こんにちは、20期生の星野です。
前々回から、2月の販売士試験1級(以下、1級試験)の受験に向けて学習記を書いています。
前回は、受験科目について書きました。今回は、1級試験の記述式問題について書きたいと思います。
1級試験は1科目につき6問が出題されます。内訳は正誤判定や文章穴埋めなどの選択式問題が4問、記述式問題が2問です。配点はそれぞれ50点となっています。
皆様はこの配点についてどう考えますか?
記述式問題の配点が高いと思いませんか?
単純計算でいえば、記述式問題1問につき25点の配点です。選択式問題で50点をとっても、記述式問題で書けなければ合格はできないわけです。選択式問題のみである2級、3級の合格率が約60%なのに対して、1級の合格率が約20%とかなり差があるのは、記述式問題で点数をとれない受験生が多く、合格への壁になっているのだと考えます。
では、なぜ1級試験だけ記述式問題があるのでしょうか?
その理由は、相手の意図を読む力と説明する力をみているのではないかと考えます。
日本商工会議所が発表している1級試験が求める人物像を調べてみると、「マーケティングの責任やコンサルタントとして戦略的に企業経営に関わる人材を目指す」とあります。私はコンサルタントとしての経験は少ないですが、稼プロの講義を通して、コンサルタントには相手の意図を読む力と説明する力が重要だと考えています。おそらく、日本商工会議所は、受験生がコンサルタントとして、活躍できる力があるのかを記述式問題でみていると考えます。
偉そうに書いてきましたが、現時点で過去問を解いたところ平均点は60点~65点ほどです。やはり、記述式問題が壁になっています。試験まで残り2週間をきりました。記述式問題の意味合いを考えながら対策を進めていきたいと思います。
次回は、試験後です。皆様に良いご報告ができればと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。