し分ない乗り心地だ。
…どーして、これで、駈歩に移行するとき、ハネたりすんのか?
私の現時点でのレベルで思うに、アタマの位置が定まんないとハネるような気がする、ニアフュージョン。正確には頭と肩の関係によるんだろうが、馬の肩の動きを私が完全に制御できるわけないんで、気をつけるのはアタマである。
なので、速歩を始めて、角馬場の一角で20メートルの輪乗りをしてんだが、まず手綱いきなり短く持っちゃってどんどん前へ出す。んで、あとは「アタマ上げんなよー」と言いながら回る。
シュウゥっと耳しぼってきて、止まり(ハネ)そうになると、「違う違う、アタマ上げないで、前だよ、前!」ってガンガン出す。
アタマの位置をどこにおくかは迷うんだけど、どっちかっていうと、体勢起こしてそれキープしたりするより、アタマ前のほうに下げさせたほうが簡単そうな気がするんで、そうしているだけ。
大きい馬場のハロー掛けが終わったんで、障害やりにみんな移動してくんで、あわてて駈歩をする。
あわててっていっても、いきなり駈歩だしたりしない。速歩ですこし踏み込んで、フワッとした手ごたえになるのをたしかめて、そこから出す、アタマの位置変えないように。
発進はスムーズだったんだけど、輪乗りのなかで何度か跳ねた。そういうとき「違う、前に出んだ!」って脚ドスンと入れちゃうんだけどね。
私の座りがわるいから、どっかバランスに悪影響を与えてることで、そーゆー事態が生じてんだろうが、ひどいやつだね、俺も。
ただ、輪乗りのなかで、ラチが目の前に近づいたときに、妙にハネる気がする。これは今後の観察研究課題としとく。もしかすっと、私がラチに近づくとこで過剰な内方姿勢を強いてるのかもしれないけど。
さあ、障害やっか。でも、ちょっと準備が足りないなー。ニアフュージョンについては、とにかく段階を追っていきたい私。
みんな向こうのほうで障害の準備してんだけど、こっちの離れたとこに、速歩の横木が5本あるんで、私とニアフュージョンはそれを通過する。
お、一回目からわりとうまく通過したぞ、激ホメ。通り過ぎたら回転、あまり遠く行かずに回転して横木へ、左右3回ずつやる。横木の上ではアブミに立ってみる。いいぞ、チョコチョコっとリズムの合わないステップが入るようなとこがない、よく踏み込んでんぢゃないのぉ。
ぢゃあ障害へ合流するか。うかうかしてると、どんどん高さがあがってっちゃうから。
最初は、速歩で低いクロス飛んで、その先に3つ横木あるのを駈歩で通過。駈歩で通過してく横木んとこでは、馬の真上にいることだけを意識。(ハーフシート?)
手綱短く持って、あんまアタマの位置変わんないよーに、前に出しながら回転、障害に向かったら、うけて待つ感じで入ってく、つもりで行く。
ニアフュージョン、いつもは障害を前にすると、バタタッって急いで入ってくようなイメージがあるから、「ゆっくり行くぞ、ゆーっくり、このまま急ぐな」とか声掛けつつ行くと、あれれ、おとなしいよ、これぢゃ弱いかもしれないって思うくらい。
何度か繰り返し。後ろのほうの横木は、だんだん障害に組まれてって、最初クロスだったのが垂直、オクサー、そしてどんどん高さが上がってく。
しかし、いいよ、今日のニアフュージョン。なんといっても最初のへ入るときに落ち着きがある。
いつもは「ニア、いきまーすっ!」って、アムロ・レイの声が聞こえて、飛び出してくイメージなんだけどさ、そんなとこ何もなし。
あまり落ち着きすぎてて、油断すると二個目以降を越えてかないんぢゃないかと不安になるんで、ひとつ飛んだあと脚つかう、グイっと力強い動きで馬が上がってくる。
何度かやるうちに、今日は任せといて安心だなって思ったんで、馬が上がってくるのを待って、手を前に随伴の練習のほうを意識するようにした。
