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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

試合前日の練習はサラっと、そしてメンタルだけはビシビシ上げる

2014-06-02 19:47:47 | 馬が好き
先週の朝練、29日(木)は栄燐に乗った。

試合で乗る予定の馬に、なるべく乗せていただけるのは、ありがたい、ありがたい。
フラットワークで、フワンフワンした独特の駈歩の動きに遅れないように、一歩ずつアブミ踏んづける感じをつかもうとした。
ついでだから、ここんとこやってなかった、踏歩変換も試してみたら、できたし。
それから、輪乗りで速歩から一部常歩、駈歩から一部速歩って移行をして、減却のつもり、の練習。
ブレーキ効いたら、かえしてやって、ホメる、そんなのの繰り返し。
障害は、低いクロスのライン走行。
内に入らないように、しっかり回転して、助走のまっすぐ部分を長くとる。
飛んだあとも真っ直ぐ、次の障害へ向けて長いところでは、ベースの駈歩をしっかり、リズムよく走れたら、障害に向いたら何もしない。
最後は、斜めのラインを組み合わせた8の字、そのあと真っ直ぐ、そのあと逆まわりで8の字、最後「く」の字、数えてみたら12個も飛んだ。
フラットワークのときから試してみた、回転のとき外の手綱握ってガマンして、ゆずったらかえす、を走行中に何度もやる。

30日(金)も、ありがたいことに、栄燐に乗せてもらった。

フラットワークで減却のつもりを繰り返しておくのは前日といっしょ。
障害はじめて、真ん中に入れずに直すことに躍起になっていると、「手で引っ張らない!」と言われるので、手を前に出して、軽い前傾。
つぎは駈歩通過、「それ以上速くしない!速いと飛べない」と言われて、やりなおし。
今度は待って飛ぶ、近いと思っても身体まっすぐにして、っていうかヘソを出すくらいのイメージまで持って、待つとそれでも馬が飛ぶ。
最後の経路は、クロスぢゃなくて、障害の高さ上げてくれる。

基本的な障害の配置は前日までと一緒だけど、なんかダブルをつくったり、リバプールつくったり、バリエーションが増えていく。
馬が勝手に右に行きかけたとこでは、「もっと早く真っ直ぐ、脚をつかって真っ直ぐ前に向ける」と注意。手綱でバタバタしてたかもしれない。
先飛びしちゃった1か所があり、反省。
前日もそうだけど、馬をバランスバックしきれずに、勢いに負けて放してしまい、人間が障害に吸い込まれるように前にいってしまった。
自分では馬を抑えたと誤認して、放してしまったとき走られちゃう形になるのが問題。
あわてて体勢が崩れると、障害に吸い込まれる。拳を握ってガマン、馬のゆずりを待ってから、かえしてやりたい。

でも、個人的には課題だと思ってた、オクサーが、ギクシャクしないで飛べたので、かなり自信の度合いは前進した。
ちなみに、本番で私が出る80センチでは、ダブル障害もなければ、たぶんリバプールもないだろうけど。

で、きょうも乗馬にいく。
あした試合だからって、いまさらやることはないんだけど、きょう行くと、きっと屋外で障害飛ばさせてくれるだろう、って期待があるんで、行く。

馬は、あした試合で乗る、栄燐ちゃん。
ここんとこ続けて乗ってるんで、なんとなく雰囲気はわかってきた。
飛ぶことはわかっているので、特に恐れるものは何もない。あとは私の姿勢だけ。
それはそうと、きのうおとといと気温30度超え(京都は35度)だったんだけど、今日も暑くなりそう。
練習は短時間にしたいっていう指示で、みんな(4頭だったかな)そろって馬場入りする。

ウォーミングアップに与えられた時間は15分間。急いで速歩して、急いで駈歩する。
例によって、輪乗りのなかで駈歩から速歩の移行して、ブレーキたしかめる。
んぢゃ、さっそく障害。クロス障害を速歩で通過。そのあと駈歩で通過。まっすぐ入って、まっすぐ出る。
ずっと待って飛んでるつもりなんだけど、この時点で、もう「飛ぶとき、手を前に。引っ張らない」って言われちゃう。待ち過ぎ?(待つのと引っ張るのは、違う。)
んぢゃ、クロス3つつなげたラインを走行。なんか淡々と走る。回転のとこで強く出す。
クロス障害に出場する人馬が先に終わったあと、バーをそれなりに上げてもらって、経路を飛んでまわる。
待ってる間は、馬場の端っこのほうに木陰を求めて、休憩する。暑いよねえ、栄燐ちゃん。

