15期の川田です。
ビジネスにおいて、戦略や戦術、計画といったことがいかに重要かはよく言われることですが、結果が出るかどうか、つまるところそれを実践できるかどうか次第です。
さらにいうと、結果や成果がでるかはそれを実践する組織と人 次第ということになります。
私は 人事や組織の領域について関心をもっていますが、行動科学や心理学というのがとても興味深いです。
古くから科学的経営、マグレガーとかアージリスとか、われわれ診断士には馴染みの深い名前がありますね。
組織や人のパフォーマンスにおいて「心の持ち方が成果に大きく影響を与えている」という点です。
つい先日、コーチング関係の友人から紹介された本がとても面白く参考になったのでご紹介します。
その本の一節ですが:
どんな感情も、自分の思考から生まれることがわかれば、原因はどこか外にあるという考え方は自動的に一掃されて、あなたの心はクリアーになり、今という瞬間に集中できるようになります。
心がクリアーになると必ず、あなたが持って生まれた知恵と広い視野をもって世界を見つめられるようになります。会話、問題、ミーティングなど、あらゆる物事に対するアプローチも必ず変わるでしょう
行動心理学の本はいろいろありますが、この本の着眼点は新しいように感じます。
個人の成果、組織の成果、リーダーシップ、など、経営課題としてよく上がるトピックですが、この本が紹介している考え方は人へのアプローチに大きく参考にりなました。
本の内容に対して、タイトルに違和感を持ちますが、これは書籍販売においてキャッチィな「フック」が必要なのでしょう。
出版社はダイヤモンド社ですし、いわゆる自己啓発本的な内容とは違う印象です。
コーチングなどに興味をあおりの向きにはぜひお奨めしたい本です。
『瞬間モチベーション ~ 結果を出す人の驚くべき思考法』 by シャンタル・バーンズ、ダイヤモンド社。AMAZONにあります。
http://www.amazon.co.jp/%E7%9E%AC%E9%96%93%E3%83%A2%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E2%80%95%E2%80%95%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%82%92%E5%87%BA%E3%81%99%E4%BA%BA%E3%81%AE%E9%A9%9A%E3%81%8F%E3%81%B9%E3%81%8D%E6%80%9D%E8%80%83%E6%B3%95-%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA/dp/4478067414/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1461281015&sr=1-1
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