それでも、4つ目の障害を飛んだあと、回転するまでのあいだに、ニアフュージョンが耳を倒してハネようかという気配をみせるのは、私の身体が前にいって馬の肩に乗っちゃってんだろう。すいませんね、へたくそで。
終盤戦は、障害の高さがだいぶ上がったよ。4つ目のやつとか、私はニアでこの高さは飛んだことないなって思ったから、順番待ちんときに近寄ってソーっと確認すると、前が100・後ろが105のオクサーだ。
んぢゃ、さらに練習は厳しさを増すよ。コンビネーション飛んでったら、左180度回転してオクサー、そこから真っ直ぐ6歩で垂直、行ってみよー。
例によって急がずに入って、ひとつ飛んだらギュッと推進。よく上がってくるよなあ、ニア。もう少し奥行きあったら、俺飛べないなと思いつつ、4つ目の100センチオクサーを飛ぶ。
幸い、左の駈歩が出てるんで、座って起こすようにして回転。待って飛べ、待って、と念じつつ、オクサーへ。
飛んだあと、「1・2ッ」で起こすことを意識、続いて「3、1・2ッ」ってあたりで、ありゃりゃ詰め過ぎた?って思ったんで、最後の「サーン!」のとこで放しちゃう感じで、少し遠くから飛んぢゃう。低いから飛んぢゃうけどね、ニアフュージョン。
つぎは、コンビネーションのあと左へ回転、オクサー飛んで6歩で垂直、そこから左に180度以上戻るようにヘアピンカーブを描いて垂直へ、それ飛んだら、斜めに振ってある形で、さっき飛んできたオクサーまで7歩。
オクサー飛んだあとの6歩は、なんとか行くんだけど、垂直のあと回転してると、次の垂直にまっすぐ入ることだけで一杯、垂直からオクサーまでの歩数はもう数えてない、右のラインに振るだけで余裕ナシ。
で、どうでもいいけど、何度やっても、コンビネーションから左へ回転して向かうオクサーで、手前のバーを落とす。
なんでかわかんないんで聞いたら、「近い」と言われた。
うーん、近くから飛ぼうとしてんだけど、落としちゃ意味ないわな。
ちなみに、オクサーから垂直のラインでは、遠くからでもニアは飛んぢゃうんだけどね。遠くからのほうが、高さ出ないで落としそうなもんだけど、そこは落とさないんだよな、これが。難しいよ。
障害、おわり。もうすこしだけ馬に付き合ってもらって、駈歩の輪乗りで、詰めたり伸ばしたりをやる。
いちど障害やったあとのほうが、ちっとやそっとバランスを変えたりしても、もういちいち怒ったりしないみたい、ニア。
前は、高い障害を飛ぼうとしたら、勢いよく向かってって、イチかバチか挑んでくようなとこが私にはあったんだけど、今はそういう感じぢゃない。どーせ飛ぶならラクに飛ぼうよ、って馬に相談してるつもり。
でも、今日のところは、馬のほうが一枚も二枚も何枚も上。いつもニアフュージョンには、注文つけるんだけど、きょうはつかまってるだけで連れてってもらった感じ。
そーゆーのって、私とそれぞれの馬との関係であって、競技に出て他の人馬と競ったりすることぢゃない。
年に一度の試合が近づいたこともあってか、練習に来るひとが多い。
ところで、私はその試合に出る気、ぜんぜん無い。でも、周りは出す気らしい。
こーゆー状態で馬に乗るのは、あまり幸せなものではない。
私が競技会に出る気がない理由は、挙げだすとキリがないんだけど、いろいろ複雑に思惑がからみあって、自分でも整理できない。
(1)そもそも競技志向がない。(試合に興味がない。)
(2)特に今年は、私が出なくても、人数が足りている。(いままでは人数いないか、引っ張り出すために出てた。)
(3)私が出ることで、試合にこそ出たいと思ってる(特に若い)ひとの機会が減ることは避けたい。(私と違ってみんな試合好きなんだもん。)
(4)もうトシだ。(私は馬術部出身でもなんでもないので、昔とった柄も取っ手も何にもない。)
(5)二年前にエアサンタムールで負けた。(試合にでる資格なし。)
(6)長靴を持っていない。(普段着[ジョッパーブーツにチャップス]で出ていい?)
