こんにちは。17期生の山本はるかです。
今回は話題の仮想通貨について、概要と実際に取引所の口座開設をした体験をお伝えしたいと思います。
はじめに、なぜこのタイミングで口座開設を思い立ったかを説明いたします。
私の勤め先は税理士法人であり、もうすぐ確定申告がスタートします。
29年中に仮想通貨の売却を行った方については、売却益について所得税の申告を行う必要があります。
私の直接のお客様には該当の方はいらっしゃらなかったのですが、他のお客様のチェックを行うこともあります。
仕組みがわからないとチェックも難しくなってしまいますので、自分でも取引を行ってみることにしました。
(あわよくばプラスになったらいいなとも)
①仮想通貨とは
資金決済に関する法律によれば、仮想通貨の定義は下記の通りです。
一 物品を購入し、若しくは借り受け、又は役務の提供を受ける場合に、これらの代価の弁済のために不特定の者に対して使用することができ、
かつ、不特定の者を相手方として購入及び売却を行うことができる財産的価値(電子機器その他の物に電子的方法により記録されているものに限り、本邦通貨及び外国通貨並びに通貨建資産を除く。次号において同じ。)であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの
二 不特定の者を相手方として前号に掲げるものと相互に交換を行うことができる財産的価値であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの
平成29年4月1日より、国内で仮想通貨と法定通貨との交換サービスを行うには、仮想通貨交換業の登録が必要となりました。
②口座開設の流れ
取引所により異なるかと思いますが、私が開設した取引所は、本人確認以外の手続はネットで完結しました。
個人情報を入力し、ネットバンク口座を入力。
免許証も写メをしてアップデートすれば、向こうで確認が入ります(この確認待ちが2週間程)。
10年以上前に証券会社の口座開設を行った際と比較すると、飛躍的に時間的コストが削減されています。
今年の1月8日に申込みを行い、本人確認書類が郵送で届いたのは1月27日でしたので、半月から3週間くらいかかる計算です。
③気づいたこと
まずは、仮想通貨の種類の多さに驚きました。
調べる前は主要5通貨くらいは耳にしたことがありましたが、調べてみるとなんと500種類以上の仮想通貨が存在するのだそうです。
また、仮想通貨には、厳密には販売所と取引所の2種類があります。
販売所は、販売所が決めた金額で販売所と売買を行うもの、取引所は、株式市場のように指値で売買を行うものです。
手数料は同じ会社の取引所、販売所でも異なります。
取引所により上場している通貨が異なります。
東証と大証に上場している株式があれば、東証のみに上場している株式があるのと同じような感じかと思います。
株式であれば証券会社に資金をプールしておくのが一般的かと思いますが、仮想通貨ではウォレットと言って、仮想通貨の情報を保管する仕組みがいくつかあります。
取引所で保管する、自分のソフトウェア・ハードウェアで保管する方法等があるようです。
最近あった取引所への不正アクセスの件は、自分のソフトウェア・ハードウェアで管理することで防げる部分も出てくるようです。(私の言葉にしていますので、厳密に言うと異なる場合もあるかと思います。)
実際に取引を行おうと思うと、自分の知らないことを勉強する必要が出てきます。
今回、現段階では口座開設を行っただけではありますが、様々な情報を調べる機会となり、
非常に勉強になったとともに、世の中で何が起こっているかを肌で体験することができたように思います。
これから先、もっともっと新しい商品やサービスが出てくると思いますが、
最先端のもの・情報を積極的に取り入れ、お客様への提案の幅を広げていきたいと考えています。
まとめていただきありがとうございます。
参考にさせていただきます!
私もまだわからないことだらけです。
値動きが荒すぎていつ買えばいいのか全くわからず、傍観しています。