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契約に押印って必要なの?

2020-06-24 12:00:00 | 19期生のブログリレー

こんにちは。稼プロ!第19期生の福嶋です。

 

緊急事態宣言が解かれてしばらくたちますがみなさまいかがお過ごしでしょうか。

東京以外はかなり落ち着いてきた様子ですが、お仕事や私生活はもとに戻りましたでしょうか。それとも、withコロナの新たなワークスタイル、ライフスタイルが続いていますでしょうか。

 

私が勤める会社は、緊急事態宣言が解かれた後、新たな働き方としてリモートワーク中心に大きく舵を切りました。ですので、今でも、オフィスに出社している人は2から3割といったところです。

 

さて、リモートワークの妨げの1つとして、ハンコ文化が挙げられていました。

今でも、判子を申請するため、または判子を押すために出社する人が多いのではないでしょうか。

 

これに対しては、電子契約サービスの活用などが対策として挙げられており、これらのサービスは一気に知名度を上げ、浸透したように思います。

かくいう私も(もともと導入したいと思ってはいたのですが、)コロナを機に実際にトライアル利用を始めています。

 

コロナ対策としてのリモートワーク推進の観点から、政府(内閣府、法務省、経済産業省連名)も、これまでのハンコ文化を真っ向から否定するような「押印についてのQ&A」という文書を出しています。

 

法律や法務に詳しい方にとって特段は目新しい内容はないものの、政府がこのような文書を出すことにより、ハンコ文化の見直しへの追い風になるように思います。また、とにかく契約には判子と思っていた方には目からうろこの内容かと思います。

(記載のある民事訴訟法のルールなどについては別の機会に話せればと思います。)

 

判子の要否も含め、どのような方法で契約を締結するかは契約の内容や当事者のポリシーにもよるところで、一概に判子はなしにすべきということにはならないかと思いますが、当たり前と思っていた慣行を見直す契機になればとご紹介いたしました。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (廣瀬達也(19期生))
2020-07-01 22:14:17
福嶋さん
専門家視点からの投稿ありがとうございます。
ハンコのために出社している会社員の一人です。これまでは、派遣さんにお願いしていたので、ハンコに対する意識は低かったのですが、派遣さんも含めてテレワークとなり、自分自身でハンコに関わる機会が増えてきたことで、改めてハンコを考えるようになりました。
政府も発信しているんですね。ぜひ、もう一歩踏み込んで「当省との契約に押印は不要」とビシッと言っていただけるとさらなる展開が期待できそうなのですが。。
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Unknown (森(宏))
2020-06-27 20:40:25
電子契約サービスというのがあるんですね。と思って調べてみましたが、結構簡単そう、と思ったら、そもそも相手の同意を得ることがまずハードルで相手もサービスに加入しなければならない場合もあったり、ものごとにはデメリットはつきものですね。あと電子契約書だと印紙税要らないというのもなんだか違和感。そのうち一般的になれば課税されるんですかね?
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Unknown (藤田)
2020-06-25 20:51:09
福嶋さん
判子は不思議ですね。
たしかに一つしかないですが、証明するのははんこである必要はないですよね。
コロナをきっかけに変わっていくことの一つでしょうね。
このような変化他にもいろいろあるように見ています。
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