春に向かって、日の出が早くなってきて、いまだと6時20分くらいか。休日には外の明るさで自然と目ぇ覚めるって展開が望ましいんだが、あいかわらずそれより早起きしてしまう。
さて、それはそうと、秋口までは、この季節は引越の準備で忙しいこと鉄板と思ってたんだが、もう一年(とは限らないか?)今の場所にいることになった。(代わりに(?)春になったら乗馬苑の引越だあ。)
なので、いつもどおりヒマで、いつもどおり乗馬に行く。
(水道バリッと凍ってるよ。)
きょうは、なんでも好きなの乗ってくれと言われて、そう言われちゃうとハタと困る。どれにしようかなー、どれでもいいんだけど。
おのれに甘くしちゃいけないから、どれかサラブレッドだなー。でもアブミあげしなきゃならないからなー、どれがいいかなー。
ちょっと迷ったすえ、ミラノにする。この馬には乗れるときに乗っとかないと、人気者だから(?)なかなかまわってこないし。(きのう誰も乗ってないのが不思議なくらい。)今年も乗り続けるなら、この馬とは仲良くしておきたいなあ。
(声掛けたら、耳絞って顔出してきやんの、ご挨拶だなあ。)
ミラノでアブミあげんのは、ちょっと難儀だけど。
反撞がきついとかそういうんぢゃなくて、上でバランスを崩すと即座に反応されちゃうんで、上手に乗んなきゃなんない。
馬と重心を一致させて、ちゃんと乗ってりゃ何てことないんだが、それができないからアブミあげするんである、すると人がグラグラするもんだから、馬がバタタッと走ったりして、そうなんないためには真ん中に座っとりゃいいんだが、なにがニワトリでタマゴか分かんない。
はい、馬装して馬場へ行くよ。なんかあったかく感じるんで、ウインドブレーカーは着てかない、Tシャツの上に長袖の綿のシャツだけ。
きょうは(力使って)きっと熱くなる。手袋はしてく、指の皮むけたらヤだから。
引っ張りっぱなすなよ、かえすとこ作れと、ブツブツ自分へのおまじないを唱えながら歩く。
私のミラノに感じる印象は、どんどん変わってきてる。
最初乗ったときは、なんて乗りやすいんだ(向ければ障害飛んぢゃうし)と思ってたんだけど、その後は背中が敏感だなーという感想を持つようになった。こっちの頭の位置とか前後がちょっと違うと、体重の移動を察知されてギアチェンジしちゃう感じ。
最近、乗るときのテーマは、強すぎない内方姿勢である。
手綱を内に引っ張るようにして開くなんて、とんでもない、逆に肩から外へ行っちゃうよ(特に左手前)。両の拳の距離を離さないくらいのつもりで、その両手のなかでジワーっと方向づけたい、最低限の要求さえすれば、それで曲ってくはずなんで。
先生によれば「カラダ(おなかのあたり)が硬い」かららしい。身体がうまく弧にそって曲がらないから内や外に行っちゃうんだろうか。
だったら、こんど乗る前に、自分の尾っぽを噛むくらい、身体を横に曲げてアタマを後ろに回すストレッチでもやらせてやろうか? ストレッチだなんて、理解しねえだろうな、馬は できたら、イヌやネコみたいに後足で耳の後ろを掻くようなストレッチも、やらしたいんだけどねえ
実際には、そんな準備運動やらせるわけにもいかないんで、どうするかっていったら、踏み込ませるしかないんだろうけど、なかなか簡単にはできない。
さて、常歩してると元気いっぱいの今日のミラノなんだが、テーマは内方姿勢にあるんで、さっそく広めなスペースみつけて、ひとり輪乗りで練習する。
強すぎない内方姿勢で輪乗りを続けることを心掛けて、それでもできれば踏み込ませたい。
前進させて、ハミをうけさせて、うけたらアタマは下のほうに、って感じ。ミラノは、うけたらすぐこっちも折り合ってあげないと、引っ張り続けるとバトルになっちゃう。すごく微妙なとこでやりとりをする。だって、言うこときいたから手綱伸ばしてあげようかと思ってると、グンと下に引っ張るときがあるんだもん、そこで許したら馬が「勝った」とか間違って解釈してたらヤじゃん?
