16期生の大石泰弘です。
今回は現状の表現の失敗についてです。
問題の定義はあるべき姿と現状とのギャップです。
現状を記述するときにはいくつか失敗する要因があるので注意しなければなりません。
私がよくやる失敗を紹介します。
①否定形で書く。「xxをしていない。」など。これでは現在位置がわからないので
あるべき姿にたどりつく道筋が決まりません。否定形しか思いつかない時には、
なぜなぜで深堀していくことで真因に近づくと、今のやりかたを表現する言葉が
決まることがあります。
②内的要因で書く。精神論で書くと言ってもいいと思います。中小企業診断士が解決
できるのは、プロセスとか組織などの外的要因です。外的要因の問題解決の結果と
して内的要因も解決するかもしれませんが、それはあくまでも副次的効果です。
でも「社員のやる気がない」などと記述してしまうことがよくあります。
③意見を記述する。意見は結局信じるかどうかになる。コンサルタントは事実を根拠に
ロジカルに説得しないとクライアントが納得しない。しかし普段記述する文章は、
事実と意見が混在しているのにそのことに気づいていない。アメリカでは小学校から
事実と意見を峻別する教育を受け、練習を積んでいる。日本では大人でも意識して
いないので、自然に失敗しています。
みなさん1年間よく頑張られました。コンサルタントになられる方はぜひ一緒に切磋琢磨
していきましょう。
スポーツビジネス
読者の皆様、こんにちは。17期卒の渡邉大輔です。
まず初めに22期制の皆様、お疲れ様でした!きっと実りある1年間になったのではないでしょうか?
ブログの投稿のみでなかなか顔を出すこともできていないので、誰?と思われているかもしれませんが
これからはOBOGとしてよろしくお願いします。
さて、私ですが倉敷アブレイズという女子バレーボールチームの部長という新たな仕事を始めました。
仕事と言っても無報酬のボランティアですが…
倉敷アブレイズとは、5年前に立ち上がったチームで、私が所属している倉敷商工会議所青年部のメンバーの会社が運営をしています。できたばかりのチームですが、昨年は西日本の地域リーグで優勝、そして今年からはVリーグへ参戦するチームです。
私は元々スポーツクラブの運営に興味があったので商工会議所の飲み会の時にアブレイズの方と話をしていて、それなら一緒にやろうとお声がけいただいたので即答で始めることにしました。
私はサッカー一筋だったので、バレーは全くの素人ですが、練習や試合を見に行くだけでも元気をもらえますしスポーツの良さを改めて実感しています。
私の役回りは、スポンサー集めとふるさと納税や補助金等の施策活用となっているので、選手やチームのためにしっかりとお金が集まる仕組みをつくっていきたいと思っています。
岡山県には岡山シーガルズという女子バレーのトップリーグのチームが既に有り、先日は国体予選で試合をしたのですが、ボコボコにやられました…正直もう少し良い勝負をするのかと思っていましたが、子供と大人くらいの差がありビックリでした。
これからこのチームが育って行き、シーガルズにも勝てるようになるというのを楽しみに、自分のライフワークとして楽しみながらやっていきたいと思います。
7月には滋賀県でVリーグのサマーリーグという大会に出場してきます。是非応援お願いします!
こんにちは、21期生の吉岡です。
WBC以降も衰えを知らない大谷翔平ですが、メジャーリーガーとして私が最近気になるのは藤浪晋太郎です。
私はタイガースファンなのですが、ここ数年、私の中で藤浪は完全に戦力外でした。高卒ルーキーとして3年連続2桁勝利をあげ、これからの阪神を支える大エースになるという期待が大きかった分、それ以降の体たらくに失望を通り越して怒りを感じていたのが実際のところです。
その藤浪がメジャー移籍と聞いて耳を疑いました。これまで阪神から何人かの選手が海を渡りましたが、新庄にしても藤川にしても日本でそれなりの活躍をしたうえでの移籍でした。ところが、藤浪はここ数年ほとんど実績を残していない中でのメジャーリーグ挑戦です。当初は鼻で笑っていました。
世間での評価も私と全く同じでした。日本で通用しないのにメジャーで通用するわけがないとか、藤浪はもう終わった選手だと、さんざんに叩かれていたのです。
するとどうでしょう、不思議な気持ちが沸き上がってきました。阪神ファンが馬鹿にするのはいいけれど、他の奴らに言われる筋合いはない、というわけのわからない感情がふつふつと沸いてきたのです。自虐的な阪神ファン気質がそうさせたのでしょうか。。。
今の藤浪と大谷を比べるのは恐れ多いことですが、あえて比較するならば、球速はほぼ同じか藤浪の方が少し速い、奪三振率は大谷より劣るとは言えメジャーリーグの中では高い方です。やはり、最大のネックはコントロールなのでしょう。ファーボールのあとにストライクをとりにいったボールを痛打される、中学生並みの投球術が今の彼の現実です。
