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変化とオープンマインド

2020-07-25 12:00:00 | 20期生のブログリレー

  事務局の佐々木です。こんにちは。東京は新型コロナの感染者が止まりませんね。都知事の自粛願いが出ましたので、我が家の4連休はステイホームです。報道を見ていると出社から在宅に戻す会社も多いようですね。緊急事態解除後のバックトゥーオフィスにようやく慣れてきたと思ったらまた在宅に戻り。やれやれと感じている人も多いのではないでしょうか?

 変化の時代と言われて久しいですが、今年ほど目まぐるしく色々なことが変化する年は初めてです。仕事も子供の学校も然り。最近よく思うのは変化に疲れている人が多いということです。特に仕事ではベテラン社員にその傾向が強い。なぜでしょうか?ベテランは変化に慣れてない人が多いからだと思います。経験を重ねて会社でもある程度自分のポジションを確保できると、変化に対する誘因がなくなります。大抵のことはやり方を変えなくても自分の成功経験でこなすことができるからです。マネジメントもベテランの部下を手放しません。新しい人を育成するよりもベテランに任せる方が楽だからです。組織が硬直化すると今年のように急激な変化にスムーズに対応できません。変化に対してそもそも前向きではないからです。これが疲労を生む流れだと感じています。

 対策としては変化をルーティン化すること。特に会社ではベテランに対しても定期的なローテーションを行って、変化に慣れることを仕組み化することが大事だと思います。当たり前のようなことですが、実際はベテランを定期的に配置転換するメリットを感じない人が多いのではないでしょうか。
 このような仕組みに加え、意識面ではオープンマインドが重要だと思います。環境が変化しても自分がそれに合わせて変化できなければギクシャクするだけです。実は私がこの重要性に気付いたのは稼プロ!への入塾がきっかけでした。2年前に「変化が必要」と思って稼プロ!に入塾しましたが、当初は教えてもらうことと自分の成功体験を比較して、実践する前から「それは違うんじゃないか?」と思うことがありました(注 一部ですよ!)。でも講義を重ねる中で、自分が肯定することは経験があることで、否定することは新しい発想であることに気づき、このままでは絶対に変化できないと危機感を感じました。そこでオープンマインドの意識を強め、チャンスがあれば積極的に手を上げ、厳しい指摘に対しても「まずはやってみよう」と思うようになりました。その結果得たものはとても大きかったです。

 20期の皆さんも私と同様、変化に前向きなことは間違いないと思います。変化を実現するためにはオープンマインドが必要です。講義の中で厳しい指摘を受けたり、忙しい日常の中でやれるの?と思うようなチャレンジの機会がたくさんあります。これまでの経験だけで是非を判断せず、オープンマインドで取り組んでみてください。19期の方で「稼プロ!を使い倒す」と仰った方がいました。そのような意気込みで1年間頑張って頂けたらと思います!

 

 

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7 コメント

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Unknown (佐々木)
2020-07-29 07:17:49
鴨志田さん、コメントありがとうございます。鴨志田さんが独立直後になんでもチャレンジしたお話はよく伺いますが、チャレンジを習慣化したことがその後の更なるチャレンジを可能にしたのではないでしょうか?ドラッカーさんが仰る「成功する人としない人の違いは良い習慣」ということを改めて思い出しました。
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Unknown (鴨志田)
2020-07-27 12:35:41
独立して、私は、何事もご縁をいただいたと受け止め、経験の有無や関心の有無にかかわらず、行動をすることを意識してきました。独立して思ったのは、自分が勤務していた会社は、大きな温室であると思ったこと。温室にいるかぎりは、居心地がよく、変化にふれることもあまりなかったのかな?と考えるようになりました。独立すると、安定した収入がないので、オーブンマインドにならざるを得なかったのではないかと思うこのごろです。良いお話をありがとうございます。
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Unknown (佐々木)
2020-07-26 19:19:17
小野田さん
オープンマインドは教えてもらったことをまずは実践し主体的に判断するところに意義がありますね。迎合するだけじゃダメだと思います。

青木さん
かく言う私も会社ではがっつりベテラン層で変化に体力が必要だと感じています。オープンマインドは100%実践できていませんが、仰るとおり、ふと迷いが生じた時に自分に問いかけることが大事ですね。

岡田さん
新たな試みとしてコメントすることも大事だと思います。私はブログも最初は「オレがブログ?」という感じでしたが、自分が日々感じていることを体系的に整理してコンテンツ化するのに非常に有効な手段だと気付きました。

大井さん
共感していただきありがとうございます。行動を変えるためにまずはハンドルを思いっきり切ることは効果的だと思います。是非稼プロ!で実践してみてください!
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Unknown (大井秀人)
2020-07-26 17:10:08
「自分が肯定することは経験があることで、否定することは新しい発想」
たしかに身に覚えが・・・。
「自分の経験を否定し、新しいことを肯定する」極端かもしれないですが、オープンマインドはこのくらいの心がけがちょうどいいのではないかと思いました。
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Unknown (岡田 英二(20期))
2020-07-26 15:19:52
入塾後の講義で気付きを得て、行動に移して結果を得るとは、まさにPDCAサイクルですね。
ちなみに、私の場合は、このようにブログにコメントを書くようになったことが新たな試みです。
余計なコメントもあるかもしれませんが、オープンマインドでお願いします。
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Unknown (青木(20期))
2020-07-26 10:13:54
「オープンマインド」という言葉は、以前出向していた証券会社の社訓で初めて耳にしました。
毎日「オープンマインド」を会社で唱和していても、オープンマインドになれない人がいました。他の人から見たら、私もそうかもしれませんし、私自身もオープンマインドじゃないなぁと感じることが多々あります。
どうしたら「オープンマインド」でいられるかは分かりませんが、常に「オープンマインド」でいられているか自分に問いかけていきたいと思います。
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Unknown (おのだ)
2020-07-25 22:48:57
わたしは、
講義というのは、知っていることは「そんなの知ってる」と過小評価し、知らないことは「勉強になった」過大評価する反面、自分には関係ないこと、と距離を置く性質があることを学びました。

佐々木さんのおっしゃるように、オープンマインドでどちらも均等に捕らえて、単に「勉強になった」で終わらせず、実践してみることが更に大切だと感じてます。
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