kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

免許更新

2011-11-16 | 陸上競技
水曜日、休みをもらいました。とはいってもほとんど学校には居たのですが(笑)。自動車免許の更新期限が迫っていたので、近くの警察署に更新に行きました。

実は引っ越した時に警察署に行って住所変更を行うのを忘れていました。そのため免許更新を知らせるハガキが届きませんでした。1週間前にふと免許証を見ると期限が今年の11月末となっていました。普段免許証を見ることなんてほとんどないですから、たまたま見て良かった。お払いの効果かもしれません(笑)。

免許センターに行けばあっという間なのですが色々とやらないといけないことがあるので近くの警察署に行くことにしました。いつでも手続きをしてくれるのかと思っていたのですが、電話で確認をしてみると水曜日しかやっていないとのこと。仕方ないので水曜日に休みを取らないといけなくなりました。朝早く行かなければいけないと思っていたので朝練だけ顔を出して終了後すぐに警察署へ。受付をして視力検査をしてすぐに講習を受けられるのかと思っていたら、何のことはない一般講習は午後からだと言われました…。授業の合間を見てこの日の午前中なら何とかなると思っていただけに残念さは数倍に…。

一旦学校に戻り様々な仕事を全て終わらせることにしました。こういう時間にしかできませんから。かなり効率良く仕事を終らせることができました。我ながらかなりの集中力だったと思います。何故かわかりませんがやらないといけないことが大量にありました。何なんでしょうか(笑)。

午後から慌てて警察署へ。1時間の講習でしたが淡々と過ぎていきました。これがどれだけ意味を成すのか分かりません。決まっているからやるといった感じがかなりありました。仕方ないですね。

何とか免許失効しないですみそうです(笑)。バタバタでしたがやらないといけない最低限のことは出来たと思います。
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生徒に学びの場を

2011-11-16 | 陸上競技
火曜日、朝練はバランスディスクを使った股関節の補強。このためにバランスディスクを購入しました。昨年鳥取の合宿で他校の選手がバランスぼるに乗って立っていたのを見てぜひやってみたいという衝動にかられました。速くなるかどうかは別にして利用してみたいという気持ちが大半ですが(笑)。バランスボールは場所をとります。置く場所がないので諦めていましたが、この冬はいろいろとやってみたいという気持ちだったので練習に取り入れてみようと。昨年からやっているBOX補強を今年はバランスディスクを利用してやることにしました。今までは午後の練習に入れていましたが時間が取れないので朝練の時間帯にやってみることにしました。もう少し慣れてきたらまた別のこともやってみたいと考えています。自分の身体をコントロールするという練習が絶対に必要になると思っています。身体に対する感覚が鈍いのでここをどうするかというのは大きいかなと。

7時間目に文化祭の準備。これは必死にバルーンアートの練習。マジックバルーン2つでクリスマスツリーを作ることに没頭していました。生徒はサンタクロースを作る練習。まだ色が揃っていませんからそれまでは別の色を使って練習です。大変ですが慣れるしかありません。教室のあちらこちらで風船が破裂しまくっていました(笑)。まだ本来の作品を作るところまではいっていません。早くに作るとしぼんでしまいますからね。各自が工夫をしてテキストを見ながら練習をしています。こういう取り組みの中で「自ら学ぶ」という経験をするのは非常に大きいと思います。今までやってきたからできる、というのではなく新しいことにチャレンジしながら発見するというのが大事。同時並行で模擬店の看板の作成。こちらは完全に任せていますがかなり凝って作成しています。生徒たちのこだわりはすごいですね。普段とは違う姿が見れるというのは大きい。生徒同士で「あーしよう」「こーしよう」と相談しながらやっていく。ちょっとうれしい一コマですね。