しかし、仮にも高校時代には全国大会で春夏連続優勝の立役者となり、プロ転向直後に3年連続で2桁勝利をあげた男です。潜在能力は未だ高いもの持っていると信じたい。大谷翔平ほどではないにしても、それなりの成績を残して、阪神ファンの溜飲を下げてほしいと思います。
藤浪晋太郎くん、がんばってください。そしてメジャーリーグで大活躍した後に、阪神タイガースにもどってきてください。
皆さんこんにちは。
22期の藤川豊です。
稼プロ!22期生としては、最後のブログになります。塾長、コースマスター、事務局長、事務局の皆さま、また22期同期の皆さま、1年間、貴重な学びの場をいただきありがとうございました。この1年で得られたことを、これからの診断士活動の土台として、活かしていきたいと思います。
また、今後は事務局側に回り、23期の皆さまの学びのサポートもさせていただきます。引き続きよろしくお願い致します。
私は、診断士として2年目を迎えましたが、昨年1年間の経験を振り返りつつ、名刺の整理についてもどうするのがいいのかを考えていました。実際に数えてみると、診断士としての1年目の活動を通じていただいた名刺は、約350枚ほどありました。しかし、大半は名刺交換だけに留まっているケースも多かったです。
今後の課題としては、名刺の数だけでなく、名刺を交換する際の情報交換の仕方についても、工夫が必要だと思っています。また、名刺を交換した後も、どのようなフォローアップや関係構築の取り組みを行えるかを考えていきたいと思います。
名刺の数はネットワークの大きさを表す要素ではありますが、相互に支援し合える関係を築くための行動も大事だと思っています。今後も色々な場に出向き、多くの人に出会うことで、つながりを作っていきたいと考えていますが、より良い関係性を築いていけるよう、努力していきたいと思います。
22期の常木です。6月18日にこの最後のブログを書いています。日曜日の夜です。昨日まで1週間、ニュージーランド(NZ)に出張に行っていました。本社はオークランドで北島にあるので、東京の冬よりも温暖ですが、薄手のセーターにジャケットでは夜はさすがに震えました。
さて、今回はAsia Board Meeting(アジア役員会議)に出席するという仰々しい理由での出張でした。参加者はNZ本社の主要メンバーと、アジア・オーストラリアの主要国の社長とファイナンシャル・コントローラー。全員で40名弱。2日間の日程の中で、日本についての時間が90分あり、社長と私で分け合ってプレゼンをし、皆で議論するというのが今回の目的です。私がカバーする範囲は相変わらず広く浅くで、財務・人事・法務・安全業務・物流・薬事・品質というバックオフィス業務すべてについての日本の現状・課題・取組状況をポイントついてまとめて話しました。パワポを大きなスクリーンに映し、皆の前に立ってのまさにプレゼン形式で、もちろん全て英語で説明しました。
お偉いさんを前にしてのプレゼンということで、かなりの緊張は前もって予想され、実際に緊張感をもって話し始めたのですが、最初から感覚が違いました。「あれっ、これって同じくらいの人数で、稼プロで1年間やってきたことじゃん!」という感覚に急に包まれたのです。良い立ち姿、適度な身振り、アイコンタクト、声を張って響かせる、少し歩きながら聞き手の視線を受け止めるなど、稼プロで注意され意識してやってきたことが、この特別な環境に触発されたのか自然に出てきて、なんと多幸感に包まれてしまったのです。それなりの高揚感はもちろんありながらも、とても落ち着いた心持ちだったのは意外でした。たまにジョークや自虐を入れる余裕もありました。
30分程の自分のパートはあっという間に終わり、その後のコーヒーブレークの時に10人以上の参加者に声を掛けられ、”Great presentation, Tsuneki-san!” 的なことを言われ続けました。まずは、デビュー戦を乗り切ったかたちとなりました。ただ、プレゼンテーションはあくまでもShowであると思っています。ゴルフではよく下記の様に言います。
“Drive for show, Putt for dough (money)”
遠くに飛ばすのは確かに花があるし盛り上がるのですが、本当に賞金額を決めるのはパターだということです。それを自分で強引に当てはめてしまったのが下記です。
“Make a presentation for show, improve everyday for money”
いくらプレゼンが美しくても、その内容である日々の仕事からの成果がないと実際に業績があがらないのは言わずもがな。地味にパターを打ち続ける日々があってこその、一年に一度の晴れ舞台となるはずです。そんなことを、ニュージーランド産のシャルドネを飲みながら、酔った頭で考えていた一日の終わりでした。
ありがとう、稼プロ!