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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

いろいろあっても乗馬

2011-09-20 16:03:23 | 馬が好き
台風が近づいてきてるし、大雨になるという予報。どうしたもんかと昨日から迷ってたんだけど、朝4時半に目が覚めて、空模様を気にしてたら、なんとかなりそうなんで、降る前に乗っちゃおうと、少し早めに出かけてった
乗る前にすることもあったし。

主なくした馬房の前はとても寂しい。
マイネルバシリコスが大怪我したのは数週前だったんだけど、よくなってきてるんだと思ってた。昨日の朝、助けることができないと連絡きたときは、私は遠くにいたんで立ち会うことができなかった。今朝できることは、お線香あげて手を合わせることだけ。


さて、きょう乗る馬は、なんでもよかったんだけど、先週ニアフュージョンだったんで、ぢゃあその隣のカネショウエイコウにするかって、深く考えずに選ぶ。
この馬うごかせるか、すこし自力でやってみたいし。

…しまった、カネショウエイコウはおとなしいんだけど、彼だけ連れ出すと、残されたニアフュージョンがうるさい、近所迷惑だったかも
常歩で、手綱短くしてハミ受けろぉ、って要求する。「ヤダ、メンドクセエ」って感じで(←あくまで私の感じだよ)タラタラ歩くカネショウエイコウ
うりゃ、こっちこい!って、ちょっと引っ張る。ギーって向こうも引っ張り返すんだけど、さらにやると、あるところで途端にカクンとクビが折れ曲がる
クビは曲ってアタマは一応下がってんだけど、なんか受けてるのとは違う気がすんだよねー。巻き込んぢゃってるっていうか。ハミが一番前になきゃいけないはずなんだけど、馬のおでこが前に行って口だけ胸のほうへ来てるような気がする。実際のところ、どうなってんのか、よくわからないけど
何度か繰り返し。受けたと思われたら、手綱伸ばす。うーん、なんか違う 踏みこんでないから、前へ行かない。
大きい馬場は、なんか作業やってるようなんで、小さい角馬場で乗る。
軽速歩で、またさっきと同じことやる
速歩になると、すぐ馬が伸びちゃう きっと常歩に比べてちゃんと坐れてないことから生じてるんだと思うんだが、そこは自分のこと棚に上げて、ガンガン前行くこと要求して、スピードは上がらないように抑える。
そこで、あんまり引っ張ると、馬がじれったくて走りだしたくなるみたいで、ときどきピョンと一歩だけ駈歩のような動きをみせる 違うよ、速歩で前に進めって言ってんで、走れって言ってないじゃん、って抑える
小さい馬場なんで、蹄跡を回る。ところが、たまに巻乗りしようとすると、うまく回れない
真っ直ぐ進んでいるときには、動いてんだけど、回ろうとすると前進気勢が失われる。内側からドンドンと蹴るんだけど、止まりそうになるんで、ムチ使う
なんかヘン 真っ直ぐのときと拳とか変えてないつもりなんだけど、回ろうとすると途端に止まる
だいたい傾向として、右手前だと内に入る、左手前だと外ふくれる、巻乗り・輪乗りで動かしながら軌道修正するの、けっこう大変。
んぢゃ、お望みどおり、いちど駈歩しよか? すこし走ったほうが、ヤル気だしてくれるかも。
右手前の輪乗りで駈歩。ああ、なんか走りがパランパランしてる、もうちょっと一所懸命走ってよ
輪もいびつになってるな、こりゃ。輪を直そうと、あわててガチャガチャ手足を使うと、止まる
んぢゃ、左手前で駈歩。こっちのほうが(馬が)得意なはずなんだけど、やっぱなんか弱いなぁ、受ける・受けないまで行かないぞ。
蹄跡上を駈歩。ちょっと直線で勢いつけてみる。おお、出た、出た。よし、ここで速さをコントロールして、って少し引っ張って、受けたなーって思ったから、手綱をスルスルと伸ばしてやる。
そしたら、馬のアタマ・クビが下がってくのはいいんだけど、なんか感じとして真下に下がってくよ、前の方ぢゃなくて。乗ってるほうは、ヒジ伸ばしてそのまま手をダランと下げたような感覚、その状態でホッピングしてる感じ、危ないって、これ コントロールできてないじゃん?
ハネたらどうしよ?って感じで乗ってたんだけど、どうやら暴走までする気はなかったみたいなのは幸いだった、ヤバそうになったときは、例によって巻乗りとか入れてごまかす
駈歩はいい加減にして、また速歩で、正しい回転を試みる。さっきより、ちょっとは前に出てるかもしれないけど、まだ心もとないなー。
あんまり手綱で内に向けようと引っ張るとヘンなんで、両手のなかに馬のクビが収まってるイメージにして、内側の脚で圧して、外側の脚すこし後ろにして抑えるような感じで乗ってみる。
速歩終わったら、しばし常歩するんだが、そこでも同じこと。手綱伸ばして、脚は少し前後させて輪乗りする。
予想どおり、なんか疲れちゃった。でも、涼しいんで、水のペットボトル持ってくんの忘れたけど、大丈夫だった。

(↑なんかちょうだい顔)
手入れしたあと、梨やったら、あれ?食べないんでやんの、カネショウエイコウ。なんでだろ、こないだ食べたのに。
目の前で私が一切れ食べてみせてやったら、ひとの顔ジーっと見てるけど、食べない。しかたないから、気が向いたら食うかもしれないし、2,3切れカイバおけに突っ込んどいてやる。
となりのニアフュージョンにやったら、やっぱ食べない。なんでも食う、キリーンとかに分けてやる。
そしたら、あれ? キリーンのとなりには見慣れない馬が。

そうか、メジロリュウジンが先週の水曜日に退厩したんだった。
(白い馬体のメジロリュウジンには、なんどか「神馬に」って話が来たんだけど、とうとう成立しなかったみたい。なんでだろ?やっぱ、あいつには品格が足んないんだな、きっと。〔←いちど蹴られたので、彼には厳しい私〕)
そこへ、先々週に来たホセカレーラスが引っ越してきたんだ。(しかし凄い馬名だね…。)

↑キリーンとは、領有権をめぐって、まだ折り合いがついてないみたい。仲良くしろよな。

キリーン、ホセカレーラス、フラヴォン、オリアンダーと並ぶ、この一帯を、私はひそかに「食いしんぼう小路」と名付けている。(先代のリュウジン君のときから、既に。)
そんな彼らに梨やって遊んでたら、隣の棟の馬房から、ウィスパーIIが物欲しげにブヒヒヒンと鳴くんで、一切れだけ残ったのを分けてやる
とかく外国産乗馬ウマとかのほうが、こういうアピールは上手みたい。(キリーンの前ガキはしつこい。)
そして、誰かがいなくなっても、残った誰か、新しく来た誰かが退屈させてくれないし、励ましてくれる。馬がいるのは楽しい。

※おまけ ある夏の朝のメジロリュウジン

近寄っても、眼だけ動かして、「ク…ゥ…クー…ラー…。クーラー…欲しい…」と蚊の鳴くような声で言う。それぢゃ神様なんかにゃなれないぞ…。

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