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小ネタ用:感心した言葉

2012-02-02 12:21:29 | 11期生のブログリレー
こんにちは。藤本です。

本日は仕事の中で知り得て、"ほほー"と思ったことを。

六次の隔たり(six degrees of separation)という考え方、仮説です。

いわゆる「友達の友達」のような関係をたどっていくと、5人を仲介する(6段階の関係)程度で世界中のあらゆる人との

繋がりを見出すことができる、というものです。

1960年代に米国の社会心理学者ミルグラムが「スモールワールド実験」において検証したことで広く知られるようになったとのこと。

この実験はネブラスカ州オマハの住人160人を無作為に選び、「同封した写真の人物はボストン在住の株式仲買人です。

この顔と名前の人物をご存知でしたらその人のもとへこの手紙をお送りください。この人を知らない場合は貴方の住所氏名を書き加えた上で、

貴方の友人の中で知っていそうな人にこの手紙を送って下さい」という文面の手紙をそれぞれに送り、

結果、42通(26.25%)が実際に届き、42通が届くまでに経た人数の平均は5.83人であった、というものでした。

(上述の26.25%という低確率や、世界中ではなくアメリカ国内に限っている点、追試に失敗した点などネガティブな要素はありますが。)

六次の隔たり(six degrees of separation)という考え方が今なぜに注目されるかと言うと、

SNSに代表されるネットワークサービスがこの考え方を下地にしているからなのです。

国内大手SNSであるmixiでは、2008年内の開発者ブログによると、マイミクをたどって当時のmixi会員

1300万人全体とどの程度つながるかという実験を行い、結果、6人目で95.7%、7人目で98.2%のユーザーに到達できたそうです。

ちなみに同じく国内大手SNSであるGREEの名称は、この"six degrees of separation"にちなんで命名されているとのこと。

ツイッターで言うと、5回連続でRTが起きれば、日本中のツイッターユーザに到達することになるのかー、と妙に感心してしまいました。

以上、SNSによってどんどん世界が狭くなっているというお話でした。

ちょっとした小ネタということでお読みいただけると幸いです!
コメント (1)
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