みなさん、こんにちは。24期生の中野です。寒くなってきましたね。
昨晩、といっても11月7日ですが、立川で酒席に侍らせていただきました。私は日本酒の燗はあまりいけない方ですが、日本酒がいける方々はおいしそうに楽しまれていました。
そんな季節で、このブログもはや4回目。最初のインターバルは比較的長く感じましたが、3回目と4回目の間はあっという間という感じです。じっさい、地球の公転速度は秒速20km。1秒で練馬インターから日本橋です。速いわけですよね。
ところで、今日のテーマは「社長鼎談」というものです。
対談ではなく鼎談です。
「鼎(かなえ)」はいまや地名や飲食店の店名にも使われていますが、もともとは「現在の鍋・釜の用に当てた、古代中国の金属製の器。ふつう3本の脚がついている。王侯の祭器や礼器とされたことから、のち王位の象徴となった。」(goo辞書)で、鼎談は「三人が向かい合って話をすること」(同)。
この3人を社長の方々とし、中小企業経営を大きなテーマに様々なことを語っていただくのが、日工大MOT中小企業イノベーションセンター社長鼎談です。
その3回目が、明日、11月9日(土)に開催され、今回はリアルタイムウェブ配信も実施する予定です。
注:日工大MOT(日本工業大学専門職大学院技術経営研究科)は私が2021年度および2023年度に在籍した技術経営修士の専門職大学院、中小企業診断士登録養成課程。
さて、本稿掲載日が10日の日曜日なのに、なぜ「明日、11月9日(土)」かといえば、これを書いているのが8日金曜日だからです。この原稿の締め切りは明日9日の20時ですが、鼎談終了後には懇親会も予定され、酩酊してまず書くことはできまいと思われますので、本日書いています。いま、明日起こるであろう出来事をまことしやかに描いて見せる、というのも魅力的ではありますが、やはり正直なところがよいだろうと思いました、
ではなぜ社長でもない私が鼎談イベントの話をして、懇親会にまで出させていただくか、ですが、そもそも1回目の企画から、かかわったからです。2022年3月の日工大MOT修了式のあと(登録養成課程ではない、最初の日工大MOT在籍時)、たまたま同期3人で軽く飲んだときに、それぞれの会社の社長に対談してもらうと面白いんじゃないかという話になり、それを企画書にして私の特定課題研究(修士論文にあたる)主査の先生にお見せしたところ、たまたま新年度から同大学院MOTに中小企業イノベーションセンターという修了生支援等の機関ができるので、企画としてやってもいい、となりまして、その制作や原稿まとめに係ることになりました(ボランティアで)。
第1回目がその年の8月、当社や言い出しっぺの2人の会社の社長3人にご参集をいただき、3人だから対談ではなく鼎談だろうと、「第一回MOT鼎談会 イノベーション創発に向けて~異業種社長鼎談~」をタイトルに「環境変化を乗り越えて新たな価値を創造する「社長の判断」とは」をテーマとして開催しました(https://www.nitmot.jp/three-man-talk-1/)。
2回目は昨年10月。「第二回MOT鼎談会 社長と中小企業診断士」では、経営者が同時に中小企業診断士であることのメリットや可能性について鼎談会を開催しました(https://www.mot-smeic.net/three-man-talk-2/)。
東京協会三多摩支部会員でもある三愛電子工業株式会社・寺井一郎社長(日工大MOT16期、登録養成課程第3期)、上原ネームプレート工業株式会社・上原謙人専務(当時。現在取締役副社長。日工大MOT16期、登録養成課程第3期)、そして私の同期で同じく三多摩支部会員ともなった株式会社ワトモンジュ経営・渡邊康児社長の3人の社長、次期社長、それに当時中小企業診断士目指して学んでいた方がお話を交わしてくれました。
そして3回目社長鼎談が明日開催されます(この原稿がウェブに掲載された時点では過去になっていて、「昨日開催されました」ですが)。
テーマは「事業承継」。事業承継の課題や会社売買といった論点を当事者のお立場からリアルにお話いただけるのを楽しみにしています。それが私の中小企業診断士活動にも裨益となれば、ボランティアでも値千金ですね。内容はまたご報告できれば幸いです。本日はこれまでといたします。ありがとうございました。
追記:ところで鼎の脚の数でもある3という数字。やはりマジックナンバーなのですね。
3人が全員参加を促す最適な人数だと、初回講義で教えて頂いたことを思い出しました。リンクも拝見しましたが、仰る通り、対談より幅広い意見が拾えているように思いました。第三回も大いに盛り上がったことでしょうね。