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ウェブ・アンケートについて

2014-06-15 20:37:36 | 13期生のブログリレー

こんにちは、松田越百(まつだ・こすも)です。

前回のブログで、ウェブ・アンケートの利用について述べました。本日はその続報です。

数ある有料・無料のウェブ・アンケート・サービスの中で、目的に合うものを2つだけ選び、皆様にテスト・アンケートをお送りさせて頂きました(その節はご協力ありがとうございました)。

選んだ2つというのは、

  • Google Driveのフォームという機能を利用したもの(無料)
  • Survey Monkey(有料)

です。

前回のブログで、いくつか無料のアンケートサイトを挙げましたが、その殆どは、「不特定多数に対してアンケートを送り、全体の回答数の統計を取る」という機能のものです。今回選んだGoogle Driveもそうです。そのようなサービスは、どれも似たりよったりで、どれを選んでも大差はないという印象でした。

今回、それとは別に、あえて有料のSurvey Monkeyを候補にしたのは、「個別回答者の個々の回答を識別する」という機能が備わっているからです(つまり、誰がどんな回答をしたのかがわかる、ということです)。

今回、私がアンケートを実施する目的は、「個々のアンケート回答者の回答傾向から、回答者をいくつかのクラスターに分類する」というものです。ちょっと専門的な話になるのですが、これは「クラスター分析」と言われる分析手法で、消費財マーケティングの分野では多用されている分析手法です。

クラスター分析とは|市場調査・アンケート調査のマクロミル http://www.macromill.com/landing/words/b003.html

食品や飲料のマーケティングで、消費者を「健康志向」「価格志向」「ブランド志向」などに分類するアレです。私が今考えているのは、これをB2Bの分野でやってみよう、という事です。

今回のアンケートの目的を考えると、有料のSurvey Monkeyを利用しようかと考えています。無料のアンケート・サービスでも、回答項目の中に回答者の氏名やメールアドレスを問う項目を入れておけば、一応は個別回答を識別できるのですが、アンケート対象者が多い場合は、きちんと回答してくれない方も結構ありそうです。ということで、今回はSurvey Monkeyを利用することになりそうです。


最近は、インターネットの無料サービスがたくさんありますが、やはり仕事で使えるような高機能なものは、しっかり課金されるようですね。とは言え、手作業でアンケートを実施するよりは、ずっと簡単で安価なのですが。

コメント (3)
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