東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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安さの魅力

2016-03-26 10:59:15 | 15期生のブログリレー

15期生の星野です。

 

先日、大井町で用事をすませた後、「晩杯屋」(ばんぱいや)という立ち飲み屋に寄りました。

安くてうまくてボリュームたっぷりで、最近よく聞くお店です。記事を読んだことがあり、一度行ってみたいと思っていました。

注文は、ホッピー360円、煮込み130円、かつおのたたき180円、フキの天ぷら130円、レバホルモン180円。

お会計は、980円。1,000円札でおつりが来ました。

  

写真はかつおのたたき。ボリュームたっぷりで、しかも、これが本当に美味しい。

 

立ち飲み屋はリーゾナブルが当たり前なのでしょうが、それでも断然安いです。

記事(日経MJ2016年2月5日)によると、原価率は35%に設定。その秘訣は、築地の仲卸と直接取引して、仲卸で余っている商品を大量購入するのだそうです。

市場で仕入れることは誰でも思いつきますが、ここの社長が凄いのは、仲卸とウインウインの関係を構築したところです。商売人の才覚を感じます。

最近は、原材料高で値上げする(量を減らす)ニュースをよく聞きます。やむにやまれぬことと思いますが、消費税増税も控えている中、今の消費者は値上げを受け入れる余裕は持っていません。

晩杯屋の手法はウルトラCのように見えて、実は、市場の原理・実情に沿った正攻法です。値上げか利益を削るかの前に、まだ知恵を絞れることがあるかもしれません。

 

 

 

 

 

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販路開拓支援

2016-03-25 13:14:51 | OB生の近況報告・活動報告

こんにちは、講師の富岡です。

 

中小企業診断士の業務はいろいろありますが、最近私がよく

関わるのが販路開拓支援です。公的機関との契約、民間との

契約、両方でお手伝いしています。

 

企業にとって、新しい取引先が増え、売上拡大できることは

最も望ましいことと言っていいと思います。そのお手伝いをする

のですからやりがいのある仕事です。

 

この仕事で重要になるのは、人脈です。というよりそれが

すべてと言っていいくらいです。

中小企業が販路拡大しようと思っても、大企業にパイプがないため、

道が開けないのです。そこで私が人脈を活用し、仲を取り持つわけです。

 

独立後、元勤務していた会社の人たちとはほとんど交流がありませんでした。

会社を辞めたのに、いつまでもしがみついているのは潔くないと思っていた

からです。

 

しかし販路開拓支援に関わるようになり、元同僚、上司の方々や学生時代の

友人などにも連絡をとり助けを求めました。ありがたいことに、皆さんすぐに

動いてくださいました。クライアントのビジネスチャンスが広がっています。

 

このように、企業勤務時代の人脈は非常に貴重です。独立前で企業に勤務されて

いる方は、ぜひ今の人脈を大切にしてください。特別なことをする必要はない

ですが、真摯な姿勢で仕事に取組み信頼関係を構築しておくことが重要と

考えます。

 

富岡 淳

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鼻中隔湾曲症の手術をしました

2016-03-24 12:17:00 | OB生の近況報告・活動報告
みなさんこんにちは。14期生の小野田直人です。
 
桜の便りも届く頃になると、花粉症でお悩みの方も多いかと思います。
私は、先週、鼻中隔矯正術という手術を受けました。
 
この手術は、鼻中隔湾曲症という左右の鼻の穴の間にある隔壁がどちらかに曲がっている症状を直す外科手術なんですが、なんと、日本人の8~9割が程度の差こそあれこの「湾曲症」を持っているそうです。
 
私の場合は人より曲がりが大きいそうです。
鼻中隔の曲がりに加えて、子供の頃から、アレルギー性鼻炎と診断され、冬になると毎年鼻炎に悩まされてきました。
幸い、花粉症は大丈夫ですが、鼻炎のため冬になると点鼻薬が手放せない生活を40年以上送ってきました。
 
とはいえ、春になると直るので、お金も時間もかかる「手術」に踏み切る決心が何年もできませんでした。
 
そんな私が、今回手術を決心した理由は・・・
「日帰りで手術ができるから」でした。
 
この鼻中隔湾曲症の手術は、数十年も前から存在する手術方法だそうですが、以前は1週間以上入院が必要などハードルが高いものでした。
 
近年の内視鏡技術の発達により、日帰りでの手術が出来るようになってきたそうです。
実際にやってみた結果・・・日帰りはラクですね。
一方で、すぐに仕事に復帰できるかというと、それはやはり無理でした。
 
翌日からは起きていられるものの、骨を削ったりしている関係で結構な痛みもあります。
私の場合は、鎮痛剤を飲んで寝ていました。
 
それでも2日目以降は、痛みも出血も和らぎ、3日目にはデスクワークぐらいは普通に出来ました。
 
ただし、何よりも大変なのが、切開部分をふさいで止血をするために、鼻の両穴にスポンジと綿が詰め込まれるため、「100%口呼吸になる」という点です。
 
この状態は、一週間後の抜糸(というか鼻の詰め物を除去するだけ)の瞬間まで続きます。
100%鼻がふさがれた生活は、大変でした。まず、満足に話すことができないため電話ができないんです。在宅勤務でも電話さえできれば、ほとんどの仕事ができてしまう私にとっては、大きな誤算でした。
 
まあそれも数日程度なので我慢できます。
その他にも、食事が味気ない、頭がぼーっとする。夜よく眠れない。口が渇くので水を大量に飲むためトイレが近くなるなど、地味に不便なことがいくつも発生しました。
 
食事の味は、甘み、しょっぱい、苦い、からい、酸っぱい はわかるのですが、「香り」がないため、すごーく味気ないんです。
香りが味覚に与える影響の大きさを改めて実感しました。
 
で、22日にようやく一週間が経過して、鼻の詰め物が取れました。
いやーーすっきり!
今までの不便が全て解消されただけでなく、食事が美味しいこと!
 
