カンレの日記

還暦の年から始まったブログ、いつの間にか古希そして喜寿を迎えた日々のこと。思いのままに。

語り部をして頑張っている母

2021年03月18日 | 東北関東巨大地震

母繋がりで、姪のことを書いておきます。

東北関東巨大地震から10年経った今

姪は、まだ悲しみくれながらも

あの教訓を後世に伝えていきたいと

石巻市で語り部として頑張っています。

 

あの日、姪の三男は18才

就職が決まり教習所通いをしていて

たまたま、家に一人でいたときに津波に飲み込まれてしまいました。

消息が分かるまでには

数日かかり、その間の姪夫婦や家族の気持ちは

想像を絶する状態だったことは言うまでもなく

悲しい悲しい時間だったと思います。

 

何せ、姪の地域一帯は地盤沈下で海の底になってしまったのですから・・・

多くの小学生がなくなった

今では知らない人がいないほど有名になってしまった

大川小学校(夫の母校)よりも、海岸沿いに数キロ行ったところでした。

大勢の犠牲者を出した

東北関東巨大地震(3.11)は、恐ろしい出来事でした。

 

あれから10年、3月11日から一週間が過ぎました。

亡くなった三男の誕生日は、3月14日だったことが

わかりました。

毎年、お仏壇にケーキと好きだった卵焼きを供えて

弔っているとのことです。

突然子供に先立たれた母の心境・・・

言葉にはなりません。

 

被災した辺り一面は、堤防ができ埋め立てら

10年前の故郷の風景はすべてなくなりました。

そして姪たちは、元の地域戻ることはできず

海岸からはだいぶ離れた土地に家を建て、頑張って、頑張って

やっと落ち着いて暮らせるようになりました。

 

 

すみません。

暗い話題になりました。

3,11から10年の節目でしたので投稿を

残してしておきたかったのです。

 

 

 

コメント (4)
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