岡野玲子 1985年~1990年 全9巻 小学館 PFコミックス(←PFは、もちろん“プチフラワー”だ)
きのうの続き(?) マンガ、「ファンシイダンス」
読んでたのは、昭和の終りから平成に入ったころかな。
おもしろいマンガがあるらしいって存在を知ったときには、単行本が5巻か6巻まで出てて、まとめて買って、一挙に読みました。
東北の寺の跡取り息子が、東京での学生生活が終わると同時に、お寺に入って修行しなきゃいけなくなる話です。
舞台は禅寺の総本山なんで、モデルは永平寺かもしれませんが、作中の寺号は、「あ・かるい」と書いて、明軽寺です。
1・2・3巻は、学生時代にバンドなんかやってる話。そこんとこは、長い助走期間の話なんで、あんまりおもしろくない。(「ドカベン」が最初柔道やってるようなものか。)
ここでめでたくヒロインをカノジョにすることができますが、そのときには、もう寺へ行かねばならない時期が来てしまう。
4巻からお寺の話になって、1年のはずが2年半くらい山にとどまり、彼女にも会えない修行の日々があって、8巻でようやくお山を下りる。
特に面白いのは、4・5・6巻くらいのあいだで、6巻で修行僧のトップの首座をつとめ、法戦式(住職の資格をもらう問答)を行うとこまでがクライマックスのような感じがする。
先輩修行僧の目を盗んで遊びに抜け出しちゃったり、食べちゃいけないはずのサンマを焼いて食べたりとかの、お山のなかの話が滅法おもしろいんで。
きのうの続き(?) マンガ、「ファンシイダンス」
読んでたのは、昭和の終りから平成に入ったころかな。
おもしろいマンガがあるらしいって存在を知ったときには、単行本が5巻か6巻まで出てて、まとめて買って、一挙に読みました。
東北の寺の跡取り息子が、東京での学生生活が終わると同時に、お寺に入って修行しなきゃいけなくなる話です。
舞台は禅寺の総本山なんで、モデルは永平寺かもしれませんが、作中の寺号は、「あ・かるい」と書いて、明軽寺です。
1・2・3巻は、学生時代にバンドなんかやってる話。そこんとこは、長い助走期間の話なんで、あんまりおもしろくない。(「ドカベン」が最初柔道やってるようなものか。)
ここでめでたくヒロインをカノジョにすることができますが、そのときには、もう寺へ行かねばならない時期が来てしまう。
4巻からお寺の話になって、1年のはずが2年半くらい山にとどまり、彼女にも会えない修行の日々があって、8巻でようやくお山を下りる。
特に面白いのは、4・5・6巻くらいのあいだで、6巻で修行僧のトップの首座をつとめ、法戦式(住職の資格をもらう問答)を行うとこまでがクライマックスのような感じがする。
先輩修行僧の目を盗んで遊びに抜け出しちゃったり、食べちゃいけないはずのサンマを焼いて食べたりとかの、お山のなかの話が滅法おもしろいんで。
