かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

智積院の名宝 & Jefferson Starship

2023年01月12日 | Music
今日は、朝から大ショック。
ジェフベックが亡くなったという。
3大ギタリストの中では、一番元気と思っていた。
先日も、ジョニーデップとのコラボ作品を出したばかり。
ジョニーは、お見舞いをしたという。
11月の最後の公演の共演者となってしまった。
近時の来日コンサート(4~5回?)には全て行けていたのがせめてもの救い。
ご冥福をお祈りする。



今日は、昼は、智積院の名宝展に行ってきた。
京都には相当行っているが、智積院には行ったことがなかった。
真言宗智山派の総本山で、成田山新勝寺、川崎大師、高尾山薬王院などが、末寺というが、今は、末寺の方がよく知られている。
今度、宝物館ができるそうなので、駅からも近いし、訪れたいと思う。

この名宝展、日時指定券ではないというので、空いているかと思ったら、そうでもなく、出た頃には、行列になっていた。

目玉は、何といっても、長谷川等伯達の障壁画。
なかなかこういう形では見られない。
ほとんどが国宝に指定されている。
焼失したりして、残されたものは少ないが、それでも、その迫力、豪華さは、桃山文化を代表するものだ。
等伯と言えば、トーハクの、松林図が有名だが、水墨画も、金碧画も、最高峰だった。
水墨画は、雪舟の弟子と称し、金碧画は、狩野派の脅威となった。
元は、早逝した秀吉の愛児鶴丸を弔うため創建された祥雲寺にあったものだが、夏の陣後に、家康の計らいにより、智積院が管理することになったという。
焼失前の写真や、目録から、元は、もっと壮大な障壁画であったことがわかるが、本展示でも、その壮大さがひしひしと伝わってくる。

その他にも、本寺に伝わったお宝が多数出展されているが、珍しいところでは、堂本印象による不思議な障壁画や(古寺の障壁画とは思えない)、綱吉の観音図なども目を引いた。
後期のみ展示される見事な孔雀明王像も見れた。
会期は、もうすぐ終わるので、貴重な機会として訪れてみてはいかがだろうか。



夜は、Jefferson Starship。
CDを注文していたのだが、届いていなくて、予習無しになった。
Jefferson Airplane の後継バンドで、最初ヒットを飛ばしたものの、メンバーチェンジもあり、伝統を引き継ぎつつ、活動を続けているという感じ。
入りも、5割ぐらいだったが、久しぶりの日本公演ということで、盛り上がった。



5人編成だが、ギター3人、キーボード1人、ドラム1人という変則編成。
ベースは、キーボードがやっていたようだ。
まさに古いロック?
70’s、80’sを彷彿とさせる。

何と途中で、Jeff Beckのトリビュートで、ギタリストのJude Gold さんが、ソロで、恐れ多くも、Jeff Beck の曲を。
今朝の今夜で、たぶん即席だったろうが、見事にコピーした。
実際の公演では、なかなかテクニックはわからなかったのだが、近くで見れて、斬新な技術を駆使していることがわかった。
手を弦代わりに演奏していたのか。
R.I.P.
アンコールは、Jefferson Airplane。
メリハリのある公演で楽しかった。



今日、たまたま経済についてのネット講演があって、今の購買力平価は、88円だそうだ。
我々のせいではないが、申しけわないぐらい円が安くなっている。
円建て価格は変わって欲しくないが、為替レートはもうちょっと普通になって欲しい。
でないと、外国ミュージシャンの公演に行けなくなってしまう。
コメント
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