一週間口呼吸で過ごしてきて、頭がぼーっとしていたのですが、いまではスッキリしていて、夜も熟睡できて朝の目覚めも快適です。
健康に感謝!普通に生活ができるってことがこんなに幸せだと改めて知った一週間でした。
 
今も健康上の問題に立ち向かっていらっしゃる方も大勢いらっしゃると思います。
普通に暮らせる健康であることがどれだけ幸せか、それを失って初めて分かります。
 
感謝して日々を暮らしたいと思います。
 
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「声」の世界は、とても奥が深いです。

2016-03-23 23:55:22 | OB生の近況報告・活動報告

こんにちは。塾長の鴨志田です。 

先週末の土曜日、今月のボイストレーニングに出席しました。
午前中は2時間、発声を学びます。約1時間ほどストレッチ(正式には「ののゆる体操」)をして、その後、母音の発声練習をします。
午後は、ナレーションの朗読を学んでいます。

以下に、レッスンでの気づきを述べたいと思います。

1)伝えたい相手を必ず見て声を届けることの大切さ

母音の発声練習をするときは、どこに声を届けるが、各自、ポイントを定めます。私はいつも教室内の観葉植物に狙いを定めています。レッスンの途中で、他の方が場所を移動されました。その方曰く、元の場所では、ベランダのコンクリのフェンスに向かって声を出すことになるので、移動したとのこと。コンクリに向かって声を出すと、自然と強い発声になってしまうのだそうです。それより、室内の観葉植物の葉っぱ1枚1枚に向かうと気持ちよく発声できるのだそうです。私も、広がる声を出す練習では、観葉植物の横幅いっぱいに声を届けるように意識します。また、大きな声の練習では、観葉植物の一番高いところまで届くように意識します。

2)声は心の状態を正直に表してしまう

私の声をもっとのびやかにするために、先生が「ここに小さな子供がいて、その子に話しかけるように発声をしてごらんなさい」と指導くださいました。しかし結果は……「鴨志田さんは、子育てを経験していないので、おそるおそる出してしまい、気持ちが引いているのが声に出てしまっている」と。先生の声に対する「見抜く力」は本当にいつもプロを感じさせます。同時に、心の内は、すべて声に出てしまうことをあらためて実感しました。

3)伝わる話し方は、息継ぎが鍵

人に伝えるとは、どこで息継ぎをするかがとても大事。ナレーション原稿を読むときは、事前に、どこまでは一息でよみ、どこで息継ぎをするのかを意識するのですが、それがなかなか、上手くいきません。今回は、原稿に「完全な人工知能の開発は、人類の終わりを意味するのかもしれない」私は、無意識のうちに、「人類の終わり」を一つのフレーズと解釈してしまいましたが、実際は違います。「終わりを意味するのかもしれない」が一つのフレーズです。文の中で、何が大事な意味があるのか、このフレーズでは「終わり」なので、この部分を少し音程を高くして「意味するのかもしれない」はまた元の音程で落ち着く読み方が望まれます。

4)息が足りない人は、助詞を強調してしまう

「……で、……」の「で」などの助詞を強調する人が時々います。これは、一見、語尾を強調することで、ここは大事な部分ですよを伝えているつもりなのかもしれませんが、先生曰く、息が足りないので助詞で声を大きくすると、ほっとしてその反動で自然に息をしているのだそうです。

 声や話し方は、とても奥の深い世界です。

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良い警官と悪い警官

2016-03-22 07:00:00 | OB生の近況報告・活動報告

堀江でございます。今回は何の役にも立たない独り言に近い、「チラシの裏にでも書いていろ」と言われそうな内容です。ご容赦ください。

心理学を用いた交渉術として、「良い警官、悪い警官」あるいは"good cop, bad cop"が有名です。

これは、二人がペアとなり、一人がこわもての悪役を演じ、もう一人は優しい相手の味方を演じる交渉術です。刑事ドラマの取り調べ室で、悪役刑事が被疑者の胸倉をつかんで机をばんばん叩き暴力的に尋問したあと、別の刑事がかつ丼を手に入れ換わって、温厚に自白を引き出すといった方法で、所謂「太陽に吠えろ」(古い!)でよく見た光景です。

ビジネスの中でもよく使います。

例えば案件の条件交渉が暗礁に乗り上げた時など。年長の部長が、「この条件がのめないなら、もう案件を中止します」と強く主張し一旦引き上げたあと、若手の顧客担当が「御社の利益になるよう私がうまくまとめますから、こことここは譲歩してほしい」と合意を得る、といった場面です。

少し意味合いが異なりますが、硬軟の役割分担は教育の場面などでも使えます。子どもが何かわるいことをしたとき、父親が真っ赤になって怒り、母親やおばあちゃんがあとで慰める、という分担です。

子どもに対し、意図的にハードボール(相手が受け取れないであろう厳しいボール)を投げつけ、そのあとで誰かがフォローアップをする。

ハードボールを投げることが、学習者により深く考える機会を与え、成長を促す、ということです。フォローアップがあるからこそ、厳しいボールを投げる事ができます。

育成塾講義やブログコメントでも、耳障りでもストレートな指摘をする「やかまし屋」は大切ですよね。その役目を担う方はさぞかし大変でしょう。

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