経路スタート前に、垂直を左右の手前で一回ずつ飛ぶ。
休憩しすぎたか、「もっと動かして、もっと!」と言われる。
どーでもいーけど、私が栄燐乗ってると、「もっと動かして!」の次には、「速くしない!」としか言われなくて、間がないよね。ちょうどよく気持ちよく走れてるときがない。
というわけで、経路スタート。「何回もやりたくないんで、丁寧に!」って言われる、一発で終わらないと暑いし。
右手前でスタート、1番飛んだら、右に角度ふってあって2番飛ぶ。
飛んだあと、けっこう真っ直ぐいってから左に大きく回って、3番飛ぶ。
ちょっと急ぐ感じなのを抑えるくらいで、右に角度ふってある4番飛ぶ。
ぐるっと180度左回転して、5番へ。回転は気持ちよかったと思ったんだけど、障害向いたら、ちょっと加速されちゃった感じ。
そのまま真っ直ぐ、何歩かわかんない、たぶん5歩だと思うけど、6歩くらいの感じで最終6番を飛ぶ、おしまい。

一応、OKなので、おわり。
最後のふたつは、ちょっと馬の勢いだけで突破しちゃったような気がする。丁寧とは言えないデキだったな。
回転は外側の手綱でまわって、馬がゆずってくれたら、かえしてやって、張りのない状態で向かってって飛ぶってのが私の目指してるとこなんだけど、ゆずってくれたと思ったときに、再度ガツンと馬がきたときの対処がわかってない。
そこでまた手でガチャガチャやってると「引っ張んない!」って言われちゃう。そのまま向かってくと速くなっちゃうんだけどな。
飛んだあとブレーキかけるしかないのかな。そこも引っ張っちゃダメだ(たぶん引っ張りあいになる)、脚入れたうえで受けとめるイメージで勝負してみっかな。飛越後の2歩では、常に馬を起こすこと意識して、先週から経路走行してんだけど。
栄燐で80センチに挑む、ベースの駈歩がどんなもんなのか、とうとうつかめずに練習おわってしまった。
なんか、前に出してこうと思っても、ほかの馬みたいにスピードやストライドが変わってかない感じなんだよね。フワンフワンと駈歩がはねるようになって、歩幅が広がってるような気がしない。
競技はハンターシートなんで、正しい誘導できてるか採点されるから、障害と障害のあいだは決められた歩数でいかなきゃいけないんだけど、なんかそここだわんのヤメようと思ってる。歩数あわせようと思って、障害に近くなったり遠くなったりするくらいだったら、なんも考えずに適当なペースで走ったほうがラクだ。

練習後は、丸洗いの前に、砂浴びさせてやろうと放牧場につれてったんだけど、とうとう寝っ転がんなかったよ、栄燐ちゃん、どうして?

さて、半年間障害やらずにいたのを、直前の4週で週3回くらいの付け焼刃練習したわけだが、いくらやってもこんなもんかって程度にしか技術はどうもならなかった。
あとは、なんせいつも障害(特にオクサー)を前にすると、止まっちゃうか先飛びしちゃうかってのは、メンタルに問題があるのはわかってる(よくないことに、人の不安は馬に伝わる)んで、2年前同様、ムリヤリ「勝つのは俺だ」状態を自分のなかでつくっていく。
先週くらいから、職場で、私が朝練までしてるのを知ってる周囲から、「仕上がった?」とか訊かれると、「普通にやれば俺の勝ち」とか「10回やれば7回は勝てるだろうけどね」とか「次元がちがうから」とか、言いたい放題言いまくり。(私の性格わるいみたいだが、訊く方が悪い。)(ちなみに、今日の段階では「10回やれば9回」に回数あがってるw)
馬がいいことがわかりきってるので、自分の実力はさておいて、「経路難しくしてくれないかな、難しいほど俺が勝つんだけど」とか、ほざくほざく。
まあ、それでも明日の朝に障害みたら、勝敗なんて時の運なんだし、それより乗馬ってのは楽しく乗らなきゃいけませんよ、っていうくらいの心境には至ってると思う。(イレコミすぎはよくない、平常心がいちばん。)

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