放課後はすぐに会議。12月には修学旅行に行くのでそのための打ち合わせです。それなりの時間を要しました。終了後すぐに3年生の生徒を連れてコミュニティラジオへ。これは文化祭での取り組みをPRさせてもらうためです。ショッピングモールの中にあるラジオ放送局です。ケーブルテレビでPRをさせてもらいました。このときは自分達で準備した原稿を読むだけ。担当の方に編集してもらったものを放送してもらうというものです。今回はインタビュー形式で自分たちのペースではなくパーソナリティの方にお任せしてぶっつけ本番。人生でこういう経験をすることはなかなかできません。人からの質問にきちんと答えるためには自分自身がきちんと理解していないといけません。分かっていないと自分が何を言っているのか途中で分からなくなりますからね。こういう場は生徒にとって学びの場です。一つ一つの新しい経験が自分自身を成長させていきます。座学だけではなくこういう場面を設定するのが我々の仕事なのではないかと最近強く思っています。暗記すればできることではなく、自分自身の内面と向き合い自己理解をしそれを行動に移す。これができるようになれば自然とやることが見えてくるのではないかと。友達ではありませんからダメなものはダメと教える。相手が理解できなくてもきちんと教え続けないといけない。私は性格的にしつこいですから繰り返し繰り返し教えていっています。誰かから言われるだけではなく自分自身が経験することが大事。百聞は一見にしかず。まさのこの言葉がぴったり当てはまります。かなり苦労していましたがよく話ができたと思います。

それから学校に戻ると練習は外補強から中補強へ。少しクラスのほうに行って戻ると練習がほぼ終わりかけていました。なんと前回よりも10分早く終わるところまでいっていました。慣れてくればできますね。最初はかなりの時間を要していましたが今では3時間かからずにできるようになっています。このままの勢いでいけばあと1か月後には30分くらい短縮できるのではないかと思います(笑)。そういうことで練習は全く見ていません。見ていないので全く練習をしていないのではないかという錯覚に陥ります。みんな汗だくでしたから間違いなくやっているのでしょうが。少しずつの積み重ねですね。

全体が帰った後私は一人でバルーンアートの練習(笑)。生徒主体ですがこちらとしてもある程度の方向付けはしないといけません。どんなものを作ればいいかをしっかりと考えさせていきたいので、サンプルになるものを作成してみました。三つ編みができるようになりました(笑)。

気が付くとこのblogの成分(blogramで分かる)の中心が「学校」になっていました(笑)。1か月前までは「陸上競技」だったのですが、ここ最近は「走りたい」に変わっていました。そして「学校」へ。うーん、基本的には陸上の指導を中心としたことをずっと書いてきたつもりなのですが。まーよくわかりません。気にせずに書き続けていきます。
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バタバタ

2011-11-15 | 陸上競技
月曜日、本当にバタバタでした。この日から文化祭週間として授業は40分授業。そこで作った60分を文化祭の準備として各クラスでいろいろやっていきます。土曜日の練習の時に選手にはいろいろと話をしました。文化祭の準備は1週間です。周りは特に何もしないで何となく文化祭の準備をダラダラやっていく感じがあります。うちは通常通り練習をします。クラスのイベントを大事にしないというわけではありません。1週間の労力と1年間の労力、どちらが大きいか。考えたら分かるはずです。放課後はきちんと練習をします。しかし、準備の時間は他の誰よりも一生懸命に取り組むように指示をしました。準備時間もやらない、放課後もやらないというのでは間違いなく不平不満が出ます。自分が目標に向かって進みたいのであれば、応援してもらえるようにしっかりと取り組まないといけない。手伝うことがいけないと言っているわけではありません。無意味な時間を過ごす、賭ける時間がどれだけのモノなのかを理解しないといけないのです。できる時間にしっかりと働く。これが大事です。「雰囲気」を味わいたいというだけでは意味がありません。部活動が全てだとは思っていません。しかし、賭けるモノが違うはずです。ここが理解できないと意味がなくなってしまう。どこまで選手に伝わるか?

練習は月曜日のメニュー。ハードルとタイヤです。前半部分はクラスの手伝いのためほとんど見ることができず。こう書くと「矛盾している」と思われるかもしれませんが、私は陸上競技部の顧問という立場もありますがクラス担任という立場もあります。クラスの生徒を放置して部活動だけをやるわけにはいかない。基本的には自主的な行動を求めていますがすべてが自分たちでできるわけではない。ある程度の道を示してやらないと上手くできません。ビデオ編集などは専門的な部分がありますから難しい。また、今回はバルーンアートをやるのでその企画立案のサポートをしないといけない部分があります。これは代わりがいませんから私がやるしかありません。「お前も文化祭手伝うな」と思われる可能性があるのですがまー理解してもらえないなら仕方ないですね。全く意味が違いますから。

