こんにちは、13期生の服部伸一です。
明日のこととなりますが、6月22日は日本ボウリング場協会が「ボウリングの日」として制定していて、全国のボウリング場では様々なイベントが行われるようです。
これは1861年(文久元年)6月22日、長崎の外国人居留地に初めてボウリング場が開設されたことに由来するそうです。
■今回はボウリングの話をします
私自身はボウリングを「スポーツ」として楽しんでいます。良かったり悪かったり、まだまだ調子の波は激しいですが、「おひとり様」での練習だけではなく定期的に大会やリーグにも参加しています。
もちろん自分のボールやシューズも持っていて、練習用のボールは車の中に、大会用のボールはボウリング場の貸しロッカーの中に入っています。1セットで4個、合計8個のボールを持っていることになります。
「何故そんなにたくさん持っているの?」と良く言われますが、それはゴルフクラブにも様々な種類や番手があるのと同じで、曲がりの大きいボールや曲がらないスペア用のボールなど、状況に応じて必要となるボールが異なるためです。
あと、1セット当たりボールを運ぶカートを含めて30Kg以上(私の使っているボールは15ポンドです)となり、平日は運搬が困難だからです(仕事場になんか持っていけません)。
■ボウリングは何故難しいのか
大学生の頃にも少しハマってはいたのですが、本格的にハマったのは2008年からでした。当時ボウリング大会の幹事をやっていた方から「出てみないか?」と誘われたのがきっかけでした。
それから5年以上経ちましたが・・・当時に比べれば平均スコアも上がってきてはいますが、なかなか思うように上達しません。時々高いスコアを出すこともありますが、一方では“マイボウラー”として恥ずかしくなるようなスコアも出します(しかも大会やリーグで・・・)。とても奥が深いスポーツだと思っています。
ボウリングは何故難しいのか、自分なりに3つのポイントを挙げてみます(育成塾での3分間スピーチでも話した内容が元になっています)。
1.「少しの差が大きな差になる」
ボウリングのレーンは、ファールラインから1番ピン(一番手前のピン)までの距離が約18メートルあります。幅は1メートルほどです。
ストライクを取るためには、「ポケット」と呼ばれる限られたポイント(右ききであれば1番ピンと3番ピンの間の板目右から17.5枚目に入射角3~6度で当てる)にヒットさせる必要がありますし、スペアを取るのであれば18メートル以上先にある最大径12センチメートルほどのピンを狙う必要があります。
投球の際、もし角度が1度ズレると、ピンに届くまでに約30センチメートルの違いが生じます(レーンの幅を有効に使うためにはボールを曲げる必要もあります)。また距離感や立ち位置からくる錯覚(視線と実際の位置との微妙な違い)との戦いも存在します。
2.「微妙な変化に対応しなくてはならない」
ボウリングで良いスコアを出すためには、思った場所に思ったように投げ続けられることが必要となります。しかし疲労や精神面での投球への影響だけでなく、レーンに引いてあるオイル(レーンには保護のために途中までオイルが引いてあります)の伸び具合(ボールは少しずつオイルを削ってピンの方へ伸ばしていきます)によるボールの曲がるポイントの変化など、様々な「変化」に気付いて対応する必要があります。
もちろん、オイルがどのように引かれているか(オイルパターン)も投球しながら判断しなくてはなりません。どのくらいの長さなのか、オイルは厚めか薄めか、レーンの端はどの辺りまでオイルがあるのか、など。それによって投球するコースやボールを選択し、変化が出てくればもちろんコースやボールも変えます。
3.「技術だけでは解決できない偶然性がある」
ピンは機械が自動でセットしますが、毎回全く同じ位置にセットされるとは限りません(もちろん気に入らなければ再セットすることは問題ありません)。ピンがピンを倒すラッキーなストライクとなるような激しいピンの動きは同じように再現させることは難しいです。
例え失投してもストライクになったり、どうやっても1本残ってしまったり。考えてもどうしようもないことだってあります。
■ただしできることはある
この中で自身を高めることで解決できることは、「内外の変化に気付いて対応する力」です。
これからも練習や実践を通じて、投球技術だけでなくやレーンの状態を見極める力、いつも同じ力を出せる精神力などを養っていきたいと思います。
また、ずっと「自己流」でやってきましたが、他の上手な人達がやっているようにプロに教わるとかそう言ったこともそろそろ必要かな、とも思っています。
(「現状分析力」「問題解決力」「感受性」「機動力」「学ぶ姿勢」といったところでしょうか)
#ボウリングは自分との戦いであると共に、スポーツですから勝ち負けがあります。やはり結果が出ないと悔しいです・・・。