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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

ジッとしてないのでハネられる(ってだけぢゃ馬のことだとは分からないか)

2015-03-16 17:54:30 | 馬が好き
乗馬にいく。

きょうの馬は、フリーデンアミーゴ。
なんでこんないい馬、わたしにまわってくるかな。
去年いちど乗ったっきりだなと思い、さっそく過去日記検索。
うーん、動いてるのに脚使い続けたりしない、前にもたれないようにときどきバランス起こすような感じで、以上、ってとこか。
おとなしくて、ひとなつっこい感じして、カワイイな。

馬装して、乗ろうとしたら、ほかの馬がちょっとうるさいのを見て、気にしてる素振り、意外と繊細?
馬場に行ったら、常歩でウォーミングアップ。
いたずらにハミうけ求めたりとかする前に、馬をゆったり大きく動かそうと思うほうに重点置く。
馬と重心をあわせて動いてくようなイメージ。人の振幅を大きくして、それに馬を合わせられないかなと、ひそかに狙うんだけど。
いまひとつ自分の動きに納得いかないまま、ぢゃあ部班やりましょうということになる。5頭の先頭に立たせられる。
速歩スタート。おもに軽速歩で蹄跡をクルクル。
速歩から常歩、常歩から速歩、歩度を伸ばせとか移行を繰り返す。
そのときに、号令に従い、一歩目から反応させること、それによって各馬の距離(本日は2馬身で始めてる)を変えないことってんだが、こういうとき先頭は気楽である。
よく動くんだよね、フリーデンアミーゴ、余計なことしないように気をつける。
歩度伸ばすときに、ちょっとピョッコンピョッコンって感じがする、もうちょっとフワンフワンと動かしたい。人間の方の軽速歩のリズムでなんとかできないかなとか考える。
「歩度伸ばすときに、やさしい感じでいいんだけど、もうちょっとコンタクトとるように」と指摘される。
そうなんだよなー、私のは伸ばしてるんぢゃなくて、オッ放してるだけなんだよなー。
馬といっしょに前に動いていくつもりなんだけど、ときどきリズムが狂うというか、身体が遅れてしまい、ドスンと鞍の上に尻を落としちゃうことがある。ごめんね、完全にジャマしてるだけで。

さて、きょうの変わった図形は、往復手前変換。
隅角から斜めに手前の替えの要領で中央へ向かうんだけど、対角線に行かずに真ん中から元いた長辺の先の隅角のほうへ向かう。
「ヘ」の字みたいに中央ではカックンと曲がらないで、X点の少し前から中央線上に乗って、2,3歩真っ直ぐ行ってから、反対側向けて帰っていく感じ。
馬は「はいはい、斜めに手前を替え、ね」みたいに思い込んでて対角線を直進しようとしがちなんで、ちゃんと行きたいほうへ向ける、こういうとき先頭はちょっと苦労する。
これ駈歩でやると、姿勢維持しないと勝手に手前変えられちゃったりして難しいんだけど、きょうは速歩なんでそれほど心配しなくていい。ただ隅角から内に入るとき正反撞にしたからって、前に出る勢いが落ちないように気をつける。

ぢゃあ、輪乗り。速歩から駈歩。
「柔らかく馬の動きについていけてるけど、もうすこしコンタクトをしっかりと」と指摘される。
そうなんだよなー、ヘソが脚を追い越して、身体のほうから拳に近づいてく感じを心掛けてるんだけど、そっちのほうばっか気にしてやってると、手綱がぶらぶらしてくるんだよねー。
乗れてる感じもするけど、ホントにできてない証拠に、アブミがガッシリと踏めてない。脚使おうとするとカカトが上がっちゃうから、こうなるんだよな。
もうちょっと勢いよく、とか意識して動かしてくうちに、やっぱ手綱が長くなって、馬が前に倒れてく感じになる。
そこで短く持ち直してー、詰めてー、起こしてーとかやろうとすると、馬にガツンとぶつかるものがあり、パツンとハネそうになる。
輪乗りの先頭のくせして、何度かハネて、輪を逸脱して、部班が中止される事態を招いちゃった、スイマセン。
馬場の外で何かの作業(工事?)をしてる音が聞こえてくるんで、そのせいだと思われたみたいだけど、ホントのところは、私が馬とバトルをしちゃった結果である。
ふつうに乗ってるぶんには何でもないんだけど、ちょっと何かしようとすると、たとえば詰めてみようとかすると、不必要にハミを当てちゃってるのか、ガンっと反応されちゃう。
引っ張りあいは危険だから、こういうときこそシートで詰めるんだ、自分のカラダの動きでゆっくり馬を共振させられないかやってみろって、ナマイキなこと考えるんだが、ヘタにそういうことしようとすると、反対に馬の背中の推進のツボをヘンに圧しちゃってるらしく、敏感な馬なんでビュンと反応されちゃう。
二度ほど、馬がバタバタっとして、落馬の危機があったけど、なんとか踏みとどまる。必死に脚でしがみつこうとするもんだから、ふくらはぎがつっちゃったよ。
そういうときも、ビタッと馬を止めようとするんぢゃなく、落ち着いた動きのなかで収めるように、って言うんだけど、いや、そこまではなかなか。
ダメだ、こりゃ、部班にならん、ということで、駈歩は当初目的を完遂しないまま終了。すこし速歩で隅角をまわって、おわり。最後の速歩は、その前までより鞍へのハマり具合が明らかによかったのは、自分でも感じた。

「ときどき基本姿勢をチェックすることは重要、今日は良かった」との講評をいただく。
正直なところ、今日は姿勢を意識していない、意識したのは、馬といっしょに動くことのほう。それでも良くなったと見えるなら、やってることは間違ってないなと確信することができた。
前までは、馬と重心の一致っていったら、そのポイントに「居る」こと(座ること、ただし正確にいうと「座る」んぢゃないけどね)って意識が勝ってたんだけど、いまは馬と同じくらい動くことに主眼を置いている。
馬の前へ進む動きって、ものすごく勢いよくてデカイんで、それと軌道を一致させようと思ったら相当大きく動かなきゃいけないことに気づきつつある。
駈歩はまだなんとなくこのくらい動かなきゃ・動いていいんだってのが見えてるほうなんだけど、速歩は自分の身体を運ぶイメージができてないな、比べると。
ま、いずれにせよ、そうやってけっこう気合い入れて乗ってると、終わったあとかなり腰が痛くなりそうなのには、困ったもんだ。

フリーデンアミーゴは、手入れのときも、とてもおとなしい。
リンゴやったら最初喜んで食ったけど、そのうちどうでもいい感じに見えた。リンゴより乾草のほうがうまいっていうんだから、馬は不思議だ。

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