輪乗り、繰り返し。手前替えるときに、中に入って小さい(半分の)円弧を描くんだが、そこでやっぱり強い要求しすぎてうまくいかない。
それでもなんでも、十分、前に出てる感じはするし、んぢゃ、駈歩。
いちど常歩でストップ・ゴーをたしかめて、速歩へ。速歩がどんどん速くなっちゃてくうちは駈歩出さない。フワッと軽い手綱の感触で、力がたまってるような落ち着いた速歩になったとこでゴー。
待ってましたとばかりに走りだすんで、そこでまたやりとりを続ける。引っ張りあいになんないように、ときどき腕力はぬいて指でウニウニしたりとか。
左手前の駈歩で、きょうは丁寧になるべく同じ輪を描いてきたつもりだったのに、はじめて大きく輪を外れて外に行ってしまう。あわてて内に引っ張んない、真ん中に座って、両肘から両手首の間くらいに馬のクビを入れたい。そうやってから直す。
速歩もそうだったんだけど、ハミをうけて折り合ったとこで手綱を伸ばしてやると、馬がクビを下げてって、そのあと何もしなくても、今まで通ってきた輪の足跡を勝手にキレイに回っていく。今までより、よっぽど、内に行ったり外に行ったり、しない。
なんのことはない、手綱ブラブラにしても、馬は上手に円を描くことができるのに、人間がジャマしてるから左右にフラつくんである。いたくプライドが(私にそのようなものがあればだけど)傷つくなあ。
さあ、駈歩がケンカしないでひととおりできたような気がしたら、少し常歩で休憩して、また速歩、っていうかアブミあげ
動いてくれるのはいいんだけど、予想どおり、きびしいものがあるよ、ミラノとのアブミあげ。
だんだん速くなっちゃうのは、さっきまでと同じで仕方ないんだけど、そこで抑えるのに、身体が前に倒れて手だけ引っ張りこむとか、手綱にぶら下がって上体を後ろに倒したりとか、そーゆー引っ張り方すると人の力に対抗して余計走られちゃうからね。正しい場所にいないと扶助を使うもなにもないって痛感する。
やっぱ脚かなあ、脚がからだの真下にあって、そこで使えたうえで拳をどうにかするんだろうなあ、ってのが今日のところの感想。
はい、5分でネをあげて、アブミあげ終了。駈歩でのアブミあげは、収集がつかなくなる恐れがあるので、実施しない
さんざ背中をドスンドスンしちゃったんで、また軽速歩で、歩かせる。
こんどは、なるべくサッサカ歩かせる。ウケてくれたら少し手を前にして、クビが下がってったら、そこからまた脚ドンと入れて、速くさせてみる。速くさせたぶん、あとで詰めるの大変だけど。
そのあと、また駈歩。こんどはアブミに立ってみたりする、これがいちばん馬のジャマしてないっぽいから。そして座って詰める、ウケてくれたとみたら手綱伸ばしてアブミに立って、なるべく気持ちよく走ってもらう、繰り返し。
もう輪っかの大きさ分かってるから、ムリに手綱で左右にどうこうしようとしなくても、どこへ飛んでくこともなく回ってくれる。それでも、スピード出すと、ちょっと内に倒れる感じがして、ときどき怖かったけど。
はい、練習終わりぃ。
最後のほうは、それなりによく踏み込んでたような気がする(気のせい?)。でも、もともと、踏み込みっつーか、走り方というか、バランスというか詳しく知らないけど、いい馬なんだ、ミラノ、きっと。ひとがジャマするもんだから、前に進めなかったり、ひとの思うようにカーブ曲がらないような気がするだけで。今日はそれがよくわかったような気がします、はい。
練習後は、けっこう汗かいてるし、全身洗ってやる。
でも、なーんか、同じような運動して、ヨーロッパ乗馬ウマと汗のかき方くらべると、サラブレッドには精神的なもの含まれてるような気がしてならない。(はい、ストレスかけて、スイマセン。)
ちなみに、山の北側とか陽の当たらない場所には、金曜朝に7センチ降った雪がまだ少し残ってる。
