kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

自分達でやる2

2017-03-09 | 陸上競技
水曜日。この日も家庭学習日。15時以降は学内に入っても良いということになっていました。私は他の業務があるのでそれくらいがちょうど良いのですが(笑)。色々と考えるともありこの日もあえて自分達で練習をさせることにしました。ポールの練習のこともあるので朝から競技場でやることにしました。メニューは作成して渡しています。あとは本人達がどれくらいやるか。

月曜日から水曜日にかけてかなりハードなメニューにしています。ミニ合宿みたいな感じかもしれません。こういうときには私自身がそばに居て声をかける方が圧倒的に良いと思います。特に何人かはキツくなると気持ちが折れかけます(笑)。それでも最後の最後は自分達でやらないといけない。

月曜日の練習後に少し話をしておきました。実際に試合がある時には私がグランドで何かすることはできません。実際に走るのは選手。この子達が「自分達でやる」という感覚を持たない限りは勝負はできないと思っています。だからこそあえて私がいない所でもやるという感覚を持たせたい。普段はかなり手をかけながらやります。だからこそ「甘え」も出て来る気がします。そうであれば自分達で判断してあれこれやる機会も必要になる。

前日は記録測定などもあったのでかなりの時間がかかったようです。この日も量的には多めにしていました。タータンの上で二日連続ハードな練習をするというのはこの時期からすれば「ありえない」のかもしれません。が、県総体は3日間連続であります。今のうちのスタイルからすると3日目は200mだけなのですが、やはり3日間力を出し続ける機会というのも必要だと思っています。

前の記事にも書きましたが練習スタイル自体を「試合で力を出し切るために」という部分に重きを置くようにしています。フレッシュな状態で高いスピードが出せるというのは当然のこと。そうではない状態で「高いスピードを出す」という部分を重視していこうと。これもmtm先生からのアドバイスを元に。かなりキツイかなという気はしています。絶対に強くなるという気持ちを持たない限りはこういう練習では力は出せないと思います。あえてそういう状況での練習(笑)

前置きが長くなりました(笑)。アップは体幹補強中心。前日にかなり動いていますからもう一度身体を締めるという感覚ですね。移動をあまり伴わない補強をしました。ポールとやり投げは専門練習をしたかったのでこのメニューまでは一緒に。それ以後は別メニューとしました。こちらはメニューを考えることができないので完全にお任せなのですが。

スプリント系はここからドリル系。歩行からもも上げ。動きながらチューブとバーを使った動き。メインは走りにしたかったので本当に簡単なものとしました。で、2度目のハイアップ。タイム設定はしておきましたがロングスプリントに対応できる選手が自分でストップウォッチを持って走ることに。恵まれた環境の中でやること。そこが当たり前ではない。こういう環境下でもしっかりと練習をしていきたいですね。

休憩を兼ねて壁を使ったドリルを実施。少し移動を意識したスティックドリルをやってからスパイクへ。多分この辺りでかなり疲れていたと思います。関係なくやります(笑)。ある意味自分達でやると「メメニューを消化しなければいけない」という感覚になります。私が見ていたらきつそうだったらメニューを減らす可能性もあります。不在時はメニューを減らすことはありませんからかなりキツイと思います(笑)

スパイクを履いてスキップ走とシザース。動きの中で股関節が広がらないなという感じがあったのであえてシザースをやらせました。先日もやったのですがかなり下手。これでは走りの中で大きな動きができなくなります。この手の練習を継続的にやっていくことは必要かなと思いますね。引き続きチューブ5歩まで。

ここからはバトン中心。これが一番スピードが上がる気がします。負荷的にはかなり。最初はパスの確認。数本やって今度は並走。これはスピードを上げた状態でパス。さらには並走パターン3を。以前は30&60の形でやっていましたが今回は60&60の形で。途中の30mを並走。ここはバトンパスなしで「出」の確認です。久しぶりにやっているので感覚的に難しいところもあると思います。これからは頻度を増やしていきたいですね。

スピード刺激を入れながらさらにはバトン合わせ。直線での合わせと各区間での合わせ。これだけでかなりの負荷だと思いますね。絶対に緩めることができないですから。後で話を聞くとバトンが合わないところもあったようです。寒い&強風のためコンディションや走りを調整するのが難しかった様子。だからこそやっておく必要があったなと思いますね。今はミスをしてそれをきちんと調整できる方が良い。まー渡る方が圧倒的に良いのですが。

そこから最後に120m。セット走の形にしました。120m+60m+120m。キツイと思います。単純にこの練習をするのであれば「大したことはない」レベルです。前の練習スタイルであればこれを3セットくらいやっていた。が、今は1セットのみ。これ以上は無理だと思っています(笑)。できるのかもしれませんが。こちらも意図して練習を組み込んでいます。

