夏目漱石 昭和23年発行・昭和53年62刷改版 新潮文庫版
持ってるのは、昭和59年の75刷。読んだ記憶は、とうに無いけどね。
今年に入って、「三四郎」と「それから」を読み返したんで、ついでだから、こないだの出張の行き帰りとかの時間で、「門」を読み返した。
三部作と言われてるけど、主人公の名前は、小川三四郎でも長井代助でもなく、野中宗助。
学生でも高等遊民でもなく、ちゃんと役所勤めをしてるらしい。
妻の御米と暮らしているけど、そこは「それから」のつながりで、結婚したときのいきさつから、親を棄て、親類を棄て、友人を棄て、勤めはしてるけど社会一般とのつながりを棄て、世間とは没交渉の生活をしているらしい。
でも、なんか「三四郎」や「それから」にあるような、ドキッとするとこがないなー。淡々と物語は流れていく。
泥棒に入られたりとか、障子を張り替えたりとか、“猫”にあったようなエピソードが書かれてるのは、ちょっと面白いけど。(ちなみに家でやとっている女性の名前は、当然「清」)
持ってるのは、昭和59年の75刷。読んだ記憶は、とうに無いけどね。
今年に入って、「三四郎」と「それから」を読み返したんで、ついでだから、こないだの出張の行き帰りとかの時間で、「門」を読み返した。
三部作と言われてるけど、主人公の名前は、小川三四郎でも長井代助でもなく、野中宗助。
学生でも高等遊民でもなく、ちゃんと役所勤めをしてるらしい。
妻の御米と暮らしているけど、そこは「それから」のつながりで、結婚したときのいきさつから、親を棄て、親類を棄て、友人を棄て、勤めはしてるけど社会一般とのつながりを棄て、世間とは没交渉の生活をしているらしい。
でも、なんか「三四郎」や「それから」にあるような、ドキッとするとこがないなー。淡々と物語は流れていく。
泥棒に入られたりとか、障子を張り替えたりとか、“猫”にあったようなエピソードが書かれてるのは、ちょっと面白いけど。(ちなみに家でやとっている女性の名前は、当然「清」)
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