私が練習に行ったときにはスタートの確認。ある程度やってその後は専門。タイヤとハードル。この日はタイヤ引きの前にスタート確認をしていましたから先に短い距離のタイヤ引きをしました。加速段階を意識した練習ですね。練習の流れが分かってくれないと先には進めません。そのまま距離を伸ばして最後にショート。疲れてくると前に進まなくなります。自分がやらないといけない動きをしっかりと意識する。しかし、考えすぎると動きが硬くなりすぎる。難しいところです。真面目に考えれば考えるほど悪循環を生んでしまうことが多々あります。もっと気楽にやればいいという感じもあります。全く考えないのは問題外ですが走っているときにあれこれ考えすぎるのはよくないですね。冬期練習に入って1週間。色々とやることが多くてまだまだ理解できない部分があるかもしれません。できるだけシンプルにやっていくつもりです。たんに走るだけで技術的なものが変わるとは思いません。強制的に動きを修正するような練習も必要です。意識して変えるのではなく強制的に変える。表現が難しいかもしれませんが・・・。

練習終了後、自分の仕事。結局9時前まで仕事をしました。別にどうってことない話ですが。サービス残業が当たり前の世の中です。自分自身の仕事の処理能力が低いから残業をしないといけない部分がるのでしょう。放課後の時間に事務的な仕事をする気にはなりません。自業自得という部分もあります。とにかくバタバタしていて時間が取れませんでした。情けない話です。
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テンション下がる

2011-11-15 | 陸上競技
日曜日、朝から息子が腕が上がらないというので救急に行くことに。前日実家に戻っているときに転んだとのこと。一番眠い時間帯だったのでグズっているのかなと思っていましたが朝になっても痛いと言い続けるので徳山に戻って病院に行きました。

救急に行くと60分待ち。受付をした瞬間に救急車が来たのでもっと時間がかかるだろうと言われました。うちの選手が入院していたので先にお見舞いに行くことに。環境に慣れているのか明るく前向きでした。うちの息子が小さな声で「大丈夫かな」と心配していました。

救急に戻るとさらに救急車が2台来て120分待ち…。長い。息子が飽きてしまわないように色々話ながら過ごしました。結局診察を受けたのが3時間後。幼稚園の子供がこれだけ待つというのは大変なことです。診察を受けると大丈夫そうな雰囲気で言われました。子供が無理をして腕を上げているような感じに見えました。

まーレントゲンを撮ってみようかみたいな感じになり撮影してみると鎖骨骨折…。良く我慢していたと思います。かなり痛かったはずです。ランドセルのようなサポーターを付けてカバーすることに。小さいので可哀想ですね。

10日間で3回救急へ。なかなか経験できません。みんな一日も早く元気になってもらいたいですね。さすがにテンションが下がります…。
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天気も良いので走り込もう

2011-11-13 | 陸上競技
土曜日、朝からかなり良い天気でした。絶好の練習日和ですね。学校ではどこの部活も練習をしていませんでした。練習試合や公式戦で学校を空けているのかもしれません。活気が欲しいなと思いながらもこの状態であればグランドは使いたい放題です。完全に専用使用ですね(笑)。

練習を始めようと思い、前日に届いた100mメジャーを開けてみると奇跡的な確率でまたも不良品でした。すぐにお店に連絡をして対応してもらうことに。何なんでしょうか。かなりの疑問ですね。
練習準備をしようと思っていたらもう1つ疑問な部分がありました。この日も3年生が練習に参加していました(笑)。手伝いに来たのかと思いきや、「練習をしようと思って」とのこと。前日も練習に参加してくれていたようです。この子の競技に取り組む姿勢は本当に頭が下がります。卒業して続けるとは思いませんが、こうやって来てくれるだけでもありがたいですね。ついでなので全部練習をやるように話しました(笑)。