さて、それはそうと、秋口までは、この季節は引越の準備で忙しいこと鉄板と思ってたんだが、もう一年(とは限らないか?)今の場所にいることになった。(代わりに(?)春になったら乗馬苑の引越だあ。)
なので、いつもどおりヒマで、いつもどおり乗馬に行く。
(水道バリッと凍ってるよ。)
きょうは、なんでも好きなの乗ってくれと言われて、そう言われちゃうとハタと困る。どれにしようかなー、どれでもいいんだけど。
おのれに甘くしちゃいけないから、どれかサラブレッドだなー。でもアブミあげしなきゃならないからなー、どれがいいかなー。
ちょっと迷ったすえ、ミラノにする。この馬には乗れるときに乗っとかないと、人気者だから(?)なかなかまわってこないし。(きのう誰も乗ってないのが不思議なくらい。)今年も乗り続けるなら、この馬とは仲良くしておきたいなあ。
(声掛けたら、耳絞って顔出してきやんの、ご挨拶だなあ。)
ミラノでアブミあげんのは、ちょっと難儀だけど。
反撞がきついとかそういうんぢゃなくて、上でバランスを崩すと即座に反応されちゃうんで、上手に乗んなきゃなんない。
馬と重心を一致させて、ちゃんと乗ってりゃ何てことないんだが、それができないからアブミあげするんである、すると人がグラグラするもんだから、馬がバタタッと走ったりして、そうなんないためには真ん中に座っとりゃいいんだが、なにがニワトリでタマゴか分かんない。
はい、馬装して馬場へ行くよ。なんかあったかく感じるんで、ウインドブレーカーは着てかない、Tシャツの上に長袖の綿のシャツだけ。
きょうは(力使って)きっと熱くなる。手袋はしてく、指の皮むけたらヤだから。
引っ張りっぱなすなよ、かえすとこ作れと、ブツブツ自分へのおまじないを唱えながら歩く。
私のミラノに感じる印象は、どんどん変わってきてる。
最初乗ったときは、なんて乗りやすいんだ(向ければ障害飛んぢゃうし)と思ってたんだけど、その後は背中が敏感だなーという感想を持つようになった。こっちの頭の位置とか前後がちょっと違うと、体重の移動を察知されてギアチェンジしちゃう感じ。
最近、乗るときのテーマは、強すぎない内方姿勢である。
手綱を内に引っ張るようにして開くなんて、とんでもない、逆に肩から外へ行っちゃうよ(特に左手前)。両の拳の距離を離さないくらいのつもりで、その両手のなかでジワーっと方向づけたい、最低限の要求さえすれば、それで曲ってくはずなんで。
先生によれば「カラダ(おなかのあたり)が硬い」かららしい。身体がうまく弧にそって曲がらないから内や外に行っちゃうんだろうか。
だったら、こんど乗る前に、自分の尾っぽを噛むくらい、身体を横に曲げてアタマを後ろに回すストレッチでもやらせてやろうか? ストレッチだなんて、理解しねえだろうな、馬は できたら、イヌやネコみたいに後足で耳の後ろを掻くようなストレッチも、やらしたいんだけどねえ
実際には、そんな準備運動やらせるわけにもいかないんで、どうするかっていったら、踏み込ませるしかないんだろうけど、なかなか簡単にはできない。
さて、常歩してると元気いっぱいの今日のミラノなんだが、テーマは内方姿勢にあるんで、さっそく広めなスペースみつけて、ひとり輪乗りで練習する。
強すぎない内方姿勢で輪乗りを続けることを心掛けて、それでもできれば踏み込ませたい。
前進させて、ハミをうけさせて、うけたらアタマは下のほうに、って感じ。ミラノは、うけたらすぐこっちも折り合ってあげないと、引っ張り続けるとバトルになっちゃう。すごく微妙なとこでやりとりをする。だって、言うこときいたから手綱伸ばしてあげようかと思ってると、グンと下に引っ張るときがあるんだもん、そこで許したら馬が「勝った」とか間違って解釈してたらヤじゃん?
