こんにちは!23期生の永岡伸一です。
3回目の投稿になります。過去2回のテーマはダイビングと御朱印集めでした。趣味の話しか書いておりません。今回がラストチャンスだと思い、今更ながら自己紹介させて頂きます。
私は令和2年に協会登録致しました金融機関勤務の企業内診断士です。これまで主に資産運用営業でキャリアを積んできました。最近でこそ資産運用は物価上昇などで一般的になってきました。しかし入社当時はまだ一部の富裕層のみがやることという印象でした。25年前に始めて投資を行いました。日経平均連動型の投資信託1万円です。当時の上司の私に対するセールストークは今でも忘れられません。
「永岡ぁ~。今日の日経平均の終値、見たか~?17,777円だってさ。ラッキーセブンが4つもついている。今買っておけよー。」
何度思い返しても、ひどいセールストークだと思います。その後、デフレは進行、リーマンショックが起こり私の1万円は半値以下になりました。あの上司のようにはなってはいけない!根拠を持ってお客様に提案できるようになりたい!と思い、証券アナリストなど様々な投資の勉強もしました。しかし相場予測をできるようになるわけでもなく、理想の営業とはほど遠い日々が続きました。
企業オーナーといった資産家の方にお会いするうちに、お金に対する考え方に違いがあると思うようになりました。私のようなサラリーマンは給与がもらえれば満足です。会社の行く末を気にすることはあまりありません。しかし企業オーナーは会社と一体なのです。いくら個人の財産が潤沢であっても、会社がしっかりしていなかったら決して無駄な投資はしません。逆に会社の将来にとっても意味のあるものであったら、躊躇なく投資に資金を振り向けていました。オーナーの背景にある会社についても深く知ろう!と診断士資格の取得を決意しました。
営業能力の底上げがもともとの目的だったため、マネジメントには当初あまり興味はありませんでした。しかし診断士資格の勉強を通じて、世の中のお金の流れの見方が変わりました。社員の頑張りが会社の売り上げにつながり、国を築き、世界を動かしている。大と小をつなぐことができる診断士の仕事は本当に面白いと感じています。
現在、日経平均は3万円を突破し、私の1万円も倍近くになりました。今後自分が何倍に成長できるか楽しみにしながら稼プロに投資したいと思います。
一万円のおかげで永岡さんの世界が広がったとは、面白いです。
そういう意味では、金融リテラシー向上や投資家マインド醸成のため401kはベースを預金ではなく投資側に振ったらいいんじゃないかと思ったりします(ちょっと乱暴ですが(汗)。