練習はサーキットから始めていつも通りの流れでやっていきました。一歩ハードルを始めて約1週間、準備としてはかなりスムーズになってきた感じがあります。動きの面はまだまだです。素早い入れ替えを目標にしていますが動きが小さくなったりブレーキをかけたりしてしまい狙いとする動きと離れてしまっていました。「速く動く」だけが目的ではありません。スイッチングを速くしようという狙いです。実際の走りにつながるような動きにならないといけません。
これを二歩にするとさらに崩れます。バタバタの感じがあります強く出てきます。決められた距離を速く動かして処理しようと思っているのですが、上がってきたスピードを落として処理してしまいます。ブレーキをかけて処理しても意味はありません。狙いは速く動くことです。その中で切り替えと縦の動きを身に付けさせたいと思っています。一朝一夕に出来るようにはなりません。繰り返し繰り返しやっていきたいと思います。そのまピッチアップのための練習へ。これも走るだけではなくしっかりと目的意識をもってやるようにしました。マークを使ってしっかりと切り替えていく。本数はそれほどやりませんがある程度の繰り返さないと意識できないでしょうから。

少し休憩してスタートの確認。前日の続きをしました。前の記事にも書きましたが時間を決めないといけないですね。本人達が納得できるまでやると本当に練習が終わりません。時間をダラダラ使えば動きが改善されるわけではありません。考えたいですね。休みを入れずにバトン走。3年生はこの辺りですでにバテていました(笑)。かなり動いているので当然です。

この辺りで約2時間。かなりやっています。天気が良いので気分良く練習出来ています。やっとメインの走練習へ。休息を兼ねてメジャーで120mをきちんと計測することにしました。今までかなりアバウトだったのでやはり正確な距離でやってみようかと。その時目印を決めたのですが女子1人が「あのテントの真ん中」と言い出しました…。テントはイベント毎に動かします。これでは絶対に目印になりません。以前テレビで女性が道を覚えるのに自動販売機や電柱にある看板で覚えるので道を覚えられないといっていました。この子は間違いなく道に迷うだろうな(笑)。

メニューは水曜日メニューにプラスアルファです。120mの往復走、120m+60mのセット走。今までは競技場でやっていましたが移動時間がもったいないという理由で学校でやることにしました。限られたスペースでも十分練習できます。直線ばかりですが春先から夏にかけてカーブ走をかなりやりました。それで左足の足首を痛めてしまったという経緯があります。思いきってカーブ走らなくても良いやとて感じで割りきりました(笑)。怪我をしないで練習していきたいですから。
その後タイヤ走。冬期なのでこういった道具を使いながら走りを身に付けていきたいですね。ここまでにダメージはかなり蓄積していたと思いますが勢いでやっていけました。最後はマーク走。ちょっとだけ工夫しました。絶対にスピードを緩めることが出来ない状況を作っての練習です。水曜日にやりましたが選手は疲労度マックスの中でワイワイやっていました。こういう練習も大切かなと。丸くなりました(笑)。

スキップと大股歩行で終わり。ぐったりするところまでしっかりとやりました。この練習、一番目を引いたのが3年生。結局最後まで全ての練習をやり遂げました。下級生はこの姿を見ますから絶対に力は抜けません。17秒くらいから12秒8まで記録を短縮した背景にはこのひたむきな努力があります。。試合に出るわけでもないのにここまで全力で全ての練習ができる人間はそう多くないと思います。3年生のおかげで良い練習ができました。感謝。

1週間やってみてかなりいれいろありますが楽しくできたのではないかと思います。この形で様子を見ていけたらなと考えています。来週からは朝練もやります。どうなるでしょうか(笑)。
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スタート練習

2011-11-13 | 陸上競技
金曜日の練習は基本的にスタート練習にしようと考えています。継続的な修正の必要性を感じています。少しやったくらいでは改善できません。昨年もやってきましたがまだまだ私の力不足のため走りにつながるレベルまではいきませんでした。深い反省が必要です。

中間の部分はある程度練習で対応できるようになってきましたが、加速段階はまだまだです。この1年間、本格的に100mで勝負をしたいと思い色々と勉強させてもらいました。自分一人で何とかしようという感じではなくひたすらお願いして教えを乞う中で勉強させてもらいました。通常なら間違いなくここまではしてもらえないと思いますが、私の周りには本当に人格者が多く親身になって助けて下さいました。

その中で学んだことや色々と考えたことを練習に導入しようと思っています。この日は本当に導入段階です。今までやってきたことの確認をしていきました。練習に付いておこうと思って行くと3年生が練習を手伝いに来てくれました。ありがたいですね。サーキットを計ってくれるということだったので任せてクラスの動画作成を手伝いに行くことにしました。