輪乗り、繰り返し。手前替えるときに、中に入って小さい(半分の)円弧を描くんだが、そこでやっぱり強い要求しすぎてうまくいかない。
それでもなんでも、十分、前に出てる感じはするし、んぢゃ、駈歩。
いちど常歩でストップ・ゴーをたしかめて、速歩へ。速歩がどんどん速くなっちゃてくうちは駈歩出さない。フワッと軽い手綱の感触で、力がたまってるような落ち着いた速歩になったとこでゴー。
待ってましたとばかりに走りだすんで、そこでまたやりとりを続ける。引っ張りあいになんないように、ときどき腕力はぬいて指でウニウニしたりとか。
左手前の駈歩で、きょうは丁寧になるべく同じ輪を描いてきたつもりだったのに、はじめて大きく輪を外れて外に行ってしまう。あわてて内に引っ張んない、真ん中に座って、両肘から両手首の間くらいに馬のクビを入れたい。そうやってから直す。
速歩もそうだったんだけど、ハミをうけて折り合ったとこで手綱を伸ばしてやると、馬がクビを下げてって、そのあと何もしなくても、今まで通ってきた輪の足跡を勝手にキレイに回っていく。今までより、よっぽど、内に行ったり外に行ったり、しない。
なんのことはない、手綱ブラブラにしても、馬は上手に円を描くことができるのに、人間がジャマしてるから左右にフラつくんである。いたくプライドが(私にそのようなものがあればだけど)傷つくなあ。
さあ、駈歩がケンカしないでひととおりできたような気がしたら、少し常歩で休憩して、また速歩、っていうかアブミあげ
動いてくれるのはいいんだけど、予想どおり、きびしいものがあるよ、ミラノとのアブミあげ。
だんだん速くなっちゃうのは、さっきまでと同じで仕方ないんだけど、そこで抑えるのに、身体が前に倒れて手だけ引っ張りこむとか、手綱にぶら下がって上体を後ろに倒したりとか、そーゆー引っ張り方すると人の力に対抗して余計走られちゃうからね。正しい場所にいないと扶助を使うもなにもないって痛感する。
やっぱ脚かなあ、脚がからだの真下にあって、そこで使えたうえで拳をどうにかするんだろうなあ、ってのが今日のところの感想。
はい、5分でネをあげて、アブミあげ終了。駈歩でのアブミあげは、収集がつかなくなる恐れがあるので、実施しない
さんざ背中をドスンドスンしちゃったんで、また軽速歩で、歩かせる。
こんどは、なるべくサッサカ歩かせる。ウケてくれたら少し手を前にして、クビが下がってったら、そこからまた脚ドンと入れて、速くさせてみる。速くさせたぶん、あとで詰めるの大変だけど。
そのあと、また駈歩。こんどはアブミに立ってみたりする、これがいちばん馬のジャマしてないっぽいから。そして座って詰める、ウケてくれたとみたら手綱伸ばしてアブミに立って、なるべく気持ちよく走ってもらう、繰り返し。
もう輪っかの大きさ分かってるから、ムリに手綱で左右にどうこうしようとしなくても、どこへ飛んでくこともなく回ってくれる。それでも、スピード出すと、ちょっと内に倒れる感じがして、ときどき怖かったけど。
はい、練習終わりぃ。
最後のほうは、それなりによく踏み込んでたような気がする(気のせい?)。でも、もともと、踏み込みっつーか、走り方というか、バランスというか詳しく知らないけど、いい馬なんだ、ミラノ、きっと。ひとがジャマするもんだから、前に進めなかったり、ひとの思うようにカーブ曲がらないような気がするだけで。今日はそれがよくわかったような気がします、はい。
練習後は、けっこう汗かいてるし、全身洗ってやる。
でも、なーんか、同じような運動して、ヨーロッパ乗馬ウマと汗のかき方くらべると、サラブレッドには精神的なもの含まれてるような気がしてならない。(はい、ストレスかけて、スイマセン。)
ちなみに、山の北側とか陽の当たらない場所には、金曜朝に7センチ降った雪がまだ少し残ってる。