最後に250m。これも全力勝負。ヘロヘロかもしれませんが。マイルまで意識するつもりはありません。が、対応できるだけの力が必要かなと思っています。ショートスプリント中心にしていますが1本勝負になった時にマイルも。←嘘です(笑)。総合体力としてやはり鍛えておくことも必要かなと。何本も走る必要はないないのかなと考えています。出し切る感じですね。ホームストレートの風が尋常ではなく強かった様子。ホームストレートからスタートするという感じにはならないでしょうから120m以上強風に向かって走るのはきつかったでしょうね。

で、最後の最後に60mの加速走を2本。修正走という意味合いが強い。最後に一番良い動きをして終わる。その感覚の中でトライアルをしておくことで手が抜けません。最後の一押しという感じですかね。

かなり寒かったと思います。さらには強風。この中で練習をする。意味はあると思います。最大スピードで走れたかどうかは分かりにくいですが。天候が良くて条件が良い中で速く走れるのは当然の話。そうでない時にしっかりとやっておきたいと思います。

完全に任せる。見れる時にはしっかりと見ていきたいですね。見ていないので中身のないblogになっているかもしれないですね。お許しを(笑)
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自分達でやる

2017-03-08 | 陸上競技
火曜日、この日は公立高校の入学者選抜。今回。うちはかなり高い倍率になっていました。ありがたいことです。あまり高くなると競技をやりたいけどテストがーとなるので困ります。それでも様々な進路につながる部分です。もしも選んでくれる選手がいれば本当に大切にしたいですね。

このあたりのことはデリケートな部分なのでblogに書くのはどうかという話になります。ということでこれだけ(笑)。受験生は必死に勉強して来たと思います。全員が合格できる話ではないので難しいですね。

この日は学内立入禁止。まー仕方ないですね。そのため選手は自分達で練習をすることに。競技場でやりました。この日からこちらが想定していた以上に寒くて気にはなっていましたが任せるしかありません。来週は国体合宿。その次の週は宮崎でのリレー合宿。不在になる時期が増えます。そうなるとどうしても自分達で良い練習をしてもらわないといけなくなります。

そういえばネットニュースで我々が宮崎に行く日程と男子の日本代表が合宿をする日程が完全に重なっていました。場所も同じです。メインとサブがあるので一緒のグランドで練習をすることはないと思いますが。選手が一緒に写真撮るくらいはできるかも(笑)←ミーハーか(笑)

基本的にタータンの練習ですから怪我のないようにというのが大きい。マネージャーがいない中でやるのでタイムを計るのもピストルを打つのも全部自分達です。それでもやらなければいけない。負担は大きいですが全て自分達のためになる。そう思っています。練習終わった報告はありましたが細かい部分がないのでやったメニューだけ記載しておきます。こちらが「全員報告」としないと細かい内容が伝わって来ません。なかなか。

メニュー的にはアップとして補強と動きを加えたものを。どんな時でも補強はやりたい。これはmtm先生に話を聞いて継続したいなと。シーズン中も継続するつもりです。少しおんぶダッシュをやって、そこからはキャプテンと相談してすこしドリルを。膝締め歩行からもも上げ。壁をやってからまたドリル。重心移動が少ないものから壁を使って移動を生み出して大きな動きのドリル。

スパイクを履いてスキップ走とチューブ5歩。さらにはカーブ直線の入り。内傾を開放する感覚です。スピード練習として位置づけています。この日は相談して動きと短い距離を中心にしていました。高いスピードを出せるように。前半のマーク走をやってから中間マークへ。ここでは50mのタイムを計ることにしました。これまでとは異なる感じですね。全力で走るという感覚をもたせたいのもあります。

ここで休憩がてら少し軸作りを。固定系の練習を入れました。更には腹筋と背筋も。常に走るだけではなく疲れて来た時にもう一度体幹に意識を持って行く感じでしょうか。

そこからはスタート練習。短い距離から少しずつ伸ばしていって60mまで。この辺りはメニューに細かく記載しておきました。段階を追ってやって行く。もちろんかなりの時間がかかります。それでもやる意味があると思っています。全てピストルを打ってタイムを計る。選手だけでやるというのは簡単なことではない。長くなると集中が切れる可能性が高い。それもあってあえて途中で休みを入れたのですが(笑)

更には120mを2本。この距離を走るのさえ久しぶりです(笑)本数が少ないと思われるかもしれないですね。これもそれまでにかなりの負荷をかけていますからしんどいと思います。それを可能な限り高いスピードで走るというのが実際のレースにつながると信じています。走った感覚がどうなのかは全く分からないので評価しようがないのですが(笑)

最後の最後に60mの修正走を。これは各自で。

かなり時間がかかったと思います。合宿レベル(笑)。ある意味強化練習になっていますね。こうやってやっていくことも必要。

かなりの負荷だと思います。それでもやっていきます。

感覚がどうだったのか??気にはなりますが。一応やったことだけを記録しておきます。ひどいわ(笑)
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考査終了

2017-03-07 | 陸上競技
月曜日、この日で学年末考査終了です。長かった(笑)私が長いと感じるのですから生徒はもっと感じるでしょうね。まー無事かどうかは分かりませんが(笑)

この日は翌日の高校入試の関係で午後から校舎内立ち入り禁止。学内は問題なくです。選手は13時30分くらいから練習開始。最初の段階で先日教えてもらったストレッチの確認をさせました。とにかく自分達でできるようにしていきたい。身体に目を向ける時間の確保です。

私はかなりの時間、練習に顔を出す事が出来ませんでした。任せる部分です。この時期は選手に任せる事が増えます。そのためにこちらも「自主性を育てる」という感覚を持たないといけないなと。そんなものは当たり前と言われるのかもしれないのですが。見ていないと手を抜くとか適当にやるという選手ではこれから先の伸びもありません。

久しぶりにアップメニューを実施。ここに関しては以前から自分達で決めさせています。ある一定メニューの中から選択して実施します。ときどき偏っている感じがありますが、バランスよく実施していく事ができるのではないかと思っています。とにかく補強の時間の確保ですね。

時間があるので久々にハードルを使ったドリルを実施しました。少し前までは毎日のよう「やっていたメニューですが、時間の関係で頻度が減りました。動きの習得のためには「ひたすらやらなければいけない」という感覚がありました。今は適度に導入していこうという感じですね。毎日やったら飽きてくるというのもあるので(笑)

慣れ。この部分は考えないといけないと思います。全く出来ない時にはある程度やらないと身につかない部分があります。しかし、出来るようになってくるとそれほど意識しなくてもできるようになる。「練習をこなす」ようになってしまうのではないかと思います。そうなると練習をする意味がなくなってしまう。「動きを徹底する」という狙いがいつの間にか「練習をさせる」事にすり替わってしまう危険性もある。そう考えるようになりました。

そこからはトレーニングへ。シャフトトレーニングとシャフト補強をひたすら。翌日から校内に入れないのでトレーニング系ができません。この日にしっかりとやっておきたいなと。走る練習が中心になるとなかなかトレーニングができません。競技場でもトレーニングはやりたいなと思っていますが器具を使った練習ができません。筋力をしっかりと維持・向上させる。ここは外せない部分だと思いますね。

引き続きおんぶダッシュ系。終わって壁ハードル。私はこの辺りで練習に参加。時間がかかりました(笑)。

スパイクを履いてスキップ走。そこから「これでもか」という感じで加速ドリルを。翌日に競技場でSDをやろうと思っていたのでそのための確認を。ポールとやりはこの時間帯のみ専門練習にしました。走る時間も作りたいなという感じがあったので。

加速ドリルは「スタンディングからの5歩バウンディング」をいれました。しっかりと地面に力を加えたいなという部分と重心を大きく動かしたい。その二つの部分を意識するためにです。ここはまずまず。

最後にDM走を。これは全員で。20mから10mずつ伸ばして60mまで。距離は短いですがしっかりと走ることができたと思っています。

ここ最近、スタートの時男子は「用意、ハイ」のタイミングで出ています。これまで「行きます、用意、ハイ」でした。女子はこのタイミングで出ている。男子はいつの間にか出方が変わっている。この部分でもめていました(笑)。タイミングが合わないのでスタートで戸惑う。可愛いものです(笑)。適当に調整してやらせました。統一した方が良いでしょうから。

また、なぜか分かりませんが男子のポール選手が速い。なんなんだ?一緒に走っている選手より速かったのでリレーメンバーと一緒に走らせました。最初はキャプテンと一緒に走らせたのですがポール選手の方が少し前を走る。女子が「結構速いですよね?!」と客観的に見ている。確かに。

ちょっとイラっとしたので(笑)、1年生エースを投入しました。「so、分かってるよね?!」と念押ししてスタートさせました(笑)。それても結構付いて走ります。明らかに速くなっている。スプリントドリルもほとんどやりません。やっているのはポールの練習と適度なトレーニング。他の者と一緒に走る機会がなかったので気づかなかったのですが走れるようになっていました。

男子キャプテンも「あれ、絶対11秒台で走れるようになっていますよ」と(笑)。スタンディングからのスタートであれば11秒中盤くらいでは走りそうな勢いがあります。バトン練習はそれほど出来ませんがアンカーとして投入することも視野に入れないといけないかなと思っています。

元々緊張するタイプなので試合になると落ち着きがなくなります。そのことを本人に話すと「慣れれば大丈夫です!」とどこから自信が来るのか分からないくらい笑顔で答えていました(笑)おいおい(笑)

少しずつ力がついているのが実感できるのかなと。それで十分なのではないかなと思います。女子エースも以前と比べると加速段階が改善されています。まー今までが酷すぎたのですが(笑)。練習は偉大だなと改めて感じました。

翌日以降の事を伝えて終了。グランドでやるのは選手自身です。こちらが出来ることは限られています。本人たちがどれだけ真剣に競技と向き合えるかが大きいと思っています。やるべき事をきちんとやる。それだけです。

雰囲気的にはかなり明るくなったと思います。これが続いてくれれば良いなと期待しています。
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身体のケアについて

2017-03-06 | 陸上競技
土曜日の練習後、先日からお願いしていた身体のケアの講習会をしていただくことに。以前からお世話になっているkmnさんに来校して頂き選手たちに話をしてもらいました。

身体のケアに関してはかなり前から言い続けています。しかし、なかなかそこまで目が向きません。実際問題痛めてしまった後に初めて「ケアをしなければいけない」と感じるようになる。またその痛みが引けば忘れてしまう。その繰り返し。何が何でも治そうという感覚も持ってもらいたい。

大阪に行った時に練習の終わりにかなりの時間をかけてケアをされていました。うちの選手も話戻ってきて数日は意識していました。が、それ以後は少しずつ疎かになっていき最終的に忘れてしまう。これはこちらの責任という部分もあると思います。そこまでの時間の確保ができていない。自省するべきですね。

ここ最近強く思っているのですが自分だけで何かをするのではなく専門的な知識を持っている方の力を借りながらやる方が圧倒的に早い。私が言うと「また同じこと言っている」という感覚の中でスタートしてしまいます。マイナスから始まる(笑)。より詳しい人に話を聞くことで間違いなく変わっていきます。

今回は最初にケア用品を使ってのマッサージの仕方から教えてもらいました。専門的な知識がなくてもある程度高い効果が狙えるマッサージ。セルフマッサージでケア用品を使うだけで変化を感じていたようです。「おー」という感嘆の声が(笑)。ある意味単純です(笑)

これまでとケア用品は使ってきました。前任校から同じメーカーのものを継続的に。マッサージクリームなどは様々なメーカーが販売しています。実際問題、どこのケア用品が良いのか分からない。体感して一番いいと思うものを使うのが良いのかなと。試合前にスプレーみたいなやつを使う。これなんて気分の問題だと思います(笑)。周りがどうこうではなく自分達にとってプラスになることをしていきたいなと思いますね。

その後は二人一組でのストレッチを。ストレッチといってもリンパの流れを良くするためのもの。筋肉を伸ばして緩めるというのではなく老廃物の詰まりを流していって柔軟性を高めるというもの。やり方が色々とあるので選手にメモを取らせて覚えさせました。私も動画を撮って後で確認できるようにする。この手のことを毎日の練習に取り入れていきたい。

2時間近く講習会をしてもらえました。いや、本当にありがたい。人と人の繋がりという部分は大きいなと改めて感じました。うちの選手の保護者とkmnさんが知り合いだったことも判明。世間は狭い。だからこそその繋がり大切していきたいなと思います。

貴重な時間を割いて頂きうちの選手のために講習会を行って頂けたことに感謝。しっかりと結果につなげて恩返しできたら良いなと思います。
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加速段階中心で

2017-03-05 | 陸上競技
土曜日、この日はかなり予定が詰まっていました。とにかくやることが多くて。練習もやらなければまいけないので普段よりも早い時間からの練習開始。8時からとしました。

かなり暖かいのもあり過ごしやすい。時間的にかなり限られているのでアップの時点でシャフト補強としました。全種目実施。これだけで汗をかいていました。暖かいというよりは暑いという感じでしょうか。その後、おんぶダッシュ系をやってから往復走と専門練習に分けました。

往復走、ボールを使ってのフロント走とバック走を交互にやるようにしていました。が、フロントそうだけの方が圧倒的にキツイだろうなと感じていたので5往復しにして全てフロント走。女子は心が折れそうになりながらやっていました(笑)。とにかくやり続けたいなとは思っています。

終わってからスパイクを履いて前日に引き続き加速段階の練習。シャフトを使っての立ち上がりとスケーターズジャンプを加えて行いました。前日よりはグランド状況も改善されていたのでまずまずかなと。練習の初めにもう一度各種目の課題を確認しました。それでも立ち上がりに関しては「狙い」ではない練習になっていました。このままやり続けていたら一歩目で止まってしまう。気づいた段階で指摘。次に繋がるようにさせました。

スタブロも実施。ある男子選手はその場足踏みになります。これでは加速段階の数歩が全く意味を持たなくなります。女子の1年生エースのNは中学時代、ものすごいスタートでした。驚くくらい酷かった(笑)。初めて見たときこの子はなんでその場で立ち上がってからのんびりスタートするのか?!と。高校1年生のシーズンもかなりテコ入れしましたがなかなか改善されませんでした。この冬で少しずつ変わってきたかなという感じを受けています。これだけで0.2秒くらいは変わってくるかなと。

話が逸れてしまいました。本当にその場足踏みをする男子選手。一歩目というよりは二歩目ですね。膝の引き出しが全くできません。そのためそこで重心の移動が止まってしまう。そこから全く動かなくなります。とにかく意識をさせながらやっていくしかない。こちらもできるように工夫をしていかなければいけないなという気はしています。

2セット実施してからそのままタイヤ引きへ。今回はタイヤ引きとスプリントを組み合わせて行いました。加速段階から中間につなげていくための練習をやりました。10mから10mずつ増やしていって60mまで。タイヤ引きを1本やったら次はスプリントで同じ距離を1本。タイヤ引きをして身に付けようとしている動きをすぐにスプリントに結びつける。加速段階から中間に移行していくときにどれだけ足を身体の前で動かせるか。そこを徹底したい。

なかなか難しい部分ではあります。それでもきちんと動きは作っていきたい。暖かくなっているので自然とスピードも上がっていきます。故障しないように気をつけていく必要があります。その部分も含めて練習後は身体のケアについての講習を受けようということにしていました。

自分の身体に興味関心を持たなければいけないと思います。こちらがどれだけ話してもなかなか自分のこととして捉えることができない。怪我をしてから「ケアをしておけばよかった」と思うのは毎回のパターンです。そうなると自分が損をする。そうならないようにこちらも半強制的にでもケアに目を向ける必要があると思っています。

こちらはまた別に。記録程度の日誌にしかなっていないですね(笑)
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少しずつ準備

2017-03-04 | 陸上競技
金曜日、この日は暖かい1日でした。学年末考査4日目。他校はこの日で終わりだったり、卒業式前に終わっていたりするようです。これは言っても仕方ない。←その割には言っていますが(笑)

考査は2時間の所と3時間のところがありました。人数の関係でこの日は3時間考査に合わせて動くことに。この辺りの判断は自分達でさせました。一応投げかけをしてはどうするかは自分達で決める。全て私主導というのから少しずつ抜け出したいなと。まー基本的にはこちらでコントロールするのですが。

2時間考査の者は先に食事をとる。私はその間に採点。なかなか分かってもらえないかもしれませんが部活に出るためにそれ以外の時間で色々とやっておかなければいけません。練習の数時間は他のことはできないからです。そんな事当たり前だと言われるかもしれないですが。さらに午後から会議の予定でしたからその間に採点と練習を見る。気がついたら昼食をとる時間がない(笑)諦めています。

練習を始めようと思ったらグランド状態が微妙。前日にかなり降っていましたからいつも走る場所では走れそうにありません。諦める(笑)。山に行って練習しようかなと思いましたが私の会議のこともあるのでそれも難しい。他の部活と相談して走れそうな場所をしばらく使わせてもらうことに。限られた時間なのでアップはそこそこにして進めていきました。

ダイナマックスを投げてすぐに往復走。ダイナマックスを持っての往復走。短時間で身体を動かすようにしました。動き続ける能力を高めるのであればもっと連続でやる方が良いのかなという気もしているのですが。場所的な問題もあるので今できる最大限の事をやりたいなと。60mを4往復。トータルで480m。少ないかもしれませんが。

そこからは加速ドリルと中間ドリル。グランドが緩いので結構なパワーを使ってしまいます。本当はもっと楽にやりたいなという感覚はあります。来週は競技場で加速段階の動きを徹底したいと思っているのでその準備段階として実施しました。いきなりやってもできない。この冬は定期的にやっています。少しずつ動きに変化が見られます。単純にスタブロからの出をやるだけではなくそのための準備練習もしておきたい。

中間ドリルは普段と少し変えました。タイヤ押しにタイヤを使うのでタイヤ引きができない(笑)うちは道具にも限りがあるので何かをやれば何かできない。トレードオフですね。この日は加速段階の方が必要だと思ったのでそちらを優先することにしました。パートに関係なく全員でやらせたので道具の数が明らかに足りなくなります。その時その時の判断。

中間ドリルは一歩ハードルとDM走、ポール走、DMシザースとスキップ走。とにかく中間での動きを意識させたい。見ているとなかなか膝が前まで出てこない者もいます。ここでとにかく意識してやっていきたい。直接見ながらしつこく言い続ける。

これを2サイクルやりました。が、私はその途中で会議へ。会議か2時間程度かかったので練習は見れませんでした。とはいっても練習自体は加速ドリルと中間ドリルをやったら並走をやって終わりという形にしていたのであれからすぐに終わったとは思うのですが(笑)

会議後はまたも採点などをして、翌週の練習計画を作ることに。自分達でやってもらわないといけない部分がかなりあるのであらかじめこちらから指示をしておきたいなと。不在の中でやらなければいけないのでこちらとしても細かい部分を示しておかなければいけない。良い練習をするためにはこの辺りも大切だと思っています。

色々な意味で準備はしておきたいですね。こちらも時間を効率的に使えるようにしていきたいと思います。
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自分達で

2017-03-03 | 陸上競技
木曜日。特別な理由があるわけではないのですが選手に練習を任せることにしました。この日は3時間考査。時間もなく天気も悪い。この中であえて私がその場にいなくても自分達でやらせる方が良いかなと。

これまでは「常に練習を見ておきたい」という気持ちがありました。若い頃というか最近までは「任せる」という事が出来なかった。私自身が未熟というか幼いというか。チームとして成熟しているわけではないですからひたすら指摘しないといけないかなという感覚がありました。

もう40歳。ある程度こちらも大人にならないといけません。選手を認めていく姿勢を持たないといけないかなという気持ちがあります。これまでであればとてもそんな気持ちにはなれませんでしたが(笑)。少しだけですがチームとしては進んできているのかもしれないなと思っています。2年目が終わるのですが、普通よりは到達が早いかなという気はしています。もちろん油断はできませんが。

前任校では5年はかかりました。何もないところからスタート。ジョギング部というか本当に何もしていない部活。3人しか部員がいなくて1人はほとんど練習に来ない(笑)。そんな中でやっていた。ある意味ほとんど人がいなかったのでやりやすかったのかもしれません。が、お手本になる先輩の姿がないので怒られてもよくわからない。

チームとして機能するまでにはやはり5年。少し形が出来たかな?と思っていたら上級生が下級生と上手くできない。力がある(高校に入って数ヶ月でいきなり伸びたのですが)選手の存在を認められない。まーなかなか難しい関係でした。そこでかなり停滞しましたが翌年からは大きく伸びました。

そう考えると2年目。簡単ではないといわれる中でそれなりになったかなという気はします。が、まだまだ目指すところには遠いのですが。それでもある程度は「任せる」ことが必要になる。それをやっていかないといつになっても「私が言うからやる」という感覚から抜け出せないだろうな、と。

この日は天気も悪かったので室内でシャフトトレーニングとシャフト補強。トレーニングのみとしました。ここ最近このパターンはありません。40分程度で終わったということでした。考えられる者であればその後に少しだけでも「走りにつながる動き」を入れておく必要があると感じるかもしれない。求めすぎかもしれないですが。

最低限のことをきちんとやっておきたいですね。その時その時出来る最大限の事をしておきたい。卒業していった選手達が果たせなかった事を少しでも感じ取ってもらいたいですね。今だから出来ることがある。その意味をしっかりと理解してもらいたい。

とりあえず記録しておきたいと思います。少しずつ前に進んでる気がします。
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支えてもらう事

2017-03-02 | 陸上競技
少し思う事を。

はっきりとした記憶がないのでアヤフヤな部分もありますが。去年指導している中で「陸上競技を一生懸命やった」と卒部式の時に胸を張って言ってもらいたいと伝えた事があります。それくらい全力でやってもらいたい、と。

今回、卒部式のときにその言葉が聞けました。その言葉を発したのは他の誰でもないマネージャーでした。頭の良い子なので私が言った事を覚えていたのかもしれません。それでも私は本当に嬉しかったですね。

実際問題、この子の存在がチームを支え続けていました。少人数の部活。特に女子は上級生がいませんでした。実際に走るわけではないマネージャーが一人。何かあっても相談するところもない。男子はいますがやはり細かいところまでは相談できない。一人で抱え込んで涙する日もあったはずです。男子はそれなりに動きますが女子は本当に動けませんでした。マネージャーが全てやるような感覚。しんどかったと思います。

今でこそそれなりに動く2年生。よく考えたら今の1年生と同じ感じだったと思います。真っ先に帰る。冬の間までそうだった気かまします。それがいつの間にか成長していました。何がキッカケなのかハッキリしませんが。まー今の1年生女子もかなり変わっていますから何処かのタイミングで「キッカケ」があったのかもしれませんね。

チームが成長していく過程で選手の頑張りはもちろん必要です。実際に走る選手が変わってくれなければ先には進めないからです。が、それを一番近くで見続けて支えてくれる人の存在がある。このことをどれどけ感じ取れるか。

マネージャーが「高校時代の一番の思い出は陸上競技」と言ってくれること。私は本当に嬉しく思います。自分が走るわけではない。表立って感謝の言葉を発する者もいない。それでもこちらが求める事を察してくれて自分から動いてくれる。何かあればマネージャーに聞けば分かる。性格的に表に立ってガンガン引っ張るタイプではありませんが、間違いなくチームの中心でした。2年生女子はものすごく慕っていました。この子がいなければうちの女子は終わっていたと思います。過大評価ではなく。

春先、女子には「マネージャーを中国大会へ」と伝え続けていました。本当に感謝するのであればま自分達が強くなって中国大会に進む。そこで走る姿をマネージャーに見てもらう。それが一番の恩返しになる。実際に走れる選手は5人しかいませんでした。そのうち一人は高跳び選手。県選手権で49秒台をいきなり出してこれなら中国大会に進めると思っていた矢先、県総体前日に1走が足を痛め走ることさえ出来ない。危機的状況でした。1秒走力が違う高跳び選手に無理を言って走ってもらうことに。

私は「いつも通り」という話をしていました。マネージャーも常に選手の側にいて「いつも通り」と言い続けてくれた。レースの時には1-2走のバトンパスの上でずっと見ていてくれました。バトン練習を全くやっていない区間でしたから不安もあったと思います。何とか無事に3位に入り中国へ。

アンカーを走った2年生がマネージャーを見た瞬間に泣きながら抱きついていました。「中国に連れて行ける」と言い続けながら泣いていました。もちろんマネージャーも涙を流していました。その姿を見て私も・・・。周りからすれば「行って当然」と思われるかもしれない。しかし、そこにたどり着くまでに考えられないくらいの物語はあります。それを知っているからこそ涙が出る。

マネージャーを特別評価しているわけではありません。しかし、私が見てきたマネージャーの中で一番優れていると思います。控え目ですが最後はきちんと背中を押してくれる。このマネージャーがあと1年いてくれれば本当にチームは抜群のレベルに上がっていたのではないかと思います。それくらいの子でした。

私自身、練習を進めていく中でこの子がいなかったら出来ないこともたくさんありました。こういう性格ですから思いつきでやります。それを全て記録していてくれたので次にやろうとした時にスムーズに練習を進めることができる。この子自身が「陸上競技が好き」だったのも大きいのかなと思います。間違いなく短距離の「太陽」だったと思います。

男子も頑張ってくれていました。ここもかなり評価していますが、やはりマネージャーの存在は大きい。

私がめちゃめちゃキレていてもその理由をきちんと理解してくれていました。もちろん、選手の愚痴を聞く立場にもなっていたでしょう。指導者と選手の間に立って上手くコントロールしてくれていた。いや、本当に良い子でした。

目立つ部分ではないかもしれない。それでも支えてくれる人がいるから出来ることがある。それは決して当たり前ではない。自分がやりたいことをやるためにはそれを影で支えてくれる人がいるから出来るのです。

マネージャーへの感謝。この気持ちがあるなら目の前のことを一生懸命にやるしかないと思います。私自身、この子を越えるマネージャーを育てていきたいと思います。今は誰もいないので不可能ですが。やはり、強いチームには素晴らしいマネージャーが存在する。それは間違いない。

本当に感謝の気持ちしかありません。試合を見にきてくれるということなのでその時に笑顔で安心してレースを見てもらえるようにしっかりと選手を育てていきたいと思います。

完全に偏っています(笑)。お許しを(笑)。
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卒業式

2017-03-02 | 陸上競技
3月1日、山口県ではこの日が県立高校の卒業式です。それぞれの学校で多くの生徒が新しい環境に向けて出発する日です。

卒業式の後に部活の集まりがありました。今年は最初だけ全体で集まり、少しして短距離と長距離に別れました。私が赴任したせいで練習や集合は完全に別になってしまいました。このことに関しては申し訳なく思う部分があります。これまでの流れを大きく変えている。今まで通りの流れの方が良いと思う卒業生もいるかもしれません。

短距離だけで話をする時には卒業する5人に一言ずつ話をしてもらいました。それぞれが思う事があったようです。

「結果は残せなかったが様々な種目に挑戦できて良かった。」

「県総体以後、全員で集まって練習に行こうと言っていたが全員揃うことはなかった。一緒に練習できる時間を大切にしてほしい。」

「怪我が多く思うように結果を残す事が出来なかった。それでも最後に一緒に走った県総体。走れて良かった。とにかく怪我をしないようにケアして欲しい。」

「高校時代の一番の思い出は陸上競技。最後の日にそう胸を張って言える。みんなもそうあって欲しい。」

「一人で全部をやろうと思っていた。でも結局出来なかった。みんなで支えあいながら助け合いながらやって欲しい。」

こんな感じの話でした。

この子達は本当に大変だったと思います。2年生になる時に私が赴任してきた。それにより今までとは大きく異なる流れになった。トレーニングの日は練習30分程度で終わっていたがいきなり3時間近い練習になる。これまでやっていた事とは全く違うことをやる。それだけで大きなストレスだったと思います。去年までは〜だったのに。そういう感情が生まれてくるのは当然だと思っています。

最初から「陸上競技をやる」と思って入たわけではなかったと思います。「陸上やろう」くらいだったのではないかと思います。競技をするのであれば和気あいあいという部分だけでは上手くいかなくなります。シビアな事を求めるようになる。そうであれば「想いを共有できるかどうか」は大きい。身体を動かしたいという軽い気持ちで入ってみたら実は本気で練習する部活だった。それは今の2年生ならありえる話だと思います。

3年生は1年間別の流れでやっていた。それがどうだという話ではなく「流れが違う」というのは本人達にとって大きなストレスだったと思います。時間を守る。練習を全力でやる。その部分。これだけを徹底するのにかなり時間を要しました。それなりに練習をやっていても特別問題はなかった1年生の時から2年生になって求める水準が高い変わる。それはしんどい。分かってはいます。それでもこの子達に何かを残すためには嫌われてもやるしかないと考えていました。

先日、かなり部内が揉めました。まー私がブチ切れたというのも大きく影響していたと思うのですが。その時には3年生が数人部活に顔を出してくれました。修学旅行中だったと思います。心配をしてくれる。1年生しかいない時期でした。今の3年生はそれほど深く関わっているわけではありません。それでも気にかけてくれる。そういう中で変わってきたかな、と。

今でこそ2年生がそれなりに動けるようになっていました。特に女子。が、1年生の時は全く。女子の上級生はマネージャー一人だけ。練習で引っ張ったり出来ない。一人で思い悩んだ時期もあったと思います。それでも支えてくれた。そういう段階があるからこそ今のチームがあると思っています。

今の下級生は本当に感謝するべきだと思います。今、普通に練習をしているのは3年生がその土台を作ってくれたからです。1からやらないといけない部分がある。そのしんどさがどれだけのものか。何をどうしたら良いのか分からない。目標とするモノがない。その中で模索しながらやっていく。合宿に参加しても後ろの方に付いているだけ。何も出来ない。そんな日々。今があるのはこの子達のおかげです。辛い部分を乗り越えてくれたからこそ今がある。

もう少し書きたい事があるので。内容が偏るかもしれませんが。
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ある程度走る

2017-03-02 | 陸上競技
火曜日、考査は1時間のみ。それが終わってかは表彰式と卒業式の予行練習。さらに掃除もあるので全てが終わるのが13時ごろでした。仕方ないですね。

そのため食事を取ってから練習をすることに。翌日は卒業式なので試験なし。身体を動かしておきたい。気持ち長めにすることにしました。もちろん、勉強時間の確保はします。勉強しないで練習だけやらせるつもりは全くありません。真面目に。

練習はダイナマックスを使ってアップ。ポールと投擲は専門練習から始めることにしました。私はウエイトの手伝いをすることに。ベンチなどは一人でできません。危険ですからついておかなければいけません。投擲選手が数人いるなら自分たちでサポートしながらできますがうちは一人だけ。そのため絶対に補助を付けます。暇なのは私だけですからサポート(笑)

スプリント系はその後往復走。以前と比べると高いスピードでできるようになってきました。ある程度続けていく中で多少なりと適応してきたのかもしれないですね。その後、スパイクを履いてスキップ走。この辺りまでは私は遠目に見ていました。ウエイトをする場所が部室から100mくらい離れているので。まーこの辺りまでは自分でやれるようにならないと。

ある程度やってから複合走。道具の関係で男女が別種目から始めていました。できればタイヤ→ダイナマックス→ランが理想なのですが。まー仕方ないかなと。暖かいのもあり随分動きができるようになってきました。数ヶ月の練習が実を結んできているかなーという感じですね。

バーを使ったらしながらやっています。以前はボールを使ったりバランスディスクを利用しながらやっていました。短いスティックを持って軸作りをしたりというのはやっていました。が、大阪に行ってバーを使った練習を見て間違いなくこちらの方が意識しやすいだろうなと感じました。即導入(笑)

複合走の中にも入れました。タイヤ引きスキップやバウンディングにもバーを持ってやるようにしました。それにより種目が増えるという恐ろしい話になるのですが(笑)。全ての種目を1本ずつにしても良いかなという感じがあります。本数が多くなりすぎるとそれだけで練習が終わってしまう(笑)。

女子は4人しかいません。見ているとずっと同じ場所で走っていたので刺激が少ないなと。入れ替えをする程人数がいないので。そのため隣の入れ替えだけをしました。ローテーションで走る位置を変えていく。いつも隣が同じよりは違う人と走る方が良いかなと。本当はこの辺りの工夫までできると理想なのですが。それは求める水準が高くなりすぎているで我慢。

最後に60mの並走パスをやって終了。1本目にバトンが渡らないところがありました。この経験は大切だと思います。渡らない。試合の時にこれでは困ります。何故渡らないのかを考える。60mの並走ですからその日の自分の調子を正確に把握しておかなければいけません。その中でペアできちんと確認する。今日は自分が良く走れているからいつもより距離を伸ばそう、走りがイマイチだから少し縮めよう。そうやって自分の感覚を相手に伝えて確認する作業をしっかりとやる必要がある。

単純に走るだけではなくそういう部分まで含めて考えていく習慣を身につける必要があると思います。「良かった」「悪かった」というだけではなくその原因を探る姿勢。これは以前であればできませんでした。少しずつこちらが求める水準に上がってきているかもしれない。まー私に言われずにそれが毎回できると良いのですが(笑)

この時、ちょっとした事が。練習途中でしたがうちの選手が突然あらぬ方向に走り始めました。なんだ??と思って見ていると他の部活の子が足を痛めていたらしく荷物を取りに行く事が出来ない。それに気づいて取りに行ってあげたようでした。私は気付きませんでした。本当に足が痛かったようで数センチずつネットにしがみつきながら進んでいました。

別にblogに書く内容ではないかもしれない。それでもこのことは印象的でした。これまでは自分のことさえやらない雰囲気がありました。率先して動く事がない。言われて言われてやっと動く。それが周りの様子を判断して動く。足が痛い人がいるからそれをサポートする。それが自分と同じ部活だからとかではなく困っている人を助ける。少しだけですが感覚に変化が生まれてきたかなと感じます。

練習だけを指導していたらこの変化はないかもしれない。視野が少しずつ広くなって行動が変わる。これだけでも意味がある。もちろん、それだけが目標ではないので結果に繋がるようにしていかなければいけませんが。

少しずつ変わりつつあるのかなと。この日で2月は最後。あっという間です。シーズンインも目前。力が付いているのは間違いありません。あとはどこまでいけるか。これまでと比べると色々な部分が大きく変わってきていると思っています。ここがスタート。そう思います。
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