地場産業を活用したシティプロモーションに感動

こんにちは！22期生の塩谷です。

先日、静岡市内で仕事があり、前泊で行ってきました。
静岡市は随分前に観光で訪れて以来、仕事では初めてです。駿府城跡の中にある県庁は高い石垣の迫力や静かなお堀にも趣があるなと思いましたが、それ以上に今回の訪問で気になったことを今日は書きたいと思います。

訪れた日は、東京での仕事が終わった後の移動だったので、静岡に着いたのは夜。駅から歩いて15分くらいのホテルでしたが、迷いに迷ってやっと着いたホテルの入口に少し変わった造形物を発見。フロント、部屋のあるフロアも同様の案内板が…。それが巻末につけた写真の通り。何だかお分かりになりますか？好きな人は分かると思いますが、プラモデルです。それも作る前の箱に入っている状態のものです。このホテルのこだわりかと思いましたが、翌日市内を歩いていたところ、違う造形物や広告宣伝物を発見。静岡市を挙げての取り組みであることを知りました。その名も「静岡市プラモデル化計画」！
（世界に誇る「プラモデル」を活用したシティプロモーションの特設ページはこちら）

私は小学生の頃、プラモデルが大好きで低学年の頃は戦車や戦艦、高学年になってからはガンプラを作っていました。それらを作っているのがいずれも静岡のプラモデルメーカーです。私がその事実を知ったのは社会人になってからですが、知っている絶対人数は日本よりも世界の方が多いのではないでしょうか。それくらい多くのプラモデルファンが世界中にいると思います。このファンに対し官民一体となって「模型の世界首都・静岡」のシティプロモーションを推進する、これは面白い取り組みだと思いました。

私の出身地である北海道にも多くの企業があります。ニトリ、ツルハ、アイン薬局など日本各地で見かけます。ただ、それらの企業が、北海道の企業であることを知らない人も多いと思います。メーカーとの違いがありますので、どちらが良いとか悪いとかではありません。ただ、本日紹介した地場産業のように静岡を盛り上げるのと同時に、世界中のマニアに対して情報発信をすることで、地域創生や地域活性化の取り組みの一つになっていることに改めて感動した次第です。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。