皆様こんにちは。
13期生の岩田です。
3月31日にブラジル出張から帰ってきました。
西村さんがブログで触れられていたように、帰国した時には桜が満開であったのに驚き
プチ浦島太郎を体験しました。
ところで、ブラジルまでの経路は日本から直行便が無いのはご存知でしょうか。
私はニューヨーク経由で、成田からニューヨークまで13時間、トランジットで9時間待ち、
ニューヨークからサンパウロまで9時間と片道だけでおよそ30時間もの移動でした。
(家から成田までの移動と、サンパウロ空港到着後、車で3時間移動したのを合わせると
初日に目的地へ到達するまで実際には35時間超かかりました)
移動で大変なだけでなく、サンパウロ空港到着時に荷物が届いていないというハプニングが発生。
調べてもらうとニューヨークに置かれたままということでした。
海外で荷物が届かないことは耳にすることはありましたが、
まさか、自分の身にふりかかるとは思いもよりませんでした。
この時は心身ともに疲弊して、先行きが思いやられました。
しかし、広大なブラジルの景色とブラジル人のラテン的なノリの良さに接するにつれて
楽しく感じられるようになり、最終日には、帰国はもう少し先でもよいと思えるほどになりました。
景色は本当に広大で、とうもろこし、大豆、コーヒーの農園がどこまでも続いており
本当にこれが全て人に消費されるのかと、疑うほどでした。
地球の広さを実感しました。
また、今回の出張ではコーヒーの輸出企業を訪問する機会がありました。
年商30億程度の中堅規模の企業です。
そこで感じたのは社員がとにかく明るく、楽しく仕事をしていたことです。
社内の雰囲気が非常によく、初めて訪れた私でも居心地がとてもよかったです。
最初はブラジルだから、そんなものかと思いましたが
現地でアテンドしてくれた方が、ブラジルでもこういう会社は滅多にないとのことでした。
その日の夜に、その会社の社長と会食した際に社長が言われていたことは
意識して雰囲気づくりをしているとのことでした。
この会社は昨年設立したばかりの後発の企業なので、
社員の充分に力を発揮してもらうためだそうです。
人心掌握というのは万国共通のことであると、当たり前のことをあらためて感じました。
その他、出張全体では初めて見たり、聞いたりすることが多く、非常に充実した時間を
過ごすことができました。
ブラジルは是非とも、再度訪れたい国のひとつになりました。
それが実現できるように日本でしっかり仕事に励みたいと思います。
また、ブラジルの方の仕事ぶりを読んで、昔、あるブラジルの方に「児玉さん、私は児玉さんに、人生はもっと楽しいものだ、ということを教えたい」と言われたのを思い出しました。ブラジルの方の気質にあった会社の運営をされているんでしょうね。
ハプニングがあっても充実した出張になってよかったですね。
明るく活き活きと仕事ができるのは素晴らしいことだと思いました。
ブラジルの豆はフラットであまり特徴がない印象がありましたが、ブラジルでも素晴らしいスペシャルティーコーヒーを作れることを知りました。
品質のよいコーヒーを作ることに情熱を注いでいる方に会い、日本人がおいしいお米を追い求めていることと共通点があるように思えました。
大草先生
ブログだけでは書き切れない、様々なことがありました。
それはあらためて書く予定ですので、よろしくお願いします。
アンジュさん
ブラジルに長期出張する人は日本に帰りたくないという人が多いそうです。
私も帰ってきた時には、現実に戻された反動でしんどかったです。
トランジットに9時間、
でも、9時間あると、空港の外に出られるのでは?
私は、昨年、モスクワでトランジットに6時間。
モスクワは、都心まで遠いので、ずっと空港で待機でした。
その時の訪露で、初代塾長も、スーツケースが一人だけ、届かずに、約2泊、不自由な思いをされていました。
スーツケースが届かないって、言葉では言えないことだと思います。
私は、一晩、スーツケースが開けられなかったことがあります。ロックの番号がずれてしまっていたためです。スーツケースが目の前にもあるにも関わらず、一晩、空けられずに過ごしたときも、途方にくれましたので、手元に届かないのは、本当に大変だったと思います。
卒塾式でお話を聞かせてくださいね。