試合行くってなったら、さすがに特訓しなきゃいけないし、練習はキライぢゃないけど、ウチのことだから、どーせまたイイ馬を用意されちゃったりすると、私の技量ですら、万一上位入賞してもアタリマエ、負けたらバカである。
勝つとか負けるとかいう次元で馬に乗るのは、楽しくないです、私にとっては。
とにかく、きょうはニアフュージョンに乗んなさい、障害やりますよ、ということで、べつにそのこと自体は断ることでもなんでもないけど。
のんびりとネワラいじくってたら、馬場に出るのが最後になっちゃった。
(どうでもいいけど、コンキスターのところは、ウォーターカップの不具合で、洪水になってた。かわいそうに。)
ほかのひとは駈歩もしてんだけど、私は急がずウォーミングアップ。常歩でハミうけさせて、うけたらクビ伸ばす。
いやあ、しかし気持ちよくハミうけるね、ニアフュージョン。いたって従順な感じ。常歩だけなら申し分ない乗り心地だ。
…どーして、これで、駈歩に移行するとき、ハネたりすんのか?
私の現時点でのレベルで思うに、アタマの位置が定まんないとハネるような気がする、ニアフュージョン。正確には頭と肩の関係によるんだろうが、馬の肩の動きを私が完全に制御できるわけないんで、気をつけるのはアタマである。
なので、速歩を始めて、角馬場の一角で20メートルの輪乗りをしてんだが、まず手綱いきなり短く持っちゃってどんどん前へ出す。んで、あとは「アタマ上げんなよー」と言いながら回る。
シュウゥっと耳しぼってきて、止まり(ハネ)そうになると、「違う違う、アタマ上げないで、前だよ、前!」ってガンガン出す。
アタマの位置をどこにおくかは迷うんだけど、どっちかっていうと、体勢起こしてそれキープしたりするより、アタマ前のほうに下げさせたほうが簡単そうな気がするんで、そうしているだけ。
大きい馬場のハロー掛けが終わったんで、障害やりにみんな移動してくんで、あわてて駈歩をする。
あわててっていっても、いきなり駈歩だしたりしない。速歩ですこし踏み込んで、フワッとした手ごたえになるのをたしかめて、そこから出す、アタマの位置変えないように。
発進はスムーズだったんだけど、輪乗りのなかで何度か跳ねた。そういうとき「違う、前に出んだ!」って脚ドスンと入れちゃうんだけどね。
私の座りがわるいから、どっかバランスに悪影響を与えてることで、そーゆー事態が生じてんだろうが、ひどいやつだね、俺も。
ただ、輪乗りのなかで、ラチが目の前に近づいたときに、妙にハネる気がする。これは今後の観察研究課題としとく。もしかすっと、私がラチに近づくとこで過剰な内方姿勢を強いてるのかもしれないけど。
さあ、障害やっか。でも、ちょっと準備が足りないなー。ニアフュージョンについては、とにかく段階を追っていきたい私。
みんな向こうのほうで障害の準備してんだけど、こっちの離れたとこに、速歩の横木が5本あるんで、私とニアフュージョンはそれを通過する。
お、一回目からわりとうまく通過したぞ、激ホメ。通り過ぎたら回転、あまり遠く行かずに回転して横木へ、左右3回ずつやる。横木の上ではアブミに立ってみる。いいぞ、チョコチョコっとリズムの合わないステップが入るようなとこがない、よく踏み込んでんぢゃないのぉ。
ぢゃあ障害へ合流するか。うかうかしてると、どんどん高さがあがってっちゃうから。
最初は、速歩で低いクロス飛んで、その先に3つ横木あるのを駈歩で通過。駈歩で通過してく横木んとこでは、馬の真上にいることだけを意識。(ハーフシート?)