こうみえてもうちの学校でグラフィック系のソフトを一番把握しているのは私です(笑)。部活ばかりやっているわけではありません。ビデオ編集ソフトは使い方を覚えてしまえば簡単なのですがパッと見て使えるわけではありません。多くの生徒と教員が使っていますが基本的な操作だけ。合成やオーディオ操作等もやるとなるとかなり大変です。いつの間にかそれなりに使いこなせるようになってきました(笑)。生徒がやりたいことをやろうと思うとかなり大変な事が多いですね。練習とクラスの事を同時並行的にやるのはかなりのエネルギーが必要です。まー替わりがいないですから(笑)。

練習に戻った時にはスタート練習をやっていました。それまでの流れがよく分かりませんがスタブロからの出までいっていました。見てみると速く動かすことだけをやって身体を上手く運べていません。マークを置く場所を変えて一歩目を少し遠くに運ぶようにさせました。少しブレーキがかかるかもしれませんが投げ出しの感覚だけは意識させたかったので。完全な思い付きです。見ていて出来ていないなと思ったのでやらせただけの話です。任せっぱなしの練習になると上手くできないことが判断できません。もっとしっかりと関わっていきたいですね。

同じメニューを繰り返していきました。この形でやる場合、時間を決めてある程度の所で打ち切るようにしたほうが良いなと感じました。しつこくやり続けるのでいつまで経っても練習が終わりません。気がつくとかなりいい時間になっていたので走らずに終わりました。いやーこの辺りの時間管理はなかなか上手くできません。反省ですね。少しずつ取り組む姿勢に変化が見られます。何とかしようという気持ちがもっと大きくなっていけば面白いと思います。まずは強くなること。それだけを考えてやってもらいたいですね。
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フィードバックを得る

2011-11-13 | 陸上競技
金曜日、朝練はまたもミーティング。この日はフィードバックを得るという内容です。

ミサイルの話が書いてありました。何百キロ離れた場所から発射されたミサイルが誤差なく標的に当たる。これは途中途中でフィードバックを得ながら軌道修正をしているからです。標的に向かって進めば当たるわけではない。これは目標に進む選手にとって同じことが言えると思います。とにかくやると決めて動き始めることが大切です。最初の一歩を踏み出さない限りは何も始まらないですから。
ただ単にやれば良いわけではない。きちんとした目標に向かわなければ意味がないことになってしまうのです。前日に3年生が話していましたが「ダメなものはダメ」ときちんと言わないと目指す場所とは全く違う場所に言ってしまうのです。
特に「ネガティブなフィードバックを受け入れる」という部分は頭に入れておかないといけません。これは我々にも言えることですが。人は「良いね」と言われるのは気分が良いので受け入れやすい。当然ですね。逆に自分の問題点、課題を指摘されて修正するためのフィードバックは受け入れがたい。「ネガティブなフィードバック」と書くとマイナスなイメージがわきますが、目標に向かってやっていくためにはプラスなのです。自分の一時的な感情にとってはネガティブかもしれません。人格を否定されたような錯覚に陥る者もいるでしょう。だから他者からのアドバイスを受け入れない。言われて痛い事というのは本当は変えていかないといけない部分なのです。

フィードバックは用い方によっては大きなプラスになるのです。人からの忠告を素直に理解して受け入れるという姿勢を身に付ける必要があります。それは積極的にフィードバックを得るという姿勢です。誰かから言われるのを待つのではなくて、自分の考え方、やり方に対しての他者からフィードバックを得るということが大事なのです。
練習中、本当に動きを変えていきたいのであれば自分の感覚を大切にすると共に他者に見てもらうことも必要になります。多くの選手の中でしっかりと見てもらおうと思えば自分から積極的にフィードバックを求めていくことが大事です。

他の本の話も織り交ぜました。ニート(自称かもしれませんが)だったが世界最高峰であるエベレストに1人で登頂したいと思い立つ。もちろん周りからは「そんなことは無理だ」と言われ続けスポンサーも集まるわけはありません。それでも諦めずに自分の夢について語り続けた。1人でネット配信をしながらの登頂。ネット上でも否定され続けるが諦めずにやっていった。諦めずにやっているとスポンサーが集まりエベレスト登頂に挑戦できた。しかし、あと少しの所で命の危機に陥り断念。その必死な姿をネット配信していたが、多くの人から「ありがとう」という書き込みがされた。人生が変わったと。

