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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

おとなしいのはいいけど、全然動かせず

2015-11-09 18:37:07 | 馬が好き
乗馬に行く。
きょうは24度まで上がって9月下旬並だって、先週は寒かったのに。ま、微調整なんて私には無いから、同じカッコで乗るんだけど。

きょうの馬は、2週連続で、マイネルレコルト。
先週、ちょっと想定外のところでバタついたので、注意せねば。
っつーわけで用心しいしい馬装するけど、全然なんにもしない、とてもおとなしい。
んぢゃ、跨って、馬場へ。
いい感じで歩ってくけど、先週も今週も、ほかの馬たちは二鞍使うのに、この馬は私一鞍だけ、もしかして土日にハードな練習してんのかな。
馬場に入ったら、馬装点検してから、アブミはかずに手綱伸ばしたまま、常歩。
隅角にさしかかったとこで、内の脚をピタッと当てて進ませると、内回りしないで角の奥まで行ってくれる。
いつの間にか隊列の先頭に立たされる。うーん、しかたない。後ろのほうにいたら、前の馬に追突する勢いで行っちゃうかもしれないから、むしろ先頭のほうがラクかもしれないし。
元気よく歩かせて、手綱をとっても勢いが止まらないように、って言われてから、気をつけの姿勢、手綱を持つと、あらら、やっぱ勢い止まっちゃいそう。

速歩スタート、軽速歩。
「馬が全然動いてない」と言われる。これ、きょう一日、ずっと言われ続けることになる。
けっこういいペースだと思ってたんだけど、もっと動かしてと言われて、前に出そうとする。
スピードアップしたと思ったら、「急がせるんぢゃなくて、動かして、馬につれてってもらうように」ということで、例によってストライドが伸びずにピッチだけ上がってる状態になっちゃってることを指摘される。
ときどき、半巻き、巻乗りする。前回もそうだったんだけど、回転に入ると勢い止まる。
ホントに前に出てない証拠、自転車や自動車でも前に進んでないとハンドルまわんないのと一緒。
前に出そうとジタバタする。いまいちアタマ高いし、もうちょっと丸くしたいんだけど、前に出てないうちに拳使おうとしない。
いちど常歩、アブミを短くしろと言われる。「馬を抱えるようになっていて、動きにくそう」というのがその理由。穴二つ詰めて、速歩再開。

「爪先立ちになって脚チョコチョコ使わない」「そこでグリグリしない」「何度も小さく使わない、キック!一発で動かす」「キックで効かなければムチ!」
ということで、前に出るの促してるつもりだった扶助、ダメ出しされる。
一発で反応して動く関係をつくれ、動いてくれたら何もしないで乗っていけ、そうしないから乗りにくくしてるということ。
輪乗り。前回、馬の顔が外向いて内に入ってきちゃって苦労した右手前、外の壁意識して、内の脚で外の手綱にぶつけてくこと目指す。
手綱ばかりガチャガチャいじってると前に出る勢いなくなるので、手綱は開いた後なるべく早く戻すようにする、そうしないと輪がどんどん小さくなっちゃう。
駈歩、わりと簡単に出るんだけど、そのあとの勢いが物足りない。やっぱ、どうも馬の動きのジャマをしてるらしい。
とりあえず脚、でも反応してくれない、ここまでの関係性のつくりがわるい、いまさらどうしようもない、常歩でできないことは駈歩でもできない、できっこない。
しかし、そもそもキックをドンと入れられないねえ、脚のかまえが悪いんだよね、だからカカトを捏ね上げるような向きになっちゃう、力の方向が違う。
駈歩のまま輪乗りから蹄跡へ、あらら、やっぱ内に入ってきちゃうよ、柵に沿ったまっすぐの駈歩ができない。
バタバタしたまま、斜めに手前を替えの号令がかかるけど、全然隅角に入れず内回り、斜線上は駈歩を維持できずに速歩になっちゃった、ダメダメ。
こんどは左手前の輪乗り、こっちのほうがスムーズ、外に逃げたりはしない。
駈歩の歩度を伸ばせって言われるんだけど、伸びない。速歩だと、伸びなくても、ちょっとはスピードが上がるんだが、この駈歩、なにも変わらない。気持ちだけ焦ると、人間の身体がグラグラしちゃう、余計ジャマしてる。
駈歩のあと、また速歩で蹄跡行進。軽速歩と正反撞の移行、繰り返し。

また「動いてない」と言われる。「自分で馬を重くしている」「人が何かするたび、どんどん悪くなってる」「乗りかたが悪い」 はいー。
軽速歩やめて座ろうとすると、跳ね上げられまいとしてスピード遅くなったり動き止まったりするのは人情であるが、「正反撞にしたとたん、馬が前にいなくなってる」と言われる。
おへそが脚を追い抜くように自ら前に動いていきたいんだけど、どうにも馬の動きに合わない。
最後、軽速歩で「もっと動かして」と言われて、ガンと行ったら、何歩かいい速歩が出た。明らかに違う、鞍の真下のへんに肢が踏み込んでくるかのような感じがして、ハッキリ後輪駆動の手応えがした。
「そう、それ」と言われたのはいいが、「人間が遅れてる、前に、(馬の)肩に乗るつもりで」ということで、せっかく動いてくれたのに、重心一致できないでジャマしてたみたい。
練習おしまい。もう一鞍つかおうかというプランもあったみたいだけど、やっぱ馬お疲れだから、先にあがってということになる。クールダウンの常歩してから、帰る。

手入れのあいだ、基本的にはおとなしいんだけど、ハエが飛んできては止まるんで、馬大迷惑。馬体にとまったとこを手でピシャピシャ叩くんだけど、敵もさる者、人が左にいれば右にまわるし、右にいけば左側にとまる、ほんとイラつかせるなあ。
手入れ終わって、馬房に入れようかと、つないでる牽き手の片っぽを外したところで、ハエのせいかどうかわかんないけど、急にバタバタって馬が騒いだ。
すぐ引いて、落ち着くまで歩こうかとしてたら、「クセになるんで、最初っからやり直ししたほうがいい」ということで、先生が替わって牽き手を持ったら、元の位置に戻って、駐立から落ち着いて歩いて前に行って回転、繰り返す。
牽いて前に歩いて、止めたら、ブレーキをかけっぱなしにしないで、オフの状態にして、と言われて、最後私が引いて、もう一度だけ繰り返し。止めたとこで、オフにする、具体的には力を入れないで牽き手がピンとしないで緩んだ状態で馬がその場にいること確かめる。
いうこときくのが確認できたので、馬房に帰す。どーでもいーけど、リンゴやると、一口か二口は付き合いで食うけど、それほどウマイとは思ってないらしい。

ちなみに、水も、馬房に帰って自分のウォーターカップからしか飲まない。バケツや共用の水飲み場では飲まない。用心深いというのか、自分のテリトリーを守ることにこだわりあるみたい。
どーでもいーけど、先週も思ったんだけど、この馬乗ると、腰痛くなるわー。
マイネルレコルトが食わなかったリンゴは、隣りからクビを伸ばしてきたダコタくんと

隣りの隣りの隣りの馬房から、アピールしてきたゼダイと、

(フォースを使う、ゼダイ)
そのまた隣りで訴えかけてきたゴールドパンサーに、やっちゃう。

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