手綱短く持って、あんまアタマの位置変わんないよーに、前に出しながら回転、障害に向かったら、うけて待つ感じで入ってく、つもりで行く。
ニアフュージョン、いつもは障害を前にすると、バタタッって急いで入ってくようなイメージがあるから、「ゆっくり行くぞ、ゆーっくり、このまま急ぐな」とか声掛けつつ行くと、あれれ、おとなしいよ、これぢゃ弱いかもしれないって思うくらい。
何度か繰り返し。後ろのほうの横木は、だんだん障害に組まれてって、最初クロスだったのが垂直、オクサー、そしてどんどん高さが上がってく。
しかし、いいよ、今日のニアフュージョン。なんといっても最初のへ入るときに落ち着きがある。
いつもは「ニア、いきまーすっ!」って、アムロ・レイの声が聞こえて、飛び出してくイメージなんだけどさ、そんなとこ何もなし。
あまり落ち着きすぎてて、油断すると二個目以降を越えてかないんぢゃないかと不安になるんで、ひとつ飛んだあと脚つかう、グイっと力強い動きで馬が上がってくる。
何度かやるうちに、今日は任せといて安心だなって思ったんで、馬が上がってくるのを待って、手を前に随伴の練習のほうを意識するようにした。
それでも、4つ目の障害を飛んだあと、回転するまでのあいだに、ニアフュージョンが耳を倒してハネようかという気配をみせるのは、私の身体が前にいって馬の肩に乗っちゃってんだろう。すいませんね、へたくそで。
終盤戦は、障害の高さがだいぶ上がったよ。4つ目のやつとか、私はニアでこの高さは飛んだことないなって思ったから、順番待ちんときに近寄ってソーっと確認すると、前が100・後ろが105のオクサーだ。
んぢゃ、さらに練習は厳しさを増すよ。コンビネーション飛んでったら、左180度回転してオクサー、そこから真っ直ぐ6歩で垂直、行ってみよー。
例によって急がずに入って、ひとつ飛んだらギュッと推進。よく上がってくるよなあ、ニア。もう少し奥行きあったら、俺飛べないなと思いつつ、4つ目の100センチオクサーを飛ぶ。
幸い、左の駈歩が出てるんで、座って起こすようにして回転。待って飛べ、待って、と念じつつ、オクサーへ。
飛んだあと、「1・2ッ」で起こすことを意識、続いて「3、1・2ッ」ってあたりで、ありゃりゃ詰め過ぎた?って思ったんで、最後の「サーン!」のとこで放しちゃう感じで、少し遠くから飛んぢゃう。低いから飛んぢゃうけどね、ニアフュージョン。
つぎは、コンビネーションのあと左へ回転、オクサー飛んで6歩で垂直、そこから左に180度以上戻るようにヘアピンカーブを描いて垂直へ、それ飛んだら、斜めに振ってある形で、さっき飛んできたオクサーまで7歩。
オクサー飛んだあとの6歩は、なんとか行くんだけど、垂直のあと回転してると、次の垂直にまっすぐ入ることだけで一杯、垂直からオクサーまでの歩数はもう数えてない、右のラインに振るだけで余裕ナシ。
で、どうでもいいけど、何度やっても、コンビネーションから左へ回転して向かうオクサーで、手前のバーを落とす。
なんでかわかんないんで聞いたら、「近い」と言われた。
うーん、近くから飛ぼうとしてんだけど、落としちゃ意味ないわな。
ちなみに、オクサーから垂直のラインでは、遠くからでもニアは飛んぢゃうんだけどね。遠くからのほうが、高さ出ないで落としそうなもんだけど、そこは落とさないんだよな、これが。難しいよ。
障害、おわり。もうすこしだけ馬に付き合ってもらって、駈歩の輪乗りで、詰めたり伸ばしたりをやる。
いちど障害やったあとのほうが、ちっとやそっとバランスを変えたりしても、もういちいち怒ったりしないみたい、ニア。
前は、高い障害を飛ぼうとしたら、勢いよく向かってって、イチかバチか挑んでくようなとこが私にはあったんだけど、今はそういう感じぢゃない。どーせ飛ぶならラクに飛ぼうよ、って馬に相談してるつもり。
でも、今日のところは、馬のほうが一枚も二枚も何枚も上。いつもニアフュージョンには、注文つけるんだけど、きょうはつかまってるだけで連れてってもらった感じ。
そーゆーのって、私とそれぞれの馬との関係であって、競技に出て他の人馬と競ったりすることぢゃない。