最初の段階で「無理だ」というネガティブなフィードバックを受け入れていたら…。矛盾するかもしれませんが、「無理だ」というフィードバックも相手を思ってのことかもしれません。万が一の事があったら…という気持ちがあるからです。何も考えずに「できるはずがない」という者も間違いなくいますが。目標に向かうこと自体を否定するようなフィードバックは受け入れなくても良い。自分のやり方を修正するようなフィードバックはしっかりと受け入れていける人間になってもらいたい。

選手同士、学年関係なくフィードバックを与えあえる関わりを作ってもらいたいと思っています。それは競技だけでなく生活面でも軌道修正をしていかないと後で大変なことになる。この1年間の失敗を生かしていかないといけません。相手から嫌われるのではないかという一時的な部分で本当に大切なことを見失ってもらいたくない。そして自分のためになるフィードバックを素直に受け入れてもらいたい。

わかりづらいかもしれません。しかし、大切なことを話しています。目標に進むために出来ること、やらないといけないことをやっていってもらいたいですね。
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身体作り

2011-11-12 | 陸上競技
木曜日、午後の練習は計画通り身体作りとしました。先週の木曜日に始めてちょうど1週間です。少しずつ慣れてきたところではないかと思います。

練習の最初はクラスの生徒からの依頼を受けて色々とやっていたので行くことはできませんでした。ある程度の練習は自分達でできなければいけません。当然の話です。私が行ったのは開始1時間くらいしてからでしょうか。
早速esaki先生からアドバイスをもらいました。もう少し工夫したり意識させた方が効果が上がるような種目がありました。中途半端な形では意味がなくなります。客観的な意見を聞きながらやっていきたいと思います。一人で抱え込んで「自分が正しい」と思ってやっていくつもりはありません。形にはこだわらず「強くなるために出来ること」をやっていきたいと思います。シャフト補強でどうも十分な負荷がかかっていないのではないかということでした。肘が伸びきらない中では動きとしては不十分ではないかと。選手に意識して行うように指示をするとある程度できることが判明。いつの間にか動きが小さくなっていたのだと思います。気を付けていかないといけないですね。

練習では股関節周辺の地味な補強をかなり増やしています。走るために必要な基礎筋力を上げていきたいと考えています。目指す動きに対して十分な筋力が無ければ動きは出来ません。時間がかかると思いますが継続していきたいですね。
ハードルを使ってのリズムスキップを導入しました。先週の木曜日にはこの練習で1人転倒、手首を痛めました。それほど難しいことを求めているわけではありません。集中してやれば絶対に起きることはありません。油断は禁物です。本当はもっと速い動きをさせたいのですがなかなか上手くいきませんね。やるだけの練習ではなく目的をもった練習にしていかないといくません。なかなかイメージができないのでしょうね。

あとは今まで避けていたジャンプ系のトレーニングもやり始めました。瞬間的な力の発揮を苦手としていますからここを克服するためにもやっていきたいと考えています。それほど多くの頻度ではできませんから基本的に身体作りの日に入れていきたいと思っています。週6回の練習のうち2回は走らない日にしています。身体作りにしていますが、ジャンプ系やリズム系の練習が多くなっていますから脚にかかる負担は大きくなってくるでしょうね。毎日のケアを心掛けていかないと故障につながっていきます。気をつけさせていきたいと思います。

途中所用により学校を離れました。練習は7時に終わったようです。もう少し工夫できれば間違いなく7時までに終われそうですね。同じメニューをあと20分くらい早くできるようにすればあと2種目程度増やせます(笑)。慣れてくると行動はスムーズになりますから今後の動向を見ていきたいと思います。

しっかりと取り組んでいきたいですね。
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我ながら5

2011-11-12 | 陸上競技
ネットオークションで100mメジャーを落札しました。今まで使っていた50mメジャーが壊れてしまったのと50m以上の距離を測る必要があったので。基本的に60mくらいという感じでやっていました。まーこれは今からも同じでしょうね。マークを使った練習をするために100mメジャーを購入。

