こんにちは、塾長の鴨志田栄子です。
スティーブン・R・コヴィ氏が書いた『7つの習慣』をご存知の方は多いでしょう。
今日、出張移動の新幹線で、再び、ページをめくってみました。
サブタイトル「成功には原則があった」の方です。
7つのうち、第一の習慣は主体性を発揮することです。
とても共感できる内容だったので、一部、引用して以下に紹介します。
ここでは、主体的な人の対局として「反応的な人」という表現を使っています。
主体的な人は、周囲から制約されることがすくないが、反応的な人は、多くの場合において、物事が自分のおもうようにならないと周囲のせいにすると書かれています。
反応的な人(学生)の事例として、以下のことが紹介されていました。
「授業を休ませてくれませんか?テニスの合宿にいかなくちゃならないんです」
そこで、教授は、つっこみます。「行かなければならないのか? それとも、行きたいのかどちらだね」
それに対して反応的な学生は、「本当に行かなければならないのです」と答えます。
それに対して、「行かなかったら、どうなるんだい?」とまたつっこみます。
その後、「授業にでなかったら、どうなるんだい?」と、もう一つの選択肢についても同様のつっこみをしています。
要は、その両者を比較して、選択しなければならない」
つまり、「・・・・ねばならない」ではなく、「・・・(結果を比較してところ)私は、授業を休んで合宿に行きたい」となります。
反応的な人は、無意識のうちに、周囲に原因がある、自分は悪くないという思考にいきがちです。
それに対して、主体的な人は、自分が考えたこと、自分が選んだこと、感情も行動も他の人に振り回されない、自分が納得して物事と向き合う・・・というわけです。
まとめると、反応的な人は、「しなくてはならない」というフレーズを使うけど、主体的な人は「・・・することに決めた」というフレーズになります。
「・・・・でなければだめだ」に対して、主体的な人は、「・・・・の方が良いと思う」になります。
「あの人に頭にきた」に対して、主体的な人は、「自分で自分の感情をコントロールする」になります。
主体的な人として、仕事も人間関係も向き合う方が、毎日が充実するんだということを実感しました。
『7つの習慣』久しぶりに書棚から取り出してみましたが、読み直してよかったと思った1日でした。