稼プロ!サポーターの武井です。
先月29日(土)は稼プロ!第11回講義を、Zoom形式で「模擬プレゼンテーション」を行いました。
リアルで皆さまにお会えなかったのは残念でしたが、これもまた、よい経験になったかと思います。(運営側もまたひとつZoom運営スキルを蓄積できました)
この最後のプレゼンテーションだけは、講師、運営チームを筆頭に発表者以外全員が点数をつけて評価します。例年は紙ベースですが、今回はZoom形式でExcelデータ。
実は、過去にデータマイニングの講座を受講した経験(?)を活用し「相関分析」を行いました。
今回の塾生、講師陣を含めた評価シートを拝借し、データ総数はn=171。
分析は、Excelデータがきちんと出来ているかどうかが決め手となります。
逆に、データさえきっちり出来上がっていれば、Excelの分析ツールやCORREL関数を使えば、比較的簡単にできます。(今回、私はExcelの分析ツールを使って分析)
評価シートの項目は、「プレゼンテーション・テクニック」「話し方」「態度」の3分野、全20項目。
今回の評価点には、マイナス(負)はないので、すべてプラス(正)の数値となります。(5段階、普通3点の加点減点方式)
相関の有無や強さは、一般的に下記のように相関係数の数値で表します。(今回は正のみ記載)
分析した結果の相関係数は、コチラ
Ⅰ.プレゼンテーション・テクニック 0.93
Ⅱ.話し方 0.87
Ⅲ.態度 0.77
「プレゼンテーション・テクニック」の分野は0.93、非常に強い相関があり、また、他の2つの分野も強い相関があるという結果になりました。
プレゼンテーションでは、上記3つの分野の要素をしっかり押さえることは大切ですが、、そのなかでもプレゼンテーション・テクニックはとても重要となります。(ここでのテクニックは、技巧というよりは技術の意味合いです)
「態度」の相関係数が他の2つと比較すると、低い理由して次のことが考えられます。
・服装がビジネスカジュアルの指定があったこと
・Zoomのため椅子に座った状態であったこと
・場数を踏んで慣れてきたこと
実際には、評価シートに全20項目を対象に相関分析を行っています。
20項目の詳細は、「やや弱い相関がある」が3項目、「やや強い相関がある」が15項目、「強い相関がある」が2項目という結果でした。
各項目を公開してしまうとノウハウ流出になりかねないので、分析した結果を個人的なコメントとしてヒントを交えながら列記いたします。(ご了承ください)
1.時間の使い方、話す内容はしっかり考えることは大切である
2.「つかみが大事」「終わりよければすべてよし」という言葉は、あながち間違っていない
3.やっぱり、活舌は大事。言いにくい言葉は、ゆっくり、しっかり、はっきりと。
4.大事なところやキーワードは、声のトーンも変える
5.服装などは第一印象につながるモノは、気を使ったほうが良いに決まっている
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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総合評価と各項目との相関関係の値から、最も総合評価に影響を与えてる項目は、プレゼンテーション・テクニックということですね。
オンラインでもプレゼンの準備をしっかりしていると、よく伝わる良いプレゼンになることを実感しましたが、データもそれを裏付けているのですかね。
データ分析で気づきにくいポイントを見つけることもできそうですね。今後深く取り組んでみたいです。
総合評価に影響を与えるのは、評価シートの分野では「プレゼンテーション・テクニック」になります。
分析することで、気づきにくいポイントは発見できるかと思います。
内部向けの項目別の分析結果も公開しますので、そちらをご覧くださいませ。