昨日頼んでいたものが届きました。先程練習開始前に使おうと思って開けてみると何故か1ヶ所ネジがついていなくてパタパタしています。またも不良品が届きました。オークションの説明に中国製なので多少の汚れや傷がついている可能性がある、と書いてありましたが「不良品の可能性がある」とは書いてありません。当然ですね。

仕方なくメールしました。電話番号が書いてなかったので…。このまま使ったら間違いなく壊れるでしょうから。出来れば交換してもらいたいという内容にしました。お金を返してもらうよりも必要な物を届けてもらうほうが良いですからね。

どれだけの確率なのかは分かりませんが強烈に引き寄せていますね(笑)。今回は不良品が届いたときの対応について考えることが出来ましたね。良い勉強をさせてもらったと思うようにします。前向きに考えないと何も始まりませんから。
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「想い」を伝える

2011-11-12 | 陸上競技
木曜日、朝練の時間に3年生に話をさせました。その後授業。

1時間目の時間、自分のクラスの授業でした。この授業、少し思うことがあってLHRの時間としました。授業時数確保という観点からすれば大きな問題だと捉えられるかもしれません。与えられた授業時間を別のことに使っているといえばその通りですから。学校の教育というのは「勉強さえすればいい」というものではありません。もっともっと大切なものがあるはずです。それを伝えることができないのであれば学校というシステムは不要だと思います。ネットで知識を得る、DVDで授業のポイントを把握するということができる時代です。生の声、他人の「想い」を聞くというのは何かを覚え込む作業よりももっともっと必要です。

文化祭まであと1週間となっていました。これに対する私の「想い」を私の言葉で伝えていきました。こういう行事となると必ず人間関係が崩れるようなイザコザが起きます。女子が多い私のクラスではほぼ毎回起きます。女子は最初から積極的に取り組める者と雰囲気に乗っかってやる者、少し距離を置いて関わる者が出てきます。最初から一生懸命にやっている者は途中から入ってくる者が許せなくなります。「これまで何もしなかったのに」という気持ちが出てくるのでしょう。当然といえば当然です。しかし、40人いれば40人の価値観、想いがあります。全員が自分と同じように最初からできるわけではない。逆に1人だけが突っ走って周りの者が付いてこれないという状況も生まれます。以前担任した時がそうでした。把握しているのが1人のため周りがかなり気を遣いながらやっていましたが、途中で機嫌を損ね「勝手にやれ」という感じになり、盛り上がれる部分で盛り上がりませんでした。微妙な空気が流れる。

物事は一人ではできません。こういう機会にみんなが協力することの大切さ、他人との距離感、関わり方を学ぶ必要があります。学校が教育現場であるならそこを学ぶのが一番大切なのではないかと考えています。1人ではできないことでも人が集まればできることがある。皆の力を合わせるからこそ何かをやり遂げた時の達成感がある。一人でも「自分は関係ない」と感じている者がいれば絶対に成功はしない。やるからには徹底的にやりたい。そして、どこのクラスよりも楽しみたい。中途半端にやっていても楽しくありません。「あいつらなんであんなに本気になってるの?」と周りから思われるくらい一生懸命にやりたい。それができれば学校行事としての意味があります。

もちろん、部活動などで全員がずっと参加できるわけではありません。だからこそ皆が一緒にできることを大切にしたい。「チームの法則」という本を読みました。「相手を大切にしよう」「自分を指そう」「誠実であろう」という3つがチームを作るための大事な要素です。集団で動くときというのは必要になってきます。そのことをクラスで理解してもらいたい。特定の人間だけでやった文化祭では面白くありません。全員で協力してやるからこそ価値がある。やるからには一生懸命やって、終わった時に「充実感」「達成感」を感じてほしい。

こんな話を本気でするというのは周りから見ると「恥ずかしい」と思われるかもしれません。しかし、私は子供たちと関わる仕事をしています。その人間が本気になって自分の「想い」を口にできないのであれば子供たちに何を教えるのかわかりません。本で読むからできるわけではない。生徒に紙に書いた本のコピーを渡すだけでは伝わらないものがあります。自分の口で自分の言葉で何かを伝える。それが人の心を動かすのです。そう信じてやっています。

全員が話を聞いてくれました。その後の行動は本当に協力的でした。これから1週間の文化祭までの準備期間、大変なことが増えていくと思いますが皆で一生懸命に取り組んでいけたらと思います。貴重な時間でした。
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