今日、ジーコ・ジャパンは、イランを破り、ワールド・カップ出場に花を添えた。おめでとう。
ジョホール・バルーの戦いの時は、まだ、シンガポール赴任前で、フランス・ワールド・カップには、当然行けず、日本・韓国でのワールド・カップの時は、シンガポール駐在中ということで、ワールド・カップには、とんと縁がないが、今回の亜細亜一次予選の2戦目だったか、2004年3月のシンガポールでのゲームは、見ることができた。予選の中でも一番ひどいゲームといわれているが、ほんとにひどかった(欧州組も入れたフルメンバーだったのだが...)。よくあそこから、今日のゲームができるまで、進歩したものだ。たまたまVIPルームということで、川淵キャプテンもおられたが、試合後は憮然とした表情だった。キャプテンもあれから1年半後にこのような形で、予選突破できて、感慨無量だろう。
ちなみにシンガポールには、数万人入るスタジアムは、ナショナルスタジアムひとつしかないが、予選の試合予定日は、プロラグビーの準備(芝の調整が必要らしい)でおさえられており、ホームとアウェイの交換を日本に申し入れたが、受け入れられず、数千人しか入れない、インド人街の近くにあるちんけなスタジアムでの試合となった。在留日本人は、券が手に入らず、TV観戦の人が多かった。シンガポールの大善戦で、翌日の新聞で、シンガポールチームの健闘を称える記事が、トップニュースを飾ったのは言うまでもない。
ドイツワールドカップもまた、TV観戦になると思うが、また、決勝トーナメントまで